夏紀行

2008年8月26日
いやいや、また長く空いたもんだ。

一か月ほど広島を離れ関東で、まあ研修みたいなモノに参加してきました。
研修自体はどうでもいいので、その間の飲みの成果をまとめておく。

最初にいった一軒は、普通の居酒屋。
研修開始当初に何日か拘束されたので、4日ほど酒抜いたので一刻も早く酒を飲みたく手近な店で飲む。
まだ明るいうちから暖簾をくぐって店の中に。
最初の生ビールが出るや否や、突き出しが出る前に一気に3分の2を空けてしまった。
突き出しは枝豆、頼んだのはバラとつくねの串2種、そして串カツ。
丁度テレビに映ってたバレーボールを眺めながらゆっくり飲む。
ビールをお代りしたところで串とカツが届く。
古い洋食屋のようなステンの楕円プレートに盛られてなかなか洒落ている。
付合わせの野菜用のドレッシングも別に出されてくる。
味は感動するほどではないが普通に旨い。
ビールを空けて、しばし思案。
ホッピーにしようかと思ったが、サワーで抑えておく。
付合わせの野菜も残さず食べると、なかなか腹にたまる。
なんかもう一品追加しようと品書きを見るが、刺身って雰囲気じゃねし野菜はもう十分だ。
カウンターの奥に煮込みのような鍋が見えたのだが、煮込みは冬しかやってないそうだ。
後々同僚に聞いたところによるとどうもあの鍋はラーメンのスープだったのではなかろうか。
結局目に止まったメンチカツを追加。
さらにサワーを追加してあっさりと帰った。

日曜の昼に嫁を親戚一同に紹介するために中華街で食事。
その後嫁と買物の後、夕食を兼ねてカレーと海軍の街をうろつく。
定休日だとばっかり思っていた牛たん料理の店が開いていたので早速決定した。
聞いたところによると3年前に定休日が変わったと言う。
ということは3年以上来てないのか、久しぶりな訳だ。
まずはビール、ここの生ビールはほんとに美味いんだよな。
料理はタン塩焼、釜揚げ、シチュー、タタキと以前の定番に同じ。
嫁はレバ刺しは食べれるが他の生肉はあまり好きではない。
ユッケ風のタタキはほとんどが俺の物になる。
シチューは何年か前に連れてきたときに非常に気に入っていたので好きなだけ食べてもらう。
ちゃんと残してくれたよ。
酒を六代目百合のロックに変えて、釜揚げと塩焼。
相変わらず美味いよな。
昼間相当暑くてバテバテになったので百合の2杯目、追加した一皿を食べてその日は帰りました。

研修が早く終わる平日、バスに乗って2つ先の駅まで。
あまりに暑いので遠回りする方のバスに乗ってしまい、のんびりと移動。
この街にも昔よく通った串焼きの店があるのだが、もう何年も来ていない。
ネットで情報を検索したところ移転したとか、他の店に吸収されてしまったとか聞いていたのだが、バスを降りて反対側をみると、「何、あるじゃん」
酒屋も本屋もその日行こうかなと思ってた別の店も全部キャンセル。
早速明るいうちから暖簾をくぐることになった。
凍ったジョッキに注がれた生ビールと、突き出しが出たところで焼き物を。
最初は棒つくねにピーマンチーズ。
突出しの大根浅漬けを食べビールを飲む。
ここの大将が串を焼く時は無駄口は一切叩かず、その眼はいつも真剣だ。
つくねが先に出る。
相変わらずレベル高い。
つくねを食べビールを空けてしまったがそのまま待つ。
大将がピーマンチーズを出してくれたところで、ビールのお代りをお願いした。
巻いてある豚バラの焼き加減、ピーマンの火の通り、中のチーズのとろけ具合と3つとも絶妙である。
一度友人達とバーベキューしたときに真似てみたが、猿真似の域を出ることはなかった。
ビールを空けてしまって、酒を清泉に変えて、中華巻と焼きトマトを追加する。
中華巻は春巻に似た感じ、焼きトマトは豚バラで巻いたプチトマト。
焼きトマトは注意して食べないとトマトの果汁が口の中を焼く。
よく冷えた清泉をすすりつつ、さらに追加。
野菜を食いたくなったので玉ねぎ、そしてネットでその存在を知ったチーズ餅を追加。
チーズ餅は珠玉の美味さだったのだが、あせって食べたので上顎の裏べっとりと焼いちまった。
〆張鶴で冷やしつつ、もう少し食えそうだと品書きとにらめっこ。
手羽ともうひとつ、さっき隣にいたカップルが注文してたごぼうバラ巻を追加した。
このごぼうバラ巻が最高だった。
ごぼうの香りと歯ごたえが何とも言えず心地よい。
ひょっとして俺はこれより美味いごぼう料理を食った事がないのではと思えたほどだ。
満悦至極で店を辞す。

関東の友人達と久々に連絡を取り合い、飲みに出ることとなった。
指定された時間は昼過ぎ?
一応、酒を飲むのは5時以降と吹いている俺も少し驚き「何時間飲むのかと」少しびびる。
お互い携帯も知ってるのに、SNSのメッセージのみで連絡を取り2時頃に指定された駅につく。
友人2人と合流し、では早速とばかりに駅からほど近い立ち飲み。
どちらかというと高めの酒を普段好む俺としては立ち飲みの経験はあまりない。
友人に倣ってホッピーから入る、カウンターならばキャッシュオンデリバリーだが一つ離れたテーブルは後払いで良いようだ。
つまみは刺し盛、串などだが品書きをみるとどれも本当に安い。
安いのだが酒に合って美味いのが流石だ。
ホッピーをお代りした後サワーへ。
つまみは煮込み、茄子煮、ポテサラなど当たる幸い頼みまくるが、どれをとってもはずれがない。
1時間以上も居ただろうか。
酔ったというよりは腹が結構膨れたので、河岸を替えることにする。

2軒目は商店街の練物屋の店先でやってるおでん。
缶チューハイを啜りつつ、ゆっくりやる。
時間はまだまだ、友人お勧めの店もまだまだこれからだそうだ。
おでんの中で美味かったのは、ふんわりと出汁を吸ったはんぺんと、関東ネタのすじだ。
広島では、冬場になれば大きなスーパーなどで、ちくわぶ位は見かけるが練すじは流石に見た事がない。
実家のおでんではカレーボールや練すじ、はんぺん、ちくわぶはいつも入っていたからなあ。
まあ関西風のすじ肉やアキレスなども嫌いじゃないんだけど、やはり関東人の血かねえ。
一軒目の店は携帯禁止だったので、ここで携帯の面白写真など友人に見せつつチューハイをすすりまったりと過ごした。

3軒目は居酒屋好きならば誰でも知ってる店だった。
かくいう俺も存在は知っていて一度行ってみたいと思っていたが、この街に来ることがついぞなかったので今まで未訪だったのだ。
店の中は既に多くの客でごった返していたが、カウンターのお客さんが詰めてくれて、角に3人並ぶことができた。
飲み物は友人に任せるとジャン酎という耳慣れないものを注文。
届いて見るとジャンボ酎ハイの略とのことで、なるほど大瓶の酎ハイだ。
料理はここの名物という鯉刺身と特上鰻蒲焼を。
またこの料理美味い。
鯉も鰻もこりゃ他で食えなくなっちまうなあって位に美味い。
段々、料理等の感想が簡素化してるのは大分まわってるからである。
ここで、第三の友人が仕事終わって合流してくるというのでいざ4軒目へ移動することとなる。

4軒目はまだ開店していなかった。
しかし店の外には既に行列ができている。
なんとまあ、愛された店だことよ。
こういった店にはずれがあろうはずもないと、期待して友人達と一緒に待つ。
だいぶ顔に出てたのだろうか。
人数を数えに出てきた店の人に、大人しく飲みなよと釘を刺された。
こういう店は良い。
雰囲気を壊す客や騒ぐ客を放置しないという店の気概があるってこった。
もつ焼きをつまみにとても冷たいホッピーを飲み友人たちと話をした。
店に注意されるようなことはしなかった(と思う)が、この時すでに相当酔っていたので、食い物飲み物の記憶はすでに深い霧の向こうである。
腹も一杯、酔いも相当になったのでここでギブアップ。
次の日飯を食いに行く約束をして電車に乗って家に帰る。
まだ十分にバスがあるのにタクシー使って帰ってるあたり相当まわってる証拠。

翌日、ものすごい宿酔い。
頭痛ってえし、胃はむかつきっぱなし。
かなりひどい状況で迎えに来てくれた友人の車にのる。
ちょっとした距離のドライブ&船旅だったが、休みとあって車多い。
目的の漁協直営という店に着いた時には昼を少し回ってたところか。
料理はものすごく旨そうだし、一品の量もやたら多い。
しかし宿酔いから復活しきれなかった俺はしじみの味噌汁の定食にさんが焼きといたって弱気なメニューの注文だった。
しかしここのメニューはすげえな。
かき揚げ天丼はかき揚げが4つも載ってるし、煮魚などは一匹単位、鰯の刺身も手のひらからはみ出るような半身が15、6枚も乗って出てくる。
友人の頼んだものを少しづつ分けてもらい食ったが、素材が新鮮だからかどれもうまい。
そんでもって安いときてりゃ、この混雑もうなづけるってもんだ。
腹ごなしに近くをぶらつき帰途に。
帰りに、米系のマーケットを冷やかし、うちの近くで蕎麦など食って散会した。

別の平日に酒屋を物色、欲しいものはまあ色々あるが、次の週末に別の酒屋に行く資金を抑えておくために社長に挨拶だけしておく。
駅に向かう途中に一軒の立飲みがあったがあまりの混雑にスルー。
もう一軒の立飲みが反対方向にあったのを思い出しそちらへ。
先日の宿酔いのせいではないが、ホッピーを避けて生ビール。
冷蔵ケースの中からつまみを選ぶ、刺身も一皿4切れ程だが200円くらいからと安い。
カマトロと言ったつもりだが来たのはマグロ。
まあいい、これも食おうかと思ってたし。
ついでに煮込みも注文。
ここはキャッシュオンデリバリーだ。
マグロを醤油で即席のヅケにしながらビールを飲む。
煮込みは柔らかくなかなかのもんだ。
酎ハイに替えて、カマトロも追加。
都合2杯であっさり切り上げる。
流石にこの間、あんな宿酔いを体験しちゃあなあ。

昼から家を出てまず中華街。
嫁への土産を買い、酒屋で酒を買う。
この店でしか買えないものといっても数多くあるし、進め方も上手いしなあ。
日本酒焼酎合わせて5本程で何とか抑えておく。
さらに電車で都のほうへ。
前に下見しに行った酒屋へ。
全国的にも有名な店でもあり客が多い。
前に来た時にお勧めされた日本のラムや粕取の長期熟成などいろいろ買う。
某有名蔵の地元用レギュラーを買っていった客がいたので、もう一本ありませんか?と聞いたら在庫がなかった。
しかしその代わりにと出してくれたのはもっと手に入りにくい、ネットでプレミアになってる品だった。
この店は勿論原価だし、一見に近い客にそんな物を出してくれる度量に脱帽。
都合8本も買い込んで家に送ってもらった。
夜は古酒専門の店に行くつもりだったのだが、電話してみたところなんと定休日。
さてどうしようかと悩んだ挙句、以前後輩を連れていった豚料理の店に行くことに。
本店と支店があるが一人のときは支店一階のカウンターに入ることにしている。
まずは瓶ビール、ここはキリンで行こう。
頭と白菜の漬物を注文。
肉は柔らかく、脂はさらりと溶ける頭を辛子と酢で。
口直しに白菜を。
いつ来ても美味いなあ。
今まではいつもビールからいっても紹興酒だったが今日は焼酎へ。
梅シロップを少しいれて飲むが、こりゃ合うわ。
ここの料理には相性ピッタリ、周りの人みんな飲んでる訳だ。
耳を追加、皮の部分はゼラチンふるふる、軟骨も柔らかく簡単に噛み切れる。
周りの客と高校野球の話題で盛り上がり、焼酎をお替りしていい気分になったところで店を出る。
ああ、ここは今日も美味かった。

