接点
2003年10月2日今日も休み。
とはいえ変な夢を見て7時過ぎに目が醒めてしまう。
何しろってんだこんな時間から、金もねえってのに。
洗濯をしたり、部屋の片付けをちょこちょことして、昨日の日記などアップしていたら昼近く。
居酒屋の大将からTELがあり、酒を買いに行くお供をする。
天気は上々だし、ドライブには最高だ。
約一時間ほどでまず目的の酒屋に着く。
俺は特に買うものも無い。
大将の方は店に出す泡盛と、頼まれ物を一本づつ購入。
しかし大将、今週既に8万近く酒買ってるらしい。
困ったもんだな。
時間があったので、近くにある造り酒屋の直売所を見に行く。
狭っ苦しい路地に車を止めて店の中へ。
俺は運転が有るし、大将は飲んだら仕事にならないので匂いだけを嗅いで判断していく。
色々と話をしている内に、専務だとか杜氏まで出てきて話始めてるし。
しかも俺まで名刺貰っちゃってるし。
全国区の酒蔵の杜氏の名刺貰ったのなんて初めてだよ。
酒の方は大将が今年の新酒から純米吟醸生酒、雄町純米、それと大吟醸を一本づつ購入。
だから買い過ぎだって。
酒を店の方に送り届けて家に戻る。
今日は先輩からお呼びが掛かってるので飲みには行けないのであった。
家で先輩からの連絡を待っていると、大将から電話。
何でも鹿児島から酒が届いてるぞとのこと。
?
送り主の名前を聞いて合点がいった。
鹿児島のBARの店主である。
前回訪れた時、土産に一本献上したので、そのお返しに送ってくださった様だ。
有り難く頂戴いたす事にしましょう。
本来ならばここから先輩宅に招かれてからの顛末を詳細に書き記すところですが、ちょっと今日は書けそうにありません。
粉塗した文章が面白くないのは重々承知なのですが、正直な今の心情を語るには自分自身にも覚悟が必要なようで。
こりゃまいった。
では続きを。
何の事はなく様は、奥方のご友人をご紹介戴けるという事なのだが、導入部がよろしくない。
この俺の知らない様な酒を先輩に送ってくるような女性である。
会った事はないが、相当の酒好きだろう。
これは負けてはいられない。
↑こう考えてる時点で何か間違っているのだが、とりあえず冷蔵庫から秘蔵の品を取り出し準備の方は万端。
薩摩切子と北海道で買ったお気に入りの酒盃のセットも準備しどこからでもかかって来い状態。
だーかーらー、そうじゃねえっての。
程無く先輩が迎えに来てくれていざ出陣。
先輩は今年の頭に引っ越したので初めて行く家だが、実はうちからそう遠くない。
しかし普段行かない方向なので、新しいコンビニやスーパーなど結構家から近いところにある事を発見。
今後、利用するかもしれないな。
先輩の家に着き中に通される。
前より大分広いところに引っ越した様だ。
子供が3人もいるとどんなに広くても広すぎという事はないんだろうけど。
先輩に持参した酒を渡す。
辰泉純米吟醸京の華と金泉純米吟醸万葉9BY。
金泉は醸造元が他の蔵に吸収される以前に造られた分。
蔵をたたむ噂を聞いたとき街中の酒屋を回って買い占めた内の一本だ。
新しい蔵で再販された銘柄もあるがもう手に入らない物もうちの冷蔵庫に眠ってる。
で、奥方の友人がご登場召されて、紹介される。
名前など基本情報のデータを頭に収めるが明日まで残ってるかどうか甚だ心配である。
こちらの方は超の付く位の酒基地外と紹介しておいてもらう。
まあ確かにその通りなんだが、それだけですまないのが俺なんですが先輩の手前、今日は大人しくしておきます。
そんなこんなで飲み始め、酒は金泉の方から。
持ってきた切子と擦りガラスの酒盃、中々受けがよろしい様で。
酒、凄え。
自画自賛っぽいが、5年古酒なのになんですかこの吟醸香は?
全然衰えてません。
それに加えて味の方も古酒らしい甘味が少し出て更に円熟してます。
こりゃ金出しても買えんわ。
後残りを大切に飲まなきゃなあ。
肴は先輩が採ってきた栄螺と常節の刺身。
また身が柔らかいんだ、採れたては。
そのほか焼茄子や茗荷の素揚げなど、この季節の酒にはぴったりな品々。
流石、先輩の家庭としか言いようがない。
しかし先輩は話し上手だ。
奥方には話せないが、外で飲みに行っても女性に受けが良いのがよくわかる。
何で仕事の話を一般の人に受けるように話せるんだ?
俺にはとても真似できない。
俺は酒だの漫画だのゲームだのの膨大だが愚にもつかない知識を薄っぺらな皮で覆ってるだけだから、興味のない話しは出来ないし、解ろうとも思わない。
それじゃ伴侶なんぞ見つかるわけもなかろうと自分でも解ってる。
でも後戻りは出来そうにない。
家庭の食卓に憧れはあるが、居酒屋のカウンターの居心地が良いんだ。
東京の酒屋の情報を教えてもらった時に俺の携帯のストラップをみて、奥方とご友人は興味を示したがそれが何かはわからなかったようだ。
決定、この人一般の方。
アンダーグラウンドの住人なら一発でわかるネタに反応しない。
おそらく2人で会ったとしても話が続かないに違いない。
酒の話だけでも出きるだろうが、俺の正体を知る事はないでしょう。
12時近くになって先輩の家を辞し歩いて帰る。
しかし乱れない様に飲むのはほんと疲れる。
明日、っていうかもう今日になるのか。
5時20分起きか。
えっ、ストラップ?
