放浪

2003年5月3日
昨日一日働いた(フリをした)見返りと言っては何だが今日もデイオフ。
バスに乗って桃太郎の国の都を見物に行くとしよう。

先ずはルーチンワークである本屋巡り。
村上もとか先生の「仁」をゲット。
ようやく続きが読める。
同人誌コーナーがあったので覗いて見ると、4コマ系サークルの新刊があった。
広島の店舗でも偶に同人誌フェアをやってるが、女性向がほとんどなのであまりチェックしてなかった。
今度から良く見ておかなくては。
あとは頼まれ物の小説2冊を買ってとりあえず、本屋は終了。

デパ地下をうろついて、買うつもりも更々無いワインの試飲などして、商店街の方に上がってみると、何やら突然賑やかなリズムと共に現れるお姉ちゃん達。
正確に言うと、お嬢ちゃんからお姐さん(と言うのも無理が・・)まで取り揃えて。
どうやらG・Wの催し物の一環でどこやらのサンバチームが来てるらしい。
あー、広島でもFFとかやってるしな。
露出度の高い衣装で踊り狂う女の子(一部除く)を間近にみて、目の保養になったが、バンドマンも非常に近い位置にいたため難聴になりそうだ。
自分の行きたかった方向が通行止めになってしまっていたので20分も目の保養をしてただろうか。
周りにはカメラを構えた連中がゴミほどいる。
どう見ても娘の晴れ姿を撮影に来たお父さん、ってのがいないのだが・・。
大体なんだ?そのバズーカ砲みてえなレンズは?

ようやく抜け出し昼食を食おうと歩いてると、怪しい看板ハケーン!
「総天然色超時空空想科学喫茶 地球防衛軍」とあります。
こんなあからさまに怪しい看板はアメリカ建国以来初めてです。
同県T市にある「インベーダーハウス ナイト」に負けず劣らず怪しいです。
しかしどうやら本体の方は消滅してしまったらしく看板のみが残されているようでした。

昼食はラーメン&カツ丼。
この国独特のドミグラスソースをかけたカツ丼は、最初面食らったものの今では中々のお気に入り。
今日はそば定食、中華そばとカツ丼小のセット。
カツ丼は相変わらず美味いのだが、そばの方が今一つ。
こんなに出汁の味が薄かったかな?

先日の放浪で疲れ果てたのを教訓として、早々と漫画喫茶で時間をつぶす事にする。
日記を1日分アップして、時計を見るとはや1時間経っていた。
ジョジョの第6部を1巻から読み始めて、16巻まで読み終える。
3時間と少しかかった。
昔ならばもう少し早かったかな。

もう一度本屋によって買い損ねてた雑誌を買い、今日の居酒屋を探すことにする。
漫画喫茶のネットで拾った情報1軒。
G・Wで休み。
以前からチェック入れてた店、1軒。
見つからんと思ったら、ある店のまん前で10人ばかりで道路ふさいでる馬鹿どもがいる。
どうやらここらしい。
心の中で毒突きながら次を探す。

なんか良さげな店が見つからず、1時間程もうろつく。
本によると少々離れたとこなら何軒かあるらしいが、帰りのバスが近いのであまり遠くに離れたくない。
休みの店が目立つ中、1軒が目にとまる。
くじらとかも置いてるのか・・。
面白そうだから入ってみることに。

中はありきたりの居酒屋。
日本酒も焼酎も20種類ぐらい。
あまり目立つ銘柄も無いようだ。
先ずビールを頼み品書きを眺める。
ふーん、結構凝ったものもあるようだ。
とりあえず、とり貝のあぶり、白魚と黄にらとシメジの卵とじ、春野菜の天麩羅と注文。
先ずとり貝が届いた。
うおっ?3枚だけ?
これで600円?
1品目にして既にかなりブルー。
酒を日本酒へ、地元の御前酒。
少々甘いが嫌いな甘さではない、初心者の頃はよく飲んだ銘柄でもある。
白魚の卵とじが小鍋で出た。
まあまあ美味いのだが、シメジの石突はもう少し落とした方が良いね。
何かガリって口の中で音したし。
それと三つ葉入れすぎ。

ええと、「しらうお」と「しろうお」の違いはと、酔った頭で思い出す。
ハゼ科の魚で踊り食いにするのが「しろうお」
シラウオ科で天麩羅や卵とじにするのが「しらうお」
何かどーでも良いことなんだけどね。

春野菜天はまあ普通。
ふきのとう、たらの芽、蕗、筍の4種。
面白かったのは蕗と筍。
煮付けにした物を天麩羅にしてあった。
天つゆや塩をつける必要も無く、そのままで食える。
これは中々良いかな。
酒を桜室町の雄町に変えて、ホタルイカ沖漬け、イカ山葵を注文する。
ホタルイカはどこにでもありそうな冷凍物のようだ。
季節がら新物を期待してみたのだが・・。
イカ山葵は山葵漬けにイカの切り身を混ぜただけ。
しかも切り身が2切れしか入ってないし。

焼きおにぎりと天狗舞を頼んで締めとする。
また焼きおにぎりについてきた漬物が美味くない。
書いてて段々腹立ってきた。

総合評価C+、再訪の要を認めず。
と言う事でまだ、新しい店を開拓する余地がある訳だ。
今度はいつ来るか解らないけど。

帰りのバスを待ってたら、1台、なんかバス停から離れて止まったらしく1本乗り過ごした。
ちきしょー、苦情電話いれんぞ、両備バスがぁっ!

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