研修最後の週は親睦会2件。
一件は平日の研修後同じ班になった同僚5人で。
同僚に近くのスナックを押さえてもらった。
まあスナックという店に一切興味がなく期待もしていない俺だが、なんかファミリアな店だった。
ほぼ貸切状態でしかも予約ってことで料理も結構出してくれたので非常に盛り上がった。
都合3本の焼酎を空けて最後はカラオケでアニソン大会になり、次の日の研修に非常に障害となったのは言うまでもない。
週末に研修全体の親睦会、基本的に宴会では静かに端でビールを飲む俺なので特に感想はありません。
2次会ですぐ近くの焼肉の店に同僚に連れて行ってもらい、分厚いレバ刺しを食った。
非常に分かり難い場所にある店で近くは何度も通ってるのに初めて知った。
レバ刺しは最高に美味かったが、2軒目、しかも宴会の後に行く店じゃないよな。
今度行くときは後輩連れていくか。

こうして約一か月飲み歩いてきました。
同じ店に2回もいかず飲み歩くのは俺にしては珍しいな。
研修中、飲み歩けるだけの小遣いをくれた嫁には頭があがりません。
そりゃあもう、研修終わった後の帰りの新幹線乗る前にしっかり土産買って、家に帰ったら男らしくバシッと土下座ですよ。

神楽月

2007年11月11日
日々をのうのうと過ごしているうちに今年も後2ヶ月を切ってしまいました。
前回から3ヶ月、このペースだと年内の更新は無い事になってしまう、こりゃ困ったな。
今回までの間にあったイベントを思い起こして書いておくとする。

まずはもう一回あったたこ焼きと阪神の国出張。
前回ほど仕事は詰まってなくて、昼からフリーになったのが1日。
後輩を連れ立って出かける。
折りしも外は大雨。
最寄の駅まで歩くつもりが一駅余分に歩いてしまい膝から下はびしょびしょだ。
電車を乗り継ぎ、前回寄った居酒屋を経営している酒屋へ酒を買いに行く。
居酒屋で飲まして貰った酒を欲しいと告げると、季節限定だの店舗限定だので欲しいものが全然買えない。
仕方なく試飲が出来るという酒を4杯ほど飲ましてもらった挙句、長珍のひやおろし原酒を一本購入し家に送りつけてもらう。
2本買うつもりだったけど、何か店員の態度が気になるので一本でやめた。
商売っ気が無いのか、一見だからなめられてんのか。
まあどうでもいい。

阪神の国でも有数の繁華街を華麗にスルーして、西の聖地へ向かう。
秋葉も最近全然近寄ってないから、こういう所をうろつくのは久々だな。
前回来たのは星野阪神が日本シリーズやってるときだったから、4年前か。
一目見た感想としてはそっち系増えたなー。
メイド耳かきだのゴスロリ喫茶だのあちこちに看板が目白押し。
そのような店には目もくれず後輩はアンダーグラウンドな一品を求めて裏通りを探索。
その途中で結構有名な酒屋を一軒見つけ早速中をチェック。
品揃えはなかなか良いな。
探してた和歌山の柑橘系リキュールを試飲させてもらい、通販も出来るというので名刺を頂いて店を出た。
中古ソフト屋でオールドゲーム機のプレミア価格をチェックすると、結構俺の持ってるやつも良い値段になってるな。
しかし超プレミア物をうまく外しているのが俺らしい。
全部売っても小金にしかならないなあ。
オクで相場見て売ったほうがいいや。
3時間近くも後輩とうろついたものの、求めるものは見つからず。
流石に疲れたし5時も近くなったので、ちょっと一杯いきますか。

前回も寄ったディープゾーンの串揚屋。
時間が早かったので待つことも無くすんなり入れました。
中生と串を思い思いに食い20分ほどであっさり切り上げる。
ふう、相変わらず美味いな。
なぜ時間もたっぷりあるのにあっさりなのかというと、メインが控えてるからである。
とその前に、スマートボールで200円ほど時間つぶし。
中々難しいもんだなあ。

地下鉄で2駅ほど移動し、目的の店を探す。
高架近くの道沿いの一軒を発見。
地図無いとわかんなかったな。

予約が入ってるので1時間半ほどならということでカウンターに入れてもらう。
ビールはさっき飲んだのでいきなり日本酒だ。
磯自慢を一合貰って後輩と分ける。
さて肴は後輩にも水を向けつつ、自分の食いたいものはしっかりチェック。
まずは金華山鰯の生ずし、こいつは外せないな。
後輩セレクトは鶏もつ煮、渋いな。
鰯は脂がのって身も厚い。
瀬戸内の小いわしも好きだけど、こりゃ次元が違う。
鶏もつ煮はレバの部分、関西の居酒屋はこういったものが実に美味い。
神戸の居酒屋で食った玉紐煮も美味かった。
こういうものを食うときっちりとした仕事をしてるのがよく分かるよなあ。
あっという間に磯自慢をあけ、奥播磨を追加。
肴も鶏もつに味をしめた後輩が魚ホルモン煮を追加。
俺は蟹みそクリームコロッケなど洒落たものを選んでみる。
蟹みそクリームコロッケも珠玉の美味さ。
噛り付くと熱々のクリームが口の中にどろっと溢れ、蟹みその味が広がったところで冷えた純米奥播磨でさっと。
はー、堪えられんねえ。
あっという間に2人で片付けちまった。
魚ホルモン煮でしみじみとつなぎ、3杯目の美丈夫へ。
肴の追加は厚揚げ焼きと比内地鶏つくね焼き。
厚揚げも普通以上にに美味かったんだけど、この比内地鶏つくね焼きは最高だった。
最近の流行でつくねに卵の黄身を添えて出すところが多いけど、肉に味がしっかりないと黄身の味しかしないつくねがあるんだよな。
ここのつくねは鶏肉の味が凄くしっかりしていて黄身の味に負けてない。
つくねと黄身の味が相まって、口福とはこの事かと思わせる。
いやいや最高。
時間も大分進んだので醸し人九平次を一合貰ってちびちびとやり勘定してもらった。
酒が少々多かったので結構な値段だったがそれでも一人4000円位。
満足度は十二分だ。
次の日も夜、街に出たんだが後輩らと6人でチェーン店のホルモン焼き屋で痛飲して終了した。

さて帰ってきて早々、先輩と後輩とが「きのこ送って貰ったから鍋する」とな。
幸いというか何というか、先日ディスカウントストアで売ってた980円の三脚式バーベキュースタンドを買った俺としては、やたら広いバルコニーと、やたら数のある酒を提供すれば良しとなる。
仕事終わって家帰って早々、テキトーな説明書と首っ引きで三脚スタンドを作る。
後はバルコニーにシート引いて、アウトドア用のテーブルだの椅子だの並べたり、照明を増加したりして準備は万端。
ウチの奥方が帰ってきたところで先輩にTEL。
結構時間にはルーズな方なのでゆっくりと炭など起こしにかかる。
まあ先輩達が来たのが8時過ぎ、肝心要の「きのこ」を先輩の家に忘れるというお茶目があって、先輩の奥方が車で取りに行くなどというハプニングもあって結構夜遅くまでやってました。
きのこのほうははっきり言って美味かったのですが、見たこともないようなきのこばっかりだったのでよく覚えてません。
覚えてるのはコウタケの佃煮、後鍋に入ってたムラサキシメジぐらい?
なんせ、送ったばっかりの長珍ひやおろしの一升瓶、乙王丸と鶴齢の4合瓶が殆ど空いたからなあ。
次の日奥方に朝送ってもらいました。

さて話変わって先日、恒例の酒祭り。
例年は友人との都合もあって日曜に参加していたのだが、今年は初日の土曜にいける事となった。
つまみだの何だのの準備は前日までに万端。
バスの時間もネットで調べて当日の朝。
バス停の向かいのコンビニで新聞など買ってると、それらしいバスが通り過ぎるのを目撃。
あれま乗り損ねたかと思ってバス停行ったらまだきてなかった。紛らわしい。
丁度良い時間のバスがなくかなり早い時間についた。
1時間半くらい待つかなと酒ひろばの方に行くともう10人程度並んでいる。
気合入ってんなあ。
その列の後ろにつき新聞など読んで友人を待つ。
新聞を読んでしまい暇になる、魔人でも久々にやるかなと持って行ったGBAは電池があっという間に切れる。
携帯は死なすわけにいかないので、他に暇つぶしはないかと引っ張り出した酒祭りのパンフ。
よくよく読むと初日の酒ひろばの開場は11時と書いてある。
1時間長くなった待ち時間に辟易しディパックを身代わりに5メーター位離れた花壇の脇で座ってた。
友人も来て何とか暇もつぶせ、11時の開場を迎える。
うわ、人多い。
レジャーシートと新聞で場所を確保し目録をチェック。
まずは九州地方から、蜻蛉特別純米、鷹正宗大吟醸、九州大吟醸手づくり、乙王丸純米吟醸山田錦の4種。
乙王丸は流石に美味いが九州大吟醸が中々良い。
今回用意した肴はチーズ包み、板わさ、豆腐、燻製卵、サーモンフライなど。
板わさ、豆腐って外で食うと中々美味いな。
酒のほうは四国に渡り、亀泉特純、熟成純米開明、小冨士超辛口、桜うずまきにごり、森の翠松山三井特純と続く。
この頃になると人が目茶目茶多くなり各ブース前に溜まってる。
その場で飲んで次何番とか言ってるヴァカとかブース前で固まってるカス共をかわしつつ次々と試していく。
中国地方は山口の純米「原田」。
復活した酒蔵を応援する意味で試す。
他は有木酒造場の燃火燗残炎、鳥取梅津酒造の酒仕込み醸醸、酒仕込み醸醸は貴醸酒だ。
酒ひろばは大混乱で一度ブースに出かけたら20分は帰ってこれない。
人のシートの上を堂々と歩き回るやつに、優しく御注進しつつゆっくりと目録を吟味する。
近畿地方は純米雑賀の郷、純米原酒喜楽里、やたがらす吉野千本桜純米大吟醸、百楽門菩提もと仕込の4種。
喜楽里はあの龍神丸を作った高垣酒造の酒。
龍神丸は飲んだことがあるが、喜楽里は初めて、やはりそつがない。
中部は小夜衣、麗人辛口の極、特選銀盤純米大吟醸。
小夜衣、麗人は毎年飲む。
特に小夜衣は静岡酒の中でも士魂とともに俺の一押し。
関東地方は武勇酒蔵純米吟醸酒、東力士純米酒、岩の井山廃辛口純米酒、丸真正宗吟醸辛口。
前3種は言わずと知れた名酒、丸真正宗は東京23区内唯一の酒蔵ということで飲んでみました。
酒の評価があまり書いてないのは覚えてないからであるが、泥酔したからではない。
これで北海道東北も行けば全国制覇だったがあえてやめる。
人が多すぎなのと、つまみがなくなったのと、十分飲んだからである。
泥酔するために飲むわけではないからさっさと切り上げる。
酒ひろばを脱出し酒蔵どおりを散策。
亀齢と賀茂金秀を今年も試飲。
出店の竜田揚げが何か結構美味い。
去年飲み損ねたドイツビールの生を飲み、酒で打ったうどんを土産に友人と別れ明るいうちに家に着く。
今年も無事終了。
しかし年々モラルが低下していくなあの祭りは。

とまあ酒関係イベント3つの実況報告でございました。
次はいつになりますやら。

新世界

2007年8月7日
月記どころか旬記?季記?
とにかく久々の更新。

引越し後初の夏を迎えております。
広い々々我が家のバルコニーは嫁の家庭菜園に占領されております。
胡瓜、茄子、トマト、ピーマン、しし唐などオーソドックスなものから、苦瓜、食用ホウズキ、茗荷、ほうき草など大量のプランターが所狭しと並び、この野菜高騰の折に結構役立っております。
そろそろ秋蒔きの物の準備に入ろうかというところ。