某ゲームのチャイナドレス三つ編み眼鏡っこさ・・・。
とはいえ変な夢を見て7時過ぎに目が醒めてしまう。
何しろってんだこんな時間から、金もねえってのに。
洗濯をしたり、部屋の片付けをちょこちょことして、昨日の日記などアップしていたら昼近く。
居酒屋の大将からTELがあり、酒を買いに行くお供をする。
天気は上々だし、ドライブには最高だ。
約一時間ほどでまず目的の酒屋に着く。
俺は特に買うものも無い。
大将の方は店に出す泡盛と、頼まれ物を一本づつ購入。
しかし大将、今週既に8万近く酒買ってるらしい。
困ったもんだな。
時間があったので、近くにある造り酒屋の直売所を見に行く。
狭っ苦しい路地に車を止めて店の中へ。
俺は運転が有るし、大将は飲んだら仕事にならないので匂いだけを嗅いで判断していく。
色々と話をしている内に、専務だとか杜氏まで出てきて話始めてるし。
しかも俺まで名刺貰っちゃってるし。
全国区の酒蔵の杜氏の名刺貰ったのなんて初めてだよ。
酒の方は大将が今年の新酒から純米吟醸生酒、雄町純米、それと大吟醸を一本づつ購入。
だから買い過ぎだって。
酒を店の方に送り届けて家に戻る。
今日は先輩からお呼びが掛かってるので飲みには行けないのであった。
家で先輩からの連絡を待っていると、大将から電話。
何でも鹿児島から酒が届いてるぞとのこと。
?
送り主の名前を聞いて合点がいった。
鹿児島のBARの店主である。
前回訪れた時、土産に一本献上したので、そのお返しに送ってくださった様だ。
有り難く頂戴いたす事にしましょう。
本来ならばここから先輩宅に招かれてからの顛末を詳細に書き記すところですが、ちょっと今日は書けそうにありません。
粉塗した文章が面白くないのは重々承知なのですが、正直な今の心情を語るには自分自身にも覚悟が必要なようで。
こりゃまいった。
では続きを。
何の事はなく様は、奥方のご友人をご紹介戴けるという事なのだが、導入部がよろしくない。
この俺の知らない様な酒を先輩に送ってくるような女性である。
会った事はないが、相当の酒好きだろう。
これは負けてはいられない。
↑こう考えてる時点で何か間違っているのだが、とりあえず冷蔵庫から秘蔵の品を取り出し準備の方は万端。
薩摩切子と北海道で買ったお気に入りの酒盃のセットも準備しどこからでもかかって来い状態。
だーかーらー、そうじゃねえっての。
程無く先輩が迎えに来てくれていざ出陣。
先輩は今年の頭に引っ越したので初めて行く家だが、実はうちからそう遠くない。
しかし普段行かない方向なので、新しいコンビニやスーパーなど結構家から近いところにある事を発見。
今後、利用するかもしれないな。
先輩の家に着き中に通される。
前より大分広いところに引っ越した様だ。
子供が3人もいるとどんなに広くても広すぎという事はないんだろうけど。
先輩に持参した酒を渡す。
辰泉純米吟醸京の華と金泉純米吟醸万葉9BY。
金泉は醸造元が他の蔵に吸収される以前に造られた分。
蔵をたたむ噂を聞いたとき街中の酒屋を回って買い占めた内の一本だ。
新しい蔵で再販された銘柄もあるがもう手に入らない物もうちの冷蔵庫に眠ってる。
で、奥方の友人がご登場召されて、紹介される。
名前など基本情報のデータを頭に収めるが明日まで残ってるかどうか甚だ心配である。
こちらの方は超の付く位の酒基地外と紹介しておいてもらう。
まあ確かにその通りなんだが、それだけですまないのが俺なんですが先輩の手前、今日は大人しくしておきます。
そんなこんなで飲み始め、酒は金泉の方から。
持ってきた切子と擦りガラスの酒盃、中々受けがよろしい様で。
酒、凄え。
自画自賛っぽいが、5年古酒なのになんですかこの吟醸香は?
全然衰えてません。
それに加えて味の方も古酒らしい甘味が少し出て更に円熟してます。
こりゃ金出しても買えんわ。
後残りを大切に飲まなきゃなあ。
肴は先輩が採ってきた栄螺と常節の刺身。
また身が柔らかいんだ、採れたては。
そのほか焼茄子や茗荷の素揚げなど、この季節の酒にはぴったりな品々。
流石、先輩の家庭としか言いようがない。
しかし先輩は話し上手だ。
奥方には話せないが、外で飲みに行っても女性に受けが良いのがよくわかる。
何で仕事の話を一般の人に受けるように話せるんだ?
俺にはとても真似できない。
俺は酒だの漫画だのゲームだのの膨大だが愚にもつかない知識を薄っぺらな皮で覆ってるだけだから、興味のない話しは出来ないし、解ろうとも思わない。
それじゃ伴侶なんぞ見つかるわけもなかろうと自分でも解ってる。
でも後戻りは出来そうにない。
家庭の食卓に憧れはあるが、居酒屋のカウンターの居心地が良いんだ。
東京の酒屋の情報を教えてもらった時に俺の携帯のストラップをみて、奥方とご友人は興味を示したがそれが何かはわからなかったようだ。
決定、この人一般の方。
アンダーグラウンドの住人なら一発でわかるネタに反応しない。
おそらく2人で会ったとしても話が続かないに違いない。
酒の話だけでも出きるだろうが、俺の正体を知る事はないでしょう。
12時近くになって先輩の家を辞し歩いて帰る。
しかし乱れない様に飲むのはほんと疲れる。
明日、っていうかもう今日になるのか。
5時20分起きか。
えっ、ストラップ?
某ゲームのチャイナドレス三つ編み眼鏡っこさ・・・。
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