先日、出張先での飲みが印象に残ったので記録のため更新。
出張先は阪神とたこ焼きの街。
仕事が遅くまで詰まってたので、自由になったのは日も落ちたころ。
初日は一人で酒屋が経営している居酒屋。
本で知って一度入ってみたいと思ってたところだ。
電車を乗り継ぎ地図を頼りに探すも中々見つからない。
台風一過の夜は非常に蒸し暑く、汗だらだら。
町名表示を頼りに細い路地に、入ると物凄く判り難いディスプレイに小さな店名の表示。
こりゃ目の前を通らにゃわからんわ。

エレベーターで上がり大きな引き戸を開け店内へ。
カウンターの端を勧められ冷たいお絞りを受け取る。
日本酒の品揃えの素晴らしい店と聞いていたので、最初から日本酒で行こうかと思ったが、流石に冷たいビールが欲しくなった。
品書きを見ると常陸野ネストビールが揃っている。
エビス生と迷ったが、東京の古酒専門店でよく飲んでいる常陸野ネスト・エクストラハイを頼んだ。
度数8%の濃いビールだが、一息に半分ほど空けてしまった。
ふーーーー落ち着いた。

落ち着いたところで品書きをじっくり眺める。
2杯目からは日本酒に行くと決めているのでそれを見越して肴を物色。
色々悩んだ挙句、紀州鯖の生ずしと泉州水茄子の刺身をセレクト。
突き出しは鯵とラディッシュ、加賀太胡瓜の和え物。
さっぱりとしてて良い。

水茄子が届いたころに日本酒を注文。こちらもビールを飲みながら十分にメニューを検分した。
1杯目は不老泉の山廃純米吟醸。
お勧めのコピー「左フック一閃」に惹かれて注文してみたがこれが当たり。
若干濁りの残った酒を含むとまずメロンのような甘さが、そして飲み込んだ後に程々の酸味を感じる。
非常に夏向きの酒だ。
水茄子は大降りのやつが丸一個、裂いて生姜と塩で食べる。
うむ、水茄子は今まで漬物しか食ったことなかったが、美味いものだ。
ぜんぜん渋みやえぐみなどなく、むしろ甘い。
しかし丸一個は多いなあ。
腹一杯になっちまうぞ。

むしゃむしゃと茄子を食らい、不老泉はあっという間に空く。
2杯目は杉錦の山廃もとしぼりを選ぶ。
この時点で今まで飲んでない銘柄を選ぶ方向が決定。
「かなり酸っぱいですがよろしいですか?」と2回も念を押されたその酒は樽酒のように奇麗に色づいている。
うん、確かに酸っぱい、この酸っぱさは麗人に近い酸っぱさがあるな。
その手の変な酒も大好きな俺にはまったく問題ないが。

鯖の生ずしは浅く締めた鯖が10切れ近くも乗っている。
一皿のポーションでけえ!
またこの鯖、夏なのに脂が乗っててしかも柔らけえ。
杉錦との相性いいし。

杉錦は程なく空いて3杯目は天青シェリー樽貯蔵。
この段階で今日は変わった酒で押すことが決定。
さらに色は濃く、ウイスキーのような感じが出てきてる。
これは良い。
昔、富山でも似たような酒を飲んだが、コストパフォーマンスでこっちに軍配が上がる。
聞くと酒屋のほうでネット注文できるとのことで、帰ったら早速見てみよう。

少し濃い酒に行ったので暖かく油っ気のあるものをと、白えびとコーンの掻揚げを注文。
そういえば白えびも富山で食ったな。
また行ってみたい街ではある。

天青と掻揚げを平らげ、一息。
流石に食い物はもう良いや。
締めにもう一杯だけ飲もう。
メニューには載ってないが、置き場のラベルが見て取れた寛文の雫を注文。
ちゃんと店全体を見てるという無言のアピール、さらに色の濃さも最後まで濃くし続ける組み立てを披露。
寛文の雫は飲んだことがある。
かなり甘い酒なのでデザートワインと思って飲む。
いやあ、気分よく酔えた。
店は奇麗だし、酒肴も申し分なし。
値段も意外とリーズナブル。
意外とやるな、この街は。

そいでまた汗だらだらで宿に戻って寝た。
次の日も夕方まで拘束されそれから飲みにでる。

今日は地元出身の後輩の案内で串揚げを食いに行く。
地下鉄を乗り継ぎこの街のシンボルともいえる塔のある一角。
俗に(今日のタイトル)といわれる所である。
前に友人たちと旅行に来たときに近くは通ったが、昼でさえその雰囲気は初めての者にはディープ過ぎて、夜はグリコ看板の街で飯を食った。
今日はそのディープなエリアど真ん中のの串揚げ屋。
後輩が勧めるその店は数多くの串揚げ屋が存在するこのエリアでも唯一といって良い行列のできる店だった。
今日も蒸し暑く別に並ばなくても思ったが、どう見てもその筋の方やタイヤがなくリムだけの車輪の自転車で走り去るオッサンなどディープさを堪能しつつ、30分も喋っていると順番が来た。

3人で並びまず大生と名物どて焼き、串揚げを注文。
なるほど、こりゃあ旨い!!
並んでまで食う価値あるってもんだ。
串揚げ自体は以前神戸で食ったことがあるがここのはもう別の料理だ。
どて焼きはとろりと煮込まれてやわらかく、タレの絡みも絶妙。
串揚げはふんわりと柔らかい衣で、油切れもよく何本でも食えそう。
卵、茄子、チーズ、ロースハム、ししゃもなど食いたいものをどんどん注文し食いまくる。
ビールのお代わりを中にし、その分を食いにまわしても全種類は食えないな。
まあ自分の食べたかったものは大体食って小一時間で終了。
腹一杯になって4千弱、後輩に言わせるとかなり行ったほうらしい。
でも満足度は十分だ。

散歩代わりに街を歩く。
シンボルタワーの電飾や、街のネオンを携帯で撮る。
スマートボールの店なんかあってふいんきはますます上昇。
コンビニの隣の暗がりに寝袋敷いてお休みになられる準備をしてる方がいたりして油断がならない。
動物園前はそんな人たちで一杯だ。
小一時間ほどディープな町の最深部を案内付で堪能し、帰途に着く。
地下鉄で宿の近くに戻り、少々酔い足りなかったのでコンビニでビールを買い、15分ほど公園飲みをする。
最深部と違ってここには寝てるオッサンはいなかったが。

とまあ、阪神とたこ焼きの街はこのように更けていったという次第です。
ちょっと小遣いを多めに使ったが楽しかった。
今度行くときはもう少し時間が欲しいなあ。

そんなわけで久々の更新。
ま、何とかやってます。

新天地

2006年12月26日
やれやれ、また長いこと空けちまったな。

引越も無事に済み、片付けのほうもほぼ目途がつきました。
11月頭に業者頼んでメインの移動。
自分の車に入らない大きな家具等をメインに運んでもらった。
友人達も応援に来てくれた。
自分である程度搬出していたが、それでもまだ大量に残ってた本を移動してもらい非常に助かった。
あらかた片付いたが、流石に1日では終わらず、細々した物の搬出や、片付けなどは仕事の後などを使い2週間近くかかった。

家の不具合なんてもんは実際住んでみて判るものだが、ご他聞にもれず。
こっちの電気が点かない、風呂が追い炊きできないだのとあちこち修理をお願いしたりと日々がすぎる。
ネットの開通にには、引越後2週間以上も経ってから。
その間はすぐ近くにあるネットカフェに2回ほど行ったが、からくりサーカスなど読み始めてしまい更新どころではなかった。
困ったもんだ。

遊んでばかりもいられない。
家の中だって片付けなければ。
上の階の5畳は自分の自分が使える部屋にしてもらいました。
自分の漫画、酒関係の本、同人誌、CD、ゲームの類は全部ここ。
カラーボックスや本棚、TVボードで壁の一面はほぼ埋まる。
のこり2つのスチール本棚と5段のカラーボックス、天袋付の押入れがこの部屋の収納部分全てだ。
酒関係の本はメインとして外に出し、古いダンチュウなどは段ボール詰めで押入れに。
CDもあまり聞かないものを2箱ほど押入行き。
コンポとTVを組み、本を整理して行く。
あれ、草上仁の本が足りねえ?
草上仁の本は全部、持っているので無くなるとすぐに判る。
職場の倉庫の隅にも置いていた本の箱も全部持ってきた筈なのに、本が足りない。
色々探った挙句矢張り無いと確認。
捨てるはずも無いのでどうやら車から部屋に運び入れている間に、一箱盗まれたようだ。
ショックだった。
盗まれたことより、自分が大切にしてる本が無くなった事にすぐ気がつかなかったことがショックでかなり落ち込んだ。
草上仁の本は6冊無くなったが幸い、比較的新しい本だったのでアマゾンとかで揃え直すことができた。
他に無くなってたのはバカゲー専科や超クソゲーなどのゲーム系。
こっちは諦めることにした。
同人なども大幅に減らし部屋の中の本棚を一般人に見れる程度にまでにすることに成功。

隣の6畳は酒の部屋になっている。
前の部屋で台所の一角を占領していた大量の酒も、サイドボード一個と冷蔵庫一台にほぼ収まり、20本ほどの一升瓶の焼酎は今後メタルラックを組んでディスプレイする予定。
酒器の方も小さな食器棚に収めて、ショットグラスのやぐい飲みのコレクションをディスプレイ。
この部屋をこのように使うことを許してくれた彼女に感謝。
他の部屋は彼女のお好きなようにしてください。

新しい家はバルコニーがかなり広い。
前の住人がバルコニーに残していった家庭菜園の残骸を整理するのは少々骨が折れた。
土をビニールに詰めて埋立処分場へ持っていくが結構な重さの袋が30個にもなった。
しかも処分場行ったら盥回しになってるうちに雨降ってきやがって。
周りを囲っていたブロックは駐車場の隅に積み上げておく。
で、このバルコニーは彼女のプランター菜園に主に利用される。
しかし夏にビヤガーデンをしてやろうと計画している。

片付けのほうも大分落ち着いたところで、家の周辺も大分分かってきた。
コンビニも本屋も徒歩圏内、結構美味いラーメン屋も近いし。
ちょっと歩くが居酒屋も美味しい所が2件ほどある。
おまけにバーまで見つけちまった。
こんな田舎のこんな細い路地にこんな店が?って感じだが入った感じは非常に良い。
ジントニックも少々苦味が強いが美味かったし。
小遣やり繰りして月に一度くらいは行きたいなあ。

ということで引越てからほぼ落ち着きました。
そうですねえ、あと変わったことといえば・・・・。
昨日、婚姻届を提出してきたことぐらいですかね。
ま、そんな感じで。

大作戦

2006年11月3日コメント (1)
いやはや御無沙汰しました。
なにせここ最近非常に大変でして。
なにが大変かというと引越。
8年間住んだ部屋から大脱出いたしますです、はい。

夏前から色々と物件を見に行ったり、住宅情報を雑誌やネットで見たりして探していたのですが、中々これだという物件はありませんでした。
8DKで家賃も安かった物件は、なんと家の中に鉄扉の蔵があり、しかも謎の通路があったりして面白かったが、前の道路が離合不可能なくらいに細くて断念。
街に近く駐車場も2台分ある4DK屋上付は、この石油高騰の折に石油ボイラだったりと決め手に欠けた。

そんな折に情報誌で見つけた5DK、駅から程近く広さも十分そうで早速不動産屋に連絡を取って見に行った。
築年数もそんなに古くないし、風呂やトイレは結構きれいにリフォームされている。
収納も多い、バルコニーもやたら広くつまりは悪いファクターがあまりない。
見に行った帰りには盛り上がってしまい、次の日には借りますとか言ってしまいました。

まあ入居を11月からにしてもらって、10月末に鍵を貰い、掃除と荷物の搬入を始めさせて貰ったが、いやはや大変です。
結構奇麗に見えた部屋もいざ掃除すると大変で、雑巾掛けから洋間のワックス、ビニールレザーの台所は全部マジックリンで束子掛け。
そして荷物の移動。
元の所は奥まったところの賃貸マンションでしかも階段下のすぐ近くまで車でアクセスできないので、ぐるっと回り込んで車まで積み込まねばならない。
しかも異常なまでの酒と本の量。
引越しが決まってからあまり買わず、口を開けてたものは飲んでしまうようにして量を減らしたはずの酒も外にある分だけで139本。
さらに冷蔵庫1台分の日本酒。
本は本で25箱のダンボールを使った今でさえ全部収まっていない。
もうね、いい加減にしろと。

とにかく2台ある冷蔵庫の内、一台を運んでしまいたかったので平日に休みだった友人を、俺の仕事後に呼びだして、冷蔵庫移動大作戦を敢行した。
俺の車は大概のものは積めるが流石に3ドアの冷蔵庫は不可能だろうと判断された。
そこで今は海外にいる友人の考えた作戦を踏襲することにした。
ホームセンターで大き目のダンボール箱を買い、軽トラを借用して運んでしまうという作戦である。
近くのホムセンは90分まで貸し出し無料。
早速実行。
誰かのように車検で軽トラありませんとか、作戦のために買ったブツを自分の車に積まれてしまうとか言うオチはなく、無事に終了。
ただし鍵を自分の車に置いてくるというミスを犯し、友人に取りに走って貰うという失態を演じたため、あと1分で時間オーバーになるところだった。
自重、自重。

そんでもってこの連休がメインの引越しにあたります。
という訳で5日からしばらくネット難民になってしまいます。
復活はみかかの工事日次第なんですが、またこいつが未定とかいう体たらく。
今評価下がりまくりの光電話もついでに申し込んでやってるのに、きりきりせんかい。
まあ引越してしばらくは片付けもございますので、日記の更新もないでしょうが。

そりではしばし放浪してまいります。

秋風月

2006年9月3日
そろそろ日記を更新しておかないと一部の友人についに死んだかと思われそうだな。
のーとの相互リンクしてくださってる方やミクシの方はあしあとが残るから大丈夫だな。

さて夏も終わりましたが皆々様方、いかがお過ごしでしょうか?
当方、相も変わらず広島の片田舎でのんびりとすごしております。
最近、全国でも有名になった断水ですが家の方は幸いエリアをはずれました。
職場の方が断水になってしばし不便な環境になったくらいなものです。

夏前から運動不足を解消するためにジムに行き始めました。
月会費という元手が掛かっていますのでもっとこまめに行けばいいのにいやはやなかなか。
トレッドミルやエアロバイクなどはテレビを見ながらできるので飽きが来なくていいが、15%の登りにしたトレッドミルで甲子園の決勝戦が終わるまでやってやろうとしてたらいつまでたっても勝負がつかず途中で鼻血のためノーコンテスト。
馬鹿なことを。
筋トレは昔一時やってたのでそれなりに負荷かけてます。
まあ腰や膝に負担を掛けすぎないようにするのと、これ以上首周りと肩幅が大きくなって今着てる服が着れなくならないように程々に。
まあトレーニングの後、シャワー浴びてマッサージチェアで寝てるときが最高ですかね、やっぱり。

夏休み、まあ普段の休日と大差ない行動。
敢えて遠くまで行ったってのは墓参りと県北のワイナリーまで行ったぐらい。
ワイナリーでワイン一本とその他色々買い込み。
更に帰り道すがら、観光農園やその売店、ドライブインと寄り道していろいろ買いました。
地ビールはヴァイツェン、デュンケル、ピルスナーと当然3種買って飲み比べ(当然家に帰ってから)
今まで色んな地ビールを飲んだが結構口に合う。
「どっちの料理ショー」にも紹介されてたセンナリのお好みソースがあったので買ってみる。
後日試したところ確かに飲むことができる適度な濃さ、辛すぎないのが丁度良い位。
墓参りの帰りは尾道を少し歩く。
時間が遅かったので飲むことはできなかったが水出しコーヒーの美味しそうな店を見つける。
というか店は知っていたが水出しをしてるのは初めて知った。
今度リベンジ必至。
仕方なくいちじくのワインとレモン七味を買って帰りました。
いちじくのワインは今一つだったが、レモンの七味はすごく香りがいい。
相変わらずエンゲル係数の高いところだ。

夏場はビールがメインなのであまり日本酒や焼酎を買わないが、最近買ったのは宝剣の涼香吟醸と華鳩の貴醸酒大吟醸。
宝剣は去年も夏の吟醸として出していたが名前が変わった。
日本名門酒会が夏の吟醸という名称を使ったからかな?
いつもの宝剣らしい力強さは然程感じずすっきりとしている。
しかしこれがまた旨い。
華鳩の貴醸酒大吟は2340本の限定。
貴醸酒オーク樽や貴醸酒8年は普段から飲んでるが、大吟は初めて。
うーん、旨いんだが甘さ控えめで物足りなく感じてしまうのは普段甘い貴醸酒を飲みすぎだからなのか?

友人からDVD&VHSのデッキを借りて家のビデオを整理し始めたが、遅々として中々進まず。
他にも一杯することたまってます。
雑誌のスキャナ処理、MP3データのファイル名整理だの、友人に頼まれた×××のコピーだの。
更に最近、MDに取り貯めた音楽をMP3にしたいと考え出してしまった。
色々調べて、NetMDを中古で買うかUSBオーディオインターフェイスを買うかというところまできた。
NetMDは俺のような素人にも簡単そうだし、取り込みも早いが今後先がなさそう。
しかも取り込み終われば後は無用の長物が残る。
インターフェイスは取り込みは長いが、音源を選ばず値も7000円程度からある。
どうしたものか、今度詳しい友人に聞いてみるか。

先日携帯で遊んでいて、カルドセプトが携帯版であるということを知った。
いやあPS版で燃えたなあ。
PS2のセカンドも買ったけど、カード大杉の割には使い勝手の良いカードはPS版と然程変わらず、解くだけは解いたゲームだったな。
1月ほど暇があればやってたが、ストーリーモードを解き終わり、通信対戦を少しやったが飽きてきた。
通信対戦ははっきり言って運の要素が大きい。
カードの引き、相手のデッキとの相性がかなりものを言う。
特化されたデッキは必ず弱点ができるため、無敵のデッキは造れない。
一応一番上のクラスには成ったが上級者同士の対戦はそう言う訳で相手の名前を見た瞬間に負けを悟る様になってしまう。
という訳で最近は倉庫番にはまってます。
なんか面白いの他にねえかなあ。

そんなこんなで飄々と生きてます。
後なんか言う事あったかな?










そういえば9月1日をもってまた一つ年をとったらしい。

熱中症

2006年6月18日
梅雨も明けきらない内から暑い事で。

忙しいという、太古から使い古された言い訳を武器にさぼりまくり。
前の日記から約4ヶ月か・・・。
月記どころか旬記になってますなあ。

ここ最近の動静はまあ相変わらずってところでしょうか。
病気の方はあと少しで薬も終了。
先日あった健康診断もどうやら再検査が必要な項目はなさげ。
ただ体重の方がここ最近まずい事になってる模様。

仕事の方は今のところ、のんびりとした配置でのんびりと。
ただ前にいた所と違い手当が激減してるので早いとろ、元の職場に復帰したいものである。
今より格段に忙しくなるのは仕方が無いがな。

以前は映画など殆ど見に行く事は無かったが、ここのところ見に行く機会が増えた。
といっても月に1、2回だが。
最近は男たちの大和、LIMIT OF LOVE 海猿、嫌われ松子の一生など見に行った。
レイトショーだと安いので良い。
しかし映画館で見ると予告編が面白そうである。
今気になってるのは、やっぱトリックの「ブラジル」かな。

タイトルは別に俺が何かに熱中しやすいからではありません。
今日久々に車洗いに行ったら大変な目に会いましてん。
何回か行った洗車場なんだけど、初めてだと思われたらしく管理人の小父さんが300円安く泡洗車コースを使わせてくれたのはいいんだがそれが失敗だった。
梅雨の合間の太陽は異様に張り切っていて、泡洗剤の途中で止めてスポンジで擦り、水→撥水剤→水の順にと掛け終わり、さて。
れあっ???
汚れた泡の後が残ってる!!
まずい、途中で乾かないように気を付けてたけど、間に合わなかった。
しかも上から撥水剤コート!!
最悪。
とりあえず移動させて拭いてみるがやっぱり落ちない。
しかも撥水剤が中途半端に残ったところは白くなってるし。
ガラスにはやたら油膜残ってるし。

さて如何したものやら。
仕方なく車用の洗剤原液で一部擦ってみる。
何とか落ちるな。
良し、全拭きじゃあ!!
ちまちまやっても埒は開かない。
最初は水拭きも同時にしていたが、暑いのと面倒なので途中から洗剤拭きのみ。
気温は真夏ほどでもないが、日差しの強さは引けをとらない。
片面吹いたところで、かなり汗だく。
ペットのお茶をごくごく流し込む。
著しく体力が消耗していくのが分かる。
熱中症の初期症状だな。
まあ以前に真夏の炎天下で終ぞさっきまで回ってたエンジンの上で仕事したときよかマシ。
あの時は35度℃の日向が涼しく感じたもんだ。
しかし人間いつまでも若くはないとは言ったもんで、全面拭き上げ更にガラスの油膜を落とした頃にはもうヘロヘロ。
休憩所になってるタープの下でQooを流し込んだ時には、生き返ったような気分だった。
あんな旨い飲み物はここ最近飲んでない。
皆さんも熱中症にはお気をつけて。

雑誌を殆ど買わなくなって大分経つ。
定期的に買ってるのはダンチュウと食楽ぐらい。
月に10冊以上買っていた4コマ雑誌はほとんどが立ち読みで済ませてしまっている。
まあ新人が台頭してきたため追いきれないって言うのがあって、昔から続いている作品を読むくらいなのでそれで十分かなと。
最近買った本ではイブニング連載の「もやしもん」が面白かった。
また最近は4コマ系は増えに増えているしな。
本当にあった〜シリーズは結構好きだが、その中でもブログ話のは中々面白かった。
本を見て、漫画が面白かったらブログも見てみるってのが常套だが、その中でも寿さんの「新・言戯」は凄い。
4コマまで描いて更に文章付けてほぼ毎日のように更新なんてとても俺にはできねえ。
内容も面白いし、興味ある方は是非一読。

まあ更新が遅々として進まない一番の理由は、相方((C)寿さん)に見られんのがちと恥ずいってとこですが。
どうやらもうしっかりとパスまで知ってるようです。
困ったものだねえ。

早春賦

2006年2月24日コメント (2)
春は名のみの風の寒さよ、とまあ気取ってる訳じゃありませんが・・・
ご無沙汰しております。

いやもう物凄く春を実感しています。
花粉症で!
2、3日前から目がかゆいかな?と思っていたら今日職場でくしゃみの連発。
去年は大した事なかったのでほとんど薬も使わずに済んだのですが今年はそうも行きそうにありません。
あうー、鼻詰まると酒が上手くないんだよなあ。

前回より2ヵ月ほど開いてしまいました。
まあその間の色んなイベントを掻い摘んで書き残すこととしましょう。
正月休みの残りはちょっと遠くまで買い物に行ったくらいです。
車で片道6時間ほどかかりましたが。
会員制のその店は見てるだけでも面白かった。
販売単位が肉だったら1パック1キロとか2キロ。
パンでも24個入りとか物凄く大きいが値段は本当に安い。
冷蔵庫に余裕が無かったのであまり買わなかったが、それでも結構な量の買い物をして帰ってきました。
こういう店がもっと近くにあったら良いのになあ。

1月は他に大きなイベント無し。
2月といえばやっぱり節分だよな!
流行ってるからといって、俺は恵方巻きなんか食わねえがな!
って豆すら撒いてない。

バレンタインデーにチョコを貰いました。
事前に好みを伝えていましたが、貰ったのはロイズのプレシャス
と1983シングルカスク山崎シェリーウッド。
なんとまあツボを抑えたチョコレートでしょうか。
プレシャスのほうは2層の生チョコをスプーン掬って食べる。

チョコを食べて幸せになったってのは始めてかも。
なめらかさといい、練りこまれたワインの風味といい最高でした。
1983シングルカスク山崎シェリーウッドの方も美味しいです。
山崎の樽出原酒15年を舐めつつ、じっくり戴いていくこととします。
さてホワイトデーが恐ろしい。

ダンチュウの方でも特集されてましたがカップ酒を試しています。
最初はハンズで「ひとはなぐらす」を買ってきて、最近はダンチュウに出てた新潟の30種飲み比べを1日に一本づつ飲ってます。
うーん、となるものもあり本醸造だけど中々というのもあり。
まあ色々と選んで気軽に手軽に飲めるのが受けてんだろうなあと思うこのごろ。

最近、美味そうな酒粕を見ると買ってしまう病に掛かってしまっている。
おかげでうちに宝剣、獺祭、八海山、白鴻そして華鳩の粕がある。
宝剣の粕は粕歩合が高く、そのままスプーンで少し食べたら旨かった。
ちょっとシャーベットみたいにしてみるかなと画策中。
華鳩の粕は蔵まで行って手に入れてきた貴醸酒の粕である。
これは是非手に入れたかった。
今までクリームチーズを漬け込むのに使っていた粕床が大分水が出て来たので新しい粕床を作りたかったのだ。
前の粕床は雨後の月の粕を酒一筋の全麹仕込みの酒で練ったもの。
今回は更にこだわり、華鳩貴醸酒の粕を華鳩貴醸酒で練った。
更に藻塩を少し加えてみました。
これに漬け込んだクリームチーズをつまみに酒を飲るのが今から楽しみでしょうがない。

とりあえず早いところ鼻炎の薬を買いに行こう。

大混乱

2006年1月1日
なんというか3年も連続で喪中となりますと、年始のご挨拶の決まり文句も遠き記憶に埋もれてしまいました。
まあ、DNでリンクを張って下さってる皆様、MIXIからご覧になっている皆様、そして訳の分からない検索結果からご覧になっている皆様も含めまして本年も(ry

年末年始の休みはほぼカレンダー通り。
実家に戻る予定もなく、かといって旅に出る訳でもない。
自分自身としては去年に引き続き、格闘技でも眺めつつ馴染みの居酒屋に頼んだ御節を突き、正月用に買った宝剣か雨後の月を啜り新年を迎えようなどと目論んでいたりした。
尤も、30日の夜には居酒屋の大将に頼まれ、御節の詰め込みの手伝いをするつもりではあったのだが。

28日の夜に大将からの留守電に応え、顔を出すと詰め込みだけでなく御節作りの方も手伝ってくれとの事、しかも29日から。
まあ御節が完成しないことには俺の楽しみの柱が一本無くなってしまう訳で二つ返事で了承。
翌日、大将からの電話を待って居酒屋に出勤することに相成った。

彼女と二人、居酒屋に顔を出すと先ず飯を食いに行こうとのこと。
すぐ近所のとんかつ屋で定食を食わせて貰った後、早速作業開始。
程なくこの店を教えてくれた職場の先輩も参戦する。

第一の作業は穴子月輪作り。
鶉の卵をすり身と共に穴子で巻き凧糸で縛り煮る準備。
先輩と二人巻く、巻くひたすら巻く。
一個を半分に切ったものが一人前分になるので、予備を入れて37本?
70人前?
小上がりに所狭しと並んだ重箱が、ベルリンの壁に見えたのは気のせいだと思いたい。

その後先輩とコンビで、牛蒡の牛肉巻、地鶏野菜巻、牛卯の花巻
を作る。
俺は最後の網脂を巻く作業を担当する。
あまり網脂の予備がないので、無駄が出ないよう心を配るが、大きな筋は除かなければならないし、破れた所は上手く塞がなければならないし非常に大変。
まあ一番大変なのは網脂を触った後の手の匂いだった訳だが。
1度車を戻すついでに彼女を家に帰し自分は自転車で再度居酒屋へ。
その後2時近くまで半片肉詰フライとカレー糯米包フライの作成にいそしんでその日はそこで終了。
家に戻り風呂を浴び、一杯引っ掛けてそのまま寝床に潜り込んだ。

翌日は朝から正月用品の買い出しに出る予定だったので、10時ごろからお出かけ。
少々離れてるが安い所まで車を出す。
まあ一応喪中なのだが特に気にせず、小さなお飾りや鏡餅、餅や雑煮用の野菜などを買い込む。
しかし野菜が高いな。
三つ葉一束198円もするのか。
でも大手のスーパーだと298円もするそうなので安いところで買っておくに越したことはない。
車で街中に戻ってきて近所の商店街も覗いておく。
大根、金時人参、根深ねぎ、エリンギなどを購入。

魚屋も今日でおしまいなので大きな声を張り上げている。
蝦蛄がなかなか良さげ、二籠と一掴みで1000円で買う。
あとはより海老を300グラムほど。
これはつまみ用だな。
家で蝦蛄と海老を茹でようとして少々困る。
こんな量一遍で茹でられる鍋ねえよ。
何度かに分けて茹でていると大将からの電話。
時間切れ。
あとは彼女に残りの海老と蝦蛄を託し自分は居酒屋へと旅立っていった。

さて、今日は数の子から。
千枚漬けで巻いて細く切った金時人参で縛る。
たて結びにならないよう、人参を切らないよう神経を使う。
その後は一人で孔雀卵の下拵え。
染め粉で緑色にした鶉の卵をひき肉で包んでフライにするのだが、その肉で包んでラップに一個ずつくるむ作業。
それを70個。
昨日から包んだり縛ったりの連続。
もう何も考えずにロボットの様にやるのが一番。

夕方から常連さんも二人ほど手伝いに加わり、更に興が乗ってくる。
せと貝と数の子マヨネーズ和牡蠣殻盛に焼き目をつける作業は中々楽しい。
調子に乗るとすぐ焦げるがな。

日も落ち段々と寒くなってきた。
作り上げた料理がすべて冷蔵庫に収まりきらないので、店は暖房を入れず戸口も少し開けている。
店の中はかなり寒いが、俺は然程気にならない。
一昨年の仕事の方がもっと寒かったし、元々真冬でもシャツの上はジャケット一枚で過ごす人だし。

その少し開いた戸口を覗く人物。
先輩の近所のKさんであった。
先輩が今日ここ手伝いに来ると聞いていたので覗いて見たそうだ。
その先輩は昨日の手伝いの後、一睡もせずに朝から松葉銀杏に使う松葉を取りに行き、更に子供等と餅つきに参加し打ち上げにも参加した疲れで未だに姿を見せていない。
ともかく先輩が来るのを待つがてら、作業の方も手伝ってもらう。
とりあえず俺と組んで二見椎茸を詰める作業をしてもらう。

大将は手伝いの人間に酒を飲みながら作業をして良いと言う。
俺は作業が雑になるのと、眠くなるのが目に見えてるから飲まずに続けるが、Kさんはご機嫌に焼酎など啜りながら作業をしている。
二見椎茸は無事に終わり、俺は鮭親子和蜜柑釜を詰める作業。
蜜柑釜は中々面倒な作業で遅々と進まず。
Kさんは花百合根甘露煮を引き上げて皿にとる作業を仰せつかる。
一個々々丁寧に箸で引き上げるべきところ、先程から大分言動がおかしくなっていた彼、大胆に箸を突っ込みがらがらと皿に百合根を掻き出し始める。
あーあ、大将の苦労台無し。
横で見ていた俺だが、既に10時間以上作業して止める気力無し。
そもそも酔っ払いに作業をさせちゃいけないねえ。
彼がトイレに行った隙に大将に「何とかならんか?」言われるものの俺にはどうにもなりませんよ。
まあ程なくお帰りになられたのでそれ以上被害は拡がりませんでしたが。

そのKさんの電話に因って目が覚めた先輩、2時過ぎに参戦。
その先輩と肩を並べ切り込みに入ります。
先ずは昨日自分で巻いた穴子月輪。
これはまだ穴子を縦に切るので簡単です。
中心を切れば鶉の卵も綺麗に収まっています。
次は難関、牛卯の花巻。
中身が柔らかいので少し包丁に力が入っただけでつぶれてしまいます。
長さを一杯に使い何とか切りますが微妙に曲がってます。
まあ仕方ない、人間が曲がってるからなあ。
とか言っていると次が超難関でした。
鮟肝の昆布巻。
柔らかいとかそういう問題じゃない。
一回切るのに柳刃を3回くらい戻しました。
いや、もう、はい、全て曲がってる私の性格が悪いんです。
ごめんなさい。

店の中に所狭しと料理が並び、その数57品。
私、この時ほど酒瓶を邪魔に思ったのは酒を飲み始めてから初めてです。
朝の8時頃漸く折詰めに入ります。
一人前で普通の大きさの重箱2段と3分の2を使用します。
つまり1つのお重に2人前は入りません。
入りきらない分はパック詰めにして詰めましたよ70人前。
終わったのは夕方の5時頃。

余った分も含め我が家の分を詰め込めるだけ詰めるとお役御免。
漸く一息、大将の見てない隙にろかせずなど一杯飲み、更に帰山参番を3杯程あおって先輩と店を辞します。
片付けは流石に大将任せです。

這々の態で家に着き服を脱ぎ、一休みしようと目を閉じました。
彼女に起こされました。
時計の短針が右にありますが。
おおおぉぉぉ?俺の年末の楽しみは?orz
その後御節突きながら奥の松大吟醸FNを開けましたよ。
小川VS吉田戦だけ何とか見れたんで御の字。

今年も酒に終わり酒に始まりましたとさ。

再起動

2005年12月3日
長いことハングってました。
誰も待ってないでしょうが漸く再起動に成功しました。

夏前に同棲状態に陥ってからというもの、日記を付ける暇もなく生活基盤の構築に勤しんでいました。
夏祭りへの現役参加も引退。
秋口に入り漸く落ち着いてきた頃に、今度は自分が仕事のストレスからか鬱になってしまいました。
一時は自殺や転職も頭を過ぎるほどの有様でしたが、通院と服薬で持ち直した状態です。
未だ服薬は続いてますが、状態は持ち直したといってよいでしょう。
関係各位、御心配おかけいたしました。

さて、最近は外で酒を飲むことがめっきり減りました。
病気のせいもありますが、主な理由は経済的なものです。
同棲前は月に3、40冊近く買っていた本も、月に10冊も買えば多いほう。
ゲームなぞここ半年買ってません。
日記を復活するのはいいが、この先さぞかしネタに困るような気がしてなりません。

まあ全く居酒屋に行かなくなったわけではありません。
某居酒屋の酒類仕入担当主務として、市場のリサーチは怠っておりません。
こづかい制に移行してますので、自分の趣味で買うお酒は小遣いの中から出すのが鉄則ですので酒の増え方は大幅に下方修正しました。
ここ最近で増えた趣味のほうの酒は、佐藤あらあらざけ2005、まーらん舟ぐらいですか。
家で飲む酒は一応、家計の中から出してくれますので月に一本程度焼酎や日本酒を買ってもらってます。
あらあらざけ2005は今年原料芋を2種類使ってつくられてました。
この酒は年に一本づつ買い、今うちには2001から2005までの5本が並んでいる。
20本ぐらいになったときに一気に飲み比べるのが夢である。

酒といえば先日テレビである蔵の20年古酒が4合瓶一本12万という値段で売りに出されたという。
気になって調べたら、なんと俺の冷蔵庫に一本ある奴じゃないの。
わぉ、ラッキーというかなんというか。
俺が買ったときは6千円だったんだけどな。
なんだかんだいって終売品とか一杯入ってるからなうちの冷蔵庫。

最近は広島にもあまり出かけなくなったのだが、行った時には大抵デパ地下の漬物屋に顔を出すようにしている。
サービス精神旺盛で大抵の商品を味見させてくれるのだが、どれもこれも美味くて何を買おうか迷ってしまう。
先日は2人して迷いに迷った挙句、数の子松前、烏賊松前、谷中生姜、羅臼昆布の利いた白菜、大吟醸の粕と芽山葵の山葵漬けを購入。
あまりに買ったので胡瓜変わり漬をおまけしてくれた。
また山葵漬けが宝剣の様な濃い酒に合うんですわ、これが。

濃い酒といえば高知は無手無冠の生三番が冷蔵庫に入ってたのを先日あけてみた。
生酒の自家6年貯蔵物の様子見だったが、これがどんぴしゃに美味くなっていた。
純米の濃さそのままに、舌触り滑らか、ソトロンのような甘い香りも出始めている。
しまった、開けちゃったよ。
また買って6年待たないと同じもの飲めないじゃん。

そんなこんなで今の酒を楽しんでいます。
居酒屋とかは月に一回程度、2人で外食の折に行く程度ですので、今後ネタ的には少なくなると思います。
しかし日記タイトルは自分でも気に入ってるのでこれで押します。
あと今の自分の課題が「無理しない」ですんで更新は非常に不定期です。
それでも、この店は続けますゆえどうぞ御贔屓に。
毎度。

無力感

2005年5月15日
気がつけば一ヶ月と5日。
いやあサボったサボった。
一人で居酒屋行かなくなると本当に書くことがなくて困る。

GWに入る前に酢橘と若布の国に短い出張。
上司に付き合い一軒だけ飲みに行きました。
表から見ると生簀の並んだただの魚屋にしか見えないが、その奥に居酒屋スペースがあり新鮮な魚をその場で捌いて食えるって寸法。
刺し盛り、大浅蜊バター焼き、ギンポ天麩羅、穴子白焼きと節操無くどんどん注文。
カウンター横並びに7人ですのであまり話はせずにすみ、食い物に集中できます。
ギンポの天麩羅は関東以外で初めて見ましたがやっぱり美味いっす。
穴子は少々脂を落としすぎかな、俺はもうちょっと身に弾力がある方が良い。
他の人達はあまり飲まないので自分だけ冷酒など注文。
誰も飲まないのを良い事に一人で2合空けちまいました。
散々っぱら飲み食いし一人5000円。
多分一番得してるのは俺に間違い無い。

その翌日、酢橘の国の都へ書物など買いに行く。
しかし寂れた駅前だ。
四国の都は全部行ったことがあるが、ここが一番寂れとる。
二軒本屋を巡り目的の本を買い、飯でも食うかと近くを回るもどいつもこいつも心に響かない。
繁華街の方まで歩き結局何処にも寄らずコンビニで弁当買って帰りました。

GW中は一日出勤した他は普通に休み。
いやあ動いた動いた。
前半は部屋の片付けなどしていたが後半は何もそこまで、と言うくらい動いた。
躑躅の名所音戸の瀬戸公園、呉市海事歴史科学館、ひろしまフラワーフェスティバル、ソレイユ、岩国基地フレンドシップデー、マリーナホップと人の多いところを廻り倒した感じ。
はっきり言って疲れました。
ええ、疲れましたとも。
一番疲れたのが岩国、一番どうでも良かったのがマリーナホップ、一番楽しかったのは海事歴史科学館だが閉館時間が迫っていたのと、デジカメを持って行くのを忘れたのとでよく見れなかった。
リベンジ必至。

8日に友人と時間が取れたので海事歴史科学館再訪。
相変わらず人大杉。
今度はデジカメもばっちり。
しかし目玉の10分の1大和、やっぱりでかい。
でかすぎてファインダーに入りきらないんですが?
吹き抜けの3階から撮って漸く入るくらい。
まあ他にも色々あるんだけど、やっぱり松本御大のコーナーは「燃え」ですな。
はやいとこ超時空戦艦まほろばの続きを読みたいものだ。

ここ最近は仕事終わって家に帰って、部屋の片付けをしてと同じような日々を過ごしている。
雑誌類を相当な量捨てたのだが、回収に出すのが大変。
可燃物、不燃物の回収は日祝以外出せるのだが、大量の資源ゴミは回収が極端に少ない。
てな訳で処理場に直接搬入してしまう。
一般の人にみられてはまずいような同人誌もついでに処分してしまえ。
段ボールに相当な数を処理場へ。
ついでに炊飯器も見限って持って行く。
処理場は今迄に何回も行ったことがあるが、投棄口のドアが空いてるところを見たのは初めてだった。
何て言うかビッグサイトの西4階からアトリウムに向かってゴミを放り投げる感じ。
滅茶々々高くて広い。
落ちたらかなり痛そうです。
当然投棄の邪魔になるような手すりなんてものはないので、流石に緊張して投げましたが、あの高さからゴミを捨てるのは中々快感です。
なんか癖になりそう。

自炊が多くなると冷蔵庫の中が手狭になってくる。
そういう時に良いのが炒飯。
何でもかんでも、細かく刻んで炒めて飯に混ぜてしまえば良い。
今回のヒットはにんにくの醤油漬けと高菜の炒飯。
更にじゃこでもあったらもっと良かったかも。

今日買い物に出ようと思ったら、道すがらの駐車場で仔猫の鳴き声がする。
辺りを見まわし車の下にいる雉虎を発見。
どうやら産まれたばかりで親とはぐれた様子。
毛繕いも未だ器用にできないようで顔が汚れてる。
だめだ、これ以上構ってると情が移る。
今の俺の状況では生き物を飼うなんて無理なんだ。
なんとか生き延びてくれよとその場を後にした。

嗚呼、なんて他愛の無い日常。

花見酒

2005年4月10日
朝から非常に良い天候に恵まれている。
絶好の花見日和といわれた昨日より良い天気だ。
昨日仕事だった俺は今日が花見である。

朝一で部屋に帰りまず居室を片付ける。
午後から雨という予報なので、最悪宴の場所だけは確保しておかなくてはならない。
その後食い物の仕込みに入る。

例年、我々はカセットコンロを持ち込んで鍋をする。
今回は先輩が新規参入してくるので七輪による焼き物も加わる予定。
七輪の方は先輩に任せてあるので鍋と〆の食い物は俺が作る。

どんな鍋にするかは昨日から決めていた。
今は無いあの居酒屋のマスターに教わった豚肉と芹の鍋、それを少々アレンジしたものにする。
鰹で濃い目に出汁を引き、醤油で薄めに味をつけておく。
アクセントに粒胡椒を適当な数放り込んでおく。
先日手に入れた京辻みりんも少し。
あまりにも甘いから多く入れると訳分かんなくなりそうだし。

それから米を研ぐ。
おにぎりにする為、盃一杯のもち米を加え土鍋で炊飯。
ウチの炊飯器はもう駄目です。
買おうにもIH炊飯器って何であんなに高いんだ?

米が炊ける間に、冷蔵庫からキムチを取り出し高温の胡麻油で炒め水分を飛ばす。
炒り胡麻を少々加えて出来上がり。
これがおにぎりの具その1。
その2はねぎ味噌を準備。
各々3つずつ作ってラップにくるむ。
これを〆の焼きおにぎりにする魂胆である。

おにぎりが出来上がったところで、鍋の具材を買いに車を出す。
一昨日下見の際、街中の方のスーパーには芹が無かったので車でちょっと離れた所へ。
何とか芹は売ってたものの、しょぼい一束が158円もしやがる。
背に腹は替えられず、棚にあった8束中6束を購入。
それと豚肉、もち豚と幻霜豚のしゃぶしゃぶ用を1パックずつ買ってみる。
蕗の薹などあったので1パック購入。
葉っぱのみを鍋に使おう。
そんでボリュームを出すのに豆腐を加え買い物終了。

家に戻って今度は道具や食器の方を準備。
先ずメモ帳にリストに書き出すがかなりの量になりそうだ。
広島の友人がまだ到着していないので、飲み物と氷を買いに出る。
先日も買った桜餅をデザート用に3つ。
コンビニでビールと氷、それとミニッツメイドのグレープフルーツジュースを買っておく。

家に戻ると友人が到着していたので手伝って貰い道具をパッキング。
鍋、カセットコンロ、ミニバーナー、クッカー、キャンプ用アルミテーブル、予備用のミニテーブル、レジャーシート3枚、焼き網、盃6個、食材のタッパー、ビールに日本酒3本、鍋出汁の入った一升瓶だのこまごましたものまで加えれば相当な荷物です。
毎回思うのですが、何が我々にそこまでさせるのでしょうか?

先輩の奥方に車で近傍の公園まで送ってもらいます。
午後から雨という予報でしたが陽は燦々と降り注ぎ後2、3時間は持ちそうな勢いなので予定通り公園で決行。
人出を確認し、場所が確保できると踏んだところで車から荷物を移動しセッティング開始。
シート2枚で十分な場所を確保。
テーブルを広げたり、鍋の準備をしたり、先輩の方は七輪に火を起こしたりとめいめいに準備。
それでは始まります。

先輩が用意してくれたのは朝掘りの筍。
穂先の柔らい所を薄切りにしてそのまま食う。
甘ー、ウマー。
えぐみなんかまるで無い。

鍋の方も良い具合。
芹と蕗の薹の葉が春を感じさせる。
ビールはさっさと空けてしまい、はや日本酒に移行する。

今日集まった酒は、友人の持ってきた華鳩貴醸酒にごり、金泉安芸の風雅10BY、蓬莱鶴純米大吟醸の奏。
広島の酒の錚々たる顔ぶれである。
華鳩貴醸酒にごりから開封。
かなり甘いにごりだが、しつこい甘さじゃないので良い。
先輩の持参した若筍煮や海鼠にも合うから不思議だ。
考えてみれば若布も筍も海鼠も先輩の獲ってきた地物だし合うのも当たり前か。

七輪の方は皮付きの筍、先輩の獲ってきた鮑、浅蜊を焼きはじめる。
二本目は金泉安芸の風雅10BY、俺の冷蔵庫の中の取って置きの内の一本。
7年古酒だが未だ吟香衰えを知らず、何なんだこの酒は。
酸が強くなるでもないし、熟成の遅い酒だ。

少し離れたところで場所取りしてるらしい人が寝ていたのだが、この人がうつ伏せのまま全く動かないので段々心配になってきた。
3人で酒も飲まず暫らく注視していたが、どうやら息はしている様子。
一安心して花見続行。

筍はほくほくして美味いし、鮑は言うに及ばず、粒の大きな浅蜊もこれまた美味い。
そして蓬莱鶴奏を開封。
若干安芸の風雅よりすっきりと感じるが、これまた吟香華やかな酒だ。

物凄く贅沢な時間を過ごしていると、徐々に空が暗くなってくる。
そろそろ来たか、天気図を見たときから雨は避けられないと分かってたし。
ポツリと来た瞬間、体が反応。
一枚残ってたレジャーシートと出掛けに買っておいたビニールロープであっという間にタープを展張。
本降りになる前には宴の続行が可能な体制を整えた。

周りの花見客は雨の中でまで花見をするほどの根性は無いらしく撤退につぐ撤退。
程無く公園は我々の貸しきりとなった。

鍋も焼き物もあらかた食い尽くし、酒もあらかた飲んだところで〆の焼きおにぎりを焼いてもらう。
醤油を塗りつつじっくり炙り、韓国海苔でまいてかぶりつく。
そんで冷や酒をぐびり、堪らんねえ。

流石におにぎり一個食った所で満腹。
暫らく休憩した後、撤収。

一旦、俺の家に荷物を運びこみゴミの分別、洗い物など片付けたあと軽く二次会。
ジントニックに続いて最近はまってるオリジナルレシピのソルティ−ドッグなど振るまい、桜餅を食う。
こうして今年の花見も大成功の内に終えることができました。
先輩らが帰った後、ベッドにぶっ倒れたらしく、気がつけばCDループしっぱなしで夜中の12時半だったけどな。
御近所の皆様、どうもスミマセン。

桜前線

2005年4月6日
一月に二回の南の島出張を終え漸く仕事の方は少し落ち着いてまいりました。
でも私生活の方は全然安定してないんですよねえ。

さて、桜も漸く花開いてまいりました。
まあ俺は主に花より団子、団子より酒なんですが、甘い物も嫌いではありません。
ここら辺で桜餅といえば殆どの店が道明寺ですが、関東風の桜餅を置いてある所もあり、この季節は重宝してます。

この週末あたりが花見には最高の状態になるそうだが俺土曜日仕事だし。
腹立つ。
何が腹立つかって人が仕事してるときに酒飲んでる奴が居るってのが一番腹立つ。
ってお前が言うな。

ここ最近は外に飲みに行く事もめっきり減ったので、家で飲むのが多い。
最近酒を買ってないので大分冷蔵庫に余裕が出てきてしまった。
給料でたら補充するか。

家に居る時間が長くなると積みゲーでもするかと言う事になります。
てな訳で漸く始めました、九龍妖魔学園紀。
ちょっと後悔、何でもっと早く始めなかったんだろう、俺。
とりあえず攻略本無しで始めたんだけど、速攻諦め。
攻略本を買ってきたときには既に雛先生のバディ加入条件を外してると言う体たらく。
一周目はそのままプレイする事に。
・・・舞草萌え!劉麗センセ萌え!次点七瀬。
まあそんな感じでした。

勢い余って符咒封録で九龍デッキでも作ろうかと思ったが、属性バラバラ過ぎでめんどくさかったので諦め、人物符無しのデッキを組んで敵に与える最大ダメージの上限に挑戦。
意外とあっさり可能だった。

そんなこんなでなんとか生きてます。
日記の更新は遅々として進みませんが。
桜の季節に野暮な事は考えれませんわ。

惜別譜

2005年3月22日
花粉症でかなりぐたぐたな今日此の頃、皆様方は如何お過ごしでしょうか?
そのうちこんなあいさつ文が普通になんのかい?

広島に戻ってきてプチ異動とか色々あって漸く落ち着いて来たかなって今日。
職場の部課長クラスの送別会。
立場上欠席出来ないのが困ったもんだが、実際世話にもなったもんだしな。
取り巻きが多いけど直接話も出来たし、7000円の会費なりの食い物も食えてまあこんな物かと。

二次会に誘われるような隙を見せずに会場を後に。
昼に降っていた雨は既に止んでいた。

街の端だった会場からふらりふらりと歩いて家に向かう。
大きな通りの信号に引っ掛かった時に晴れた空を見る。
天頂に近いところに半月ながらくっきりとした月が光ってる。
思わず手を伸ばす。
届かない届かない。
分かってる分かってる。
だからこそそこが好きな事位。
だからこの街でもう無い店の跡を歩いてみたくなった。

一軒目、俺の年より昔からあった酒場。
俺の職場の先達が相当通った店。
俺の年より昔からこの街にあったと言う。
俺がこの店に入ったのは3度ほどだが他に客がいた事は無い。
おそらく最近はこの店を訪れる人は非常に少なかったのだろう。
おかあさんと呼んでいた人はそれでもずっとこの街で、この店に灯りをともして来た。
確かにこの店の明かりは点いていた。
昨年の10月まで。
今は閉まったまま開かないシャッターに手をあて、この店でおかあさんと話した事を思い出す。

2軒目、一つ裏の通りの食事処。
姉妹で営業されてたその店は、ネットで拾った情報で行ってみた一軒だった。
料理主体のそのスタイルは酒主体の店に入り浸っていた俺に新鮮な店だった。
なんの変哲も無いコロッケやおばんざいが美味い。
生ビールさえないその店の料理は、居酒屋通いを続けていた俺の心の、違う弦を掻き鳴らしたのだった。
魚の生ちり、がんも煮などの普通の料理が普通に美味い。
そんな一軒。
昨年末、店の前を通った時、看板の名前が変わってた。
外から見える範囲で店内を覗き、品書きが大幅に変わっている事を知る。
もう俺の食べたかったあの料理はそこに無かった。

3軒目メインストリートのはずれに近い一軒の店。
居酒屋とも料理屋ともいえない一軒の店だった。
はじまりはタウン誌の片隅の小さな記事。
小さな写真のその料理を美味そうだと思った俺は、一週間もしないうちにその店の扉をくぐっていた。
6席ほどのカウンターにテーブルが2つ。
本当に小さな店だった。
メニューらしいものは無く、ただ壁に数枚の短冊が貼ってある。
それもコースの案内でしかなく何を頼んで良いのか分からない。
必然、料理はお任せだった。
もう最初に何を食べたかも覚えてはいないが数品目に出てきたのはカツサンド。
飲み屋で?つまみに?カツサンド?
自分のスタイルを覆されたようなそのつまみを一つ食った時に、俺は自分のいた世界の狭さを知った。
酒を飲むためにカツサンドを作るとこうなるのか!!!
決して安い店ではなかったが、かなり足しげく通う事になった。
そこで教えてもらった料理は、今の俺の原点に近い。
一度行く度に新しい発見があり、一度行く度に新たな感動があった。
上り調子に見えたその店は、数年前に突然店をたたむ。
その店の跡は二転三転し今は全く赴きを別にしている。
あのマスターが今何処で何をしてるのかは知らない。
でもマスターの教えてくれた事は俺の中に残ってる。

そして4軒目。
昨今流行ってしまった為少々大きい街であれば何処でも沖縄料理が食えるだろう。
そんな流行り廃りがある前からこの小さな街で沖縄料理を供していた小さな店があった。
俺がある漫画家さんの影響で沖縄が好きになる以前からこの街にあったと先輩は言う。
俺が通うようになって、2年ほどしたとき、マスターの奥さんが病気で亡くなり、マスターもその後、店を休みがちになった。
奥さんを無くされた事でかなり大変だったのだろう。
本格的に店を再開した後、今度はマスターが病に臥されてしまった。
店をたたまれた後は、街中で元気に歩いている姿を見かけている。
あのソーミンチャンプルーにこーれーぐーすーをこれでもかと掛けて食ったあの店。
てびちの骨の一本一本までを啜り尽くしたあの店ももうここに無い。

あの店もこの店も、その店で友と語り店主と語り、酒を飲み美味い物を食った。
細部は忘れても、そこにあったことは忘れ得ないだろう。
これから先俺がどんな店に呑みに行こうとも。
月が昇ればその姿を思い出す様に。
この街を歩けば俺は思い出す。

この街で酒を飲んでいた自分の事を。
この街で一緒に飲んだ人達の事を。

奇縁酒

2005年2月24日
久々の関東出張。
仕事はいつもどおりあっさりと終わらせる。
受領だけだし問題は無い。

とはいえ予想よりは少々遅くなり、酒屋による予定だったのをパス。
本屋で新刊を2、3冊購入しそのまま東京の方にに向かう。
今日はおせん、るくるく、よみきりものと見事にひらがなだけの3冊だ。

連れと合流し、電車を乗り換え更に移動。
今日はネットで知り合った方の店へとお邪魔する予定。
昨年、友人にMIXIに誘われ入ったのだが、そこで知り合った方の店が、以前雑誌に紹介されたのをチェックしていて一度行ってみたいと考えていた店と知ったのはごく最近のこと。
今回の出張にかこつけて予約を入れさせて貰ったのである。

仕事が何時に終わるか読めなかったので、予約した時間まで少々時間があった。
成城石井をぶらついたりしてみる。
岡山の酒屋にも売っていたオリーブオイルで揚げた厚切りのポテトチップスが売っていた。
美味いんだけどかさばるので購入は断念。
後で飲むつもりでトカイ・アス・ファイブ・プットニュスを買う。

予約した時間の15分前に電話し店への道程を聞く。
なるほどこりゃ分からんわ。
ぽつぽつと落ちてきた雨の中にその店は見えてきた。

挨拶を交わしカウンターに落ち着く。
外は寒かったが、口開けはビール。
程よく冷えたハートランドが、昼飯の後水一滴口にしてない身体に沁みる。
食べる物はお任せで。

突き出しの身欠き鰊をつまみながらゆっくりと飲む。
店主は見事な大きさの帆立を開け始める。
連れは貝類は苦手といっていたのだが、帆立、牡蠣、鮑は食うという。
そういうのは苦手とは言わない。

捌いたばかりの帆立の刺身が出る頃には、ハートランドはほぼ空けていた。
では行ってみましょう。
ネット上で知り合うきっかけにもなった、めくるめく美酒の饗宴へ。
日本酒をお願いすると、これでもかとばかりにカウンターに並ぶ酒、酒、酒。
これはたまらん。

その中から最近注目していた村祐を、連れは篠峰のもろみ。
大振りのグラスにたっぷりと注いでくれる。
篠峰は一度飲んだことがあるが、もろみは当然飲んだことが無い。
村祐は昨今、ライスワインという名称に近い酒としてネット上で話題になっていたので注目していた。
なるほど、酸が強めで香も、麹の香というよりは果実の方に近いような。
うむう、旨い。
篠峰のもろみを少し貰う。
もろみにしては落ち着き過ぎぐらいじゃないかって位になめらか。
うううむ、なんて危険な店に足を踏み込んじまったんだ。

さっと漬け込んだだけの蛍烏賊、鰹の中落ちの叩き、穴子の刺身と次から次へと旨い物が続く。
村祐はあっという間に進み、四季桜の生生、宗玄、豊盃と続く。
ということは、大分記憶が怪しくなるのは必定。
ここから表現があっさりしてくるのはご勘弁。

珠玉は鯨のうねす、西京漬けにして焼いた物。
脂の部分の舌触りが心地良い。
連れは鰹を握って貰い俺の分まで食べ、俺は連れが要らないといったてんこ盛りのうに軍艦を2つ食べ幸せの境地。
更に棒鯖まで。
酒を飲みつつ楽しい話は尽きず、甘強のみりんなども嘗めたりしつつ大いに盛り上がり、店を辞したのは終電も間近な頃であった。

最終電車を乗り継いで連れの所に転がり込んで、凍死の危険が無くなった所で幸せのうちに意識を失う。
トカイ飲んでねえし。
まあいいか。

酒行脚

2005年2月20日
朝っぱらから居酒屋の大将に迎えに来てもらう。
160キロほど離れたところにちょっと酒を買いに行くために。
どうしようもねえな。

缶コーヒーなど飲みながらまずは海岸線をのんびりドライブ。
一時間ほどで一軒目の酒屋に到着。
スーパーに併設されたような酒屋で大将が買い物。
予約してた八幡だの十四代だのを8万ほども買い込む。
大将だってプレミア価格で買いたくも無いが、それを飲みたいという客がいる限り
仕入れ続けなければいけないというジレンマがあるというが。
俺はプレミアのつくような酒を買い漁るほど金持ちではないのでこの店での買い物は無い。

そこから近くにある造り酒屋で直販の酒を買い、一路目的の酒屋へ。
途中、SAで昼飯を食い大体予想通りの時間に到着する。

俺はここでの買い物がメイン。

四季桜の花宝はなかった。
あれば一本買ったんだが。
鶴の友の特選(吟醸)があったのでまず一本。
!!?
何と、レモンハートにも出てたポール・ジローのジュースが売ってるじゃん。
これは買い、絶対買いだ。
一本1300円と少々値が張るが、2本購入決定。
そしてポール・ジローとどっちにするか悩んだ挙句、黒糖焼酎ネリヤカリヤの原酒を買う。
他にもオリーブオイルで揚げた厚切りのポテトチップスや、瓶に入ったバターピーナツなどを買った。
大将は頼まれ物を2、3本買っただけで終わり。

さて帰り道。
時間もまだ早かったので帰り際にもう一軒酒屋に寄る事にし国道を走る。
先ほどの店で、大将もポール・ジローのジュースを一本買ったのだが飲んでみたいので開けろという。
助手席に座っていた俺が、まあ開けたのだがこのジュース、炭酸入りなんでふたがシャンパンと同じ針金キャップ付きのコルクなんだよな。
瓶一本全部飲むわけでもなく、当然もう一度蓋をしなきゃいけなくなる訳だ。

スパークリングワインをあけてまだ中身が残ってるうちに開けたコルクを嵌め戻す。
一度挑戦してみてください。
嫌になりますから。
揺れる車の中でレザーマンマイクラのナイフでコルクを削って何とか外れない程度に嵌め戻せましたが二度とやりたくない仕事でした。

途中で運転を替わり、一時間ほど走って酒屋に到着。
店で出すのに探していた酒が何本かあったようで大将が購入。
俺は特に無い。

そこからは特に渋滞にもかからず5時過ぎに帰着。
自分の酒を大将の車から降ろし、借りてる代車に積みそのままディーラーへ。
修理は完了していたので受け取り。
部品と工賃で7500円程度で済みました。
荷物を積み替え、自分の駐車場へ戻りコンビニで晩飯を買って帰宅。

まずは買ってきた酒を冷蔵庫にしまう。
明日から少々長い出張になるので、ごみ捨てなどを片付け、明朝の準備を終わらせる。
それから晩飯、飲み、ネットといつものコース。
ではしばらく。

悲喜劇

2005年2月19日
昨日の覚書より。
仕事が早く終わったので、伸びに伸びた髪を切りに行く。
自転車で移動していたのだが散髪を終えて外に出ると派手に雨が降っている。
困ったもんだ。

酒屋に寄るなどしつつ一度家に戻り、友人を拾いに広島へ。
先日、スキーで脊椎の剣状突起を骨折した友人は病休中。
美味い物でも食って元気をだして貰おうという魂胆である。

降りしきる雨の中、友人を拉致し移動。

久々に居酒屋。
なんだかんだいって顔は出しているが友人と腰を落ち着けて飲むのは久々だ。

ビールで口開け。
甲烏賊、生雲丹の刺身、平目の薄造り熱油掛けを注文する。
他のお客さんと注文が重なったので少々時間が掛かった。
ビールが空く頃に雲丹と烏賊が届く。
今日の気分は日本酒、と言う事で俺は竹鶴のにごり、友人は飛露喜の特別純米へ。
雲丹美味い。
しばらくして平目登場。
半生状態になった平目に紅葉おろし、将軍葱を添えポン酢で食う。
あっという間に一合干して、勝駒の純米に酒を替える。

刺身を食い終わり火が通った物が欲しくなったので、新じゃが芋バター炒め鮭とイクラ和え、牛のマスタード焼を追加。
じゃが芋の方は鮭とイクラを添え同時に食うと塩加減が丁度良い。
牛の方は脂が乗っていたのでもう少しマスタードが効いてる方が良い。

更に雨後の月を一合追加、友人は燗酒など飲んでいる。
〆に鯛飯と蜆汁をいただいて満足のうちに帰る。

でもって今日。
起きるのは早かったが特にする事も無くうだついた後10時少し前に家を出る。
まずジャンパーをクリーニングに出した後、近くのパン屋へ。
この時間にしか買う事の出来ない揚げたてのカレーパンは最高に美味い。
この製パン所のパンはこの街の何箇所かで買う事が出来るが、この揚げたてのカレーパンはここでしか買えない。
家の近くにこんな店がある幸運を感謝せねば。

車で酒屋に移動。
昨日頼んでいた焼酎を受け取りに行く。
30年ぶりに造りを再開したと言う醸造所の焼酎は今全国から注文が殺到しているらしい。
自分の分と頼まれた分、計3本を購入。
一本は昨日届いたばかりと言う黒麹を買った。

酒屋を出た後、近郊で開催されている陶器市へと車を走らせる。
10分ほど走り、駐車場に車を停めて会場へ。
遠いな、駐車場から。

雨の降りしきる中、全国の色々な陶器を見てまわる。
ほとんどが安い雑器だが、中には人間国宝の作品とやらもある。
後でネットで調べたら本当に人間国宝だったりして、ちょっと驚き。

俺は主に酒器を物色。
一回り半して、気に入ったぐい呑みを散々っぱら悩んだ挙句、勧める親父に根負けして購入。
値段は33%引きで2本!!
あーあ、またやっちまった。
後は作者が人間国宝にでもなってくれると素晴らしい事になるんだろうが。
まあ由来の紙とか見ると国際陶磁器展あたりは入選とかしてる様だし可能性は無くもないか。
まあ俺は器が気に入ったから買っただけだが。

車に戻りさてそろそろ昼飯にでもといったところ。
朝っぱらから二人して相談した結果、今日はとんかつを食おうと言う事で意見の一致をみた。
いろいろ探した結果少々山の方に入るが良さげな店を見つけていた。
さてと車を発進させ、ギヤをセカンドに入れようとするとクラッチペダルの挙動がおかしい。
あう、クラッチが切れてねえ。
クラッチが切れないので回転を少し上げてニュートラルに抜く。
とりあえず車を停め、クラッチを何度か踏んでみる。
駄目だあ、全然抵抗がねえ。
何度か踏んだり戻したりを繰り返してみたが、どうも駄目そうだ。
セルを使って走り出してしまえば、クラッチを使わずにギアチェンジをする事も出来るが、ここからディーラーまでは約15キロ。
その間何回信号に引っ掛かる?
その度にセルでスタートなんかしてたら焼き切れちまう。
諦めてディーラーに電話。
40分ほどで回収に来てくれ、代車も持ってきてくれたので車を頼み代車で行動。
山の方のとんかつ屋に行くには厳しい時間になってしまったので、今日は次点の街中の店に変更することにした。

いつもの駐車場に車を停め市電で移動。
店は程無く見つかった。
二人してロースかつ定食を注文。
さほど待つ事も無く出てきたとんかつをざくりと食う。
!!!ウマ−!!!
脂身が、脂身が何て言うか甘い。
肉はさっくりと柔らかく、あまり甘さのしつこくないソースが肉汁の邪魔をしない。
久々に昼飯で感動したよ。
ご飯と豚汁をお代わりしてお腹一杯。

腹ごなしにハンズ、コミコミと歩きとらで本を買う。
からくりサーカス、焼きたてジャぱんの新刊と4コマの新刊を2冊。
その後ソフマで海猿のDVDを買う。

車を出し、いつもの酒屋によって頼まれ物の酒を買った後、最近発見した広島の地酒が豊富な酒屋に寄る。
昨年の全国酒類コンクールの純米吟醸、純米大吟醸部門で一位を取った本州一の大吟と大吟の古酒があったのだが、ディーラーに連れて行かれた車のことが頭をよぎり今日は諦めた。
幾ら掛かるか未だ連絡無いからなあ。
代りにといってはなんだが、京辻のみりんがあったので買っておく。

友人を送り、自分の街へ取って返す。
居酒屋に酒を届けた後、ディーラーへ。
サービスからの説明を聞くと、油圧シリンダーの故障との事。
シリンダー自体が磨耗し、ピストンのパッキンが磨耗した部分にはまり込んで圧抜けを起こしたと言う事でシリンダー交換。
予想したほど高くなく工賃込み1万ちょっと。
まずは一安心。

まあ今日の所は疲れたけん。
コンビニで弁当とビールを買って帰るとするか。
やれやれ。

分水嶺

2005年2月3日
ここ最近、色んな事がありすぎた。
職場、私生活問わずだから気が休まらない。

眠れない。
2時とか3時近くまで起きていても目覚ましがなる前に目が覚める。

酒を飲んでも酔えない。
それはいつもの事か。

色々な事を考え、結論を出していかなければいけない事は解ってる。
しかし、そんな気力も時間も残ってやしねえ。

踏み出す一歩で流れ着く先が決まる。
分水嶺みたいなところに立ってんだろうが、周りが全然見えません。
適当に踏み出したらただの崖だったりしてな。

とりあえず、何も考えずに過ごせる時間が欲しいな。
2年くらい。

不義理

2005年2月1日
留守電に友人の訃報が届ていた。
高校時代の友人の訃報を受け取ったのは今回が初めてだ。
一年ほど前に除去した癌の転移が原因だったそうだ。

高校時代の友人とは最近連絡を取っていなかった。
仕方の無いことだろう。
俺等が高校を卒業した年に生まれた子供が、もう高校を卒業してる。
それほどの時間が経過して行ったのだから。

中継で連絡を取ってくれた友人に先ずTEL。
原因などを聞き、現状などの情報を交換しあう。
この友人は昔っから優秀で広い意味での同業者なのだが優秀すぎてやばいことになってんじゃん。
北はまずいでしょ、北は。

その友人から、葬式に出席して元の連絡をくれた友人の携帯を聞き出しTEL。
やたら周りが騒がしい。
大声で名を告げると、誰だか認識してくれたようだが口調がおかしい。
やべえ、こいつ酔ってやがる。

相当飲んでるらしく、呂律は回ってない。
周りが騒がしいので、声が大きい。
おまけに死んだ友人の話になったら、泣き出しやがった。
すいません、彼の言葉が8割方理解できません。
でも泣きながら話す奴の言葉が、俺の心を衝く。
涙腺が緩くなったのは自覚してる。

30分近く、泣き言と説教らしき言葉を一方的に聞かされた挙句、一方的に突然切られました。
畜生、メアドも聞き出したから今度、こないだ電話で話した内容を纏めて送れって言ってやる。

死んだ友人とは同じ部活でバカばかりしてた。
いや、バカばかりというのは正確ではないな。
部長だった彼は時に熱血振りを発揮し部を牽引し、時には率先垂範してバカな遊びに昂じた。

・・・なまじっか記憶力があるというのは困ったものだ。
都合の悪いことはすぐ忘れる俺の頭も、楽しかった記憶ならば、かなり正確に思いだす。
そして辛くなる。
後から来るんだよ、こういうのは。
畜生、今頃になって涙が出てくんじゃねえか。

まあ、気長に待っててもらおう。
事あるごとに残った者で想いだし、忘れないようにしていくから。
俺がそっち行った時に、見舞いに行けなかった恨み言は聞くからさ。

道楽者

2005年1月24日
うーむ、久々の更新。
困ったものだ、すっかりさぼり癖がついちまった。

前回の更新の後、短い出張の合間に腰を痛めてしまった。
筋肉痛からくる慢性の腰痛持ちなのだが、それとは違う軽度のぎっくり腰状態。
鏡に向かって立つと見事に体が曲がっています。
幸い歩けないほどではなかったので、鎮痛剤を貼り腰痛バンドで抑え付け、漸く最近普通に動ける様になりました。
が、今度はちょっと重い物を持った拍子に右手がぴきっと音を立てました。
機能的にはあまり問題が無いんですが、何かにつけて動かすたびに痛い。
おまけに一週間以上立ったいまでもさっぱり治る気配がないときた。
どうしたもんかな。
更に後輩とキャッチボールなどしていたら、後輩の容赦無い送球に左手の親指を突き指するときたもんだ。
なんかもう満身創痍って感じ。

週末は一度広島へ。
へたれてきたビーズクッションに補充するパウダービーズをハンズで買う。
しかし300グラムとはいえこの梱包でかっ!
買い物の最後に買えば良かった。
紀伊国屋に行き、おでんに関する本を2冊、鍋料理の本を1冊買う。
おでんはともかく鍋の本は祭の際に供する鍋のネタ探しである。

そんな本ばかり買っているとまた酒、食物関連の本棚が許容量を超える。
仕方なくダンチュウ2年分を本棚から外し段ボールに詰める。
平積みになってた本を納める。
もう余裕ねえし・・・。

給料日に居酒屋に顔を出し、その次の日先輩に誘われて贅沢した他は専ら自炊。
最近漸く炊飯用土鍋を使いこなせるようになってきた。
説明書きには中火とかあったが気にせずに、かなり強火でどんどん炊いて蒸気の具合で火を弱めると言う、簡単な事が出来るようになるまでかなり失敗したもんだ。
最近は麦シャリも具合良く炊けるようになりました。

家で飯を食うときはそんなにおかずは要らない。
炊き立ての飯に卵、もしくは納豆でもあればそれで良いんだが、その後にネットやりながら飲む時の為につまみを色々と買ってしまう。
御蔭で冷蔵庫の中結構充実。

鶴の友を空けて、先輩との飲みに亀齢大吟醸と四季桜花宝を開けたので、冷蔵庫の中が少し余裕が出てきた。
土曜日に広島に出た折、街中の酒屋で手頃なやつを購入。
とちあかね、三重錦、鳳凰美田のJ−Sake。
鳳凰美田のJ−Sakeはアルコール度数38度。
ちょっと面白そう。

しかし最近は体を動かすタイプの仕事が続き、あまり飲めない。
何せ缶ビール一本でかなり眠い。
で、うとうとしてたらなんかチャイムがなってるような気が。
玄関出てみると勝手にドア開けて中に体入れてやがる。
某国営放(略)かよっ!
後でゴミ捨てに行くつもりで鍵をかけなかったのは俺だが、誰が勝手に入って良いって言った?
怪鳥とか言う奴か?
まあ怪鳥とかいうのと、不法侵入が気に入らないので対応は推して知るべし。
居室のテレビは点いてたんだがなw
しかしたまらんな、今度からしっかり鍵掛けとこう。

そんなこんなで飄々と生きてます。
相変わらず。

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TEN

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