奉仕

2004年3月7日
先々週中止になった酒蔵主催のイベントの日。
今日は朝から天気も良く絶好の草刈日和。

5時ごろ目が覚めた時は友人は本など読んでいた。
寝なおして7時頃に目を覚まし、シャワーなど浴びる。
草刈の準備と言う事でディパックの中に皮手袋を放りこむ。
アウトドア用の折りたたみのこぎりもついでに。
これは要らねえかなと思ったカーバーの海兵隊仕様のナイフも「男は心にいつも刃を持っている」という訳の判らない言葉と共に放りこむ。
警察に職質されません様に。

友人に車で駅まで送ってもらい友人はそのまま帰っていった。
改札前に集合し電車で約40分ほど離れた駅に移動。
そこから酒蔵へ車で送ってもらった。

酒蔵の脇を流れる川の、川原に生える枯れ葦を刈り取り水質を守り、蛍を保護しようと言う趣旨のイベントである。
早速準備して作業を開始、鎌を借りて葦をなぎ倒していく。
厚手の皮手袋は正解だった。
茨の枝が結構多く軍手などでは丸っきり役に立たない。
おかげで茨の刈り取りはほとんど俺の仕事になったけど。
天気も良く、すぐに汗が吹き出てくる。
上着を脱ぎ作業を続ける。
途中休憩して缶コーヒーを飲んだ、川面を渡る風がものすごく気持ち良い。

上流に行くに従って流れが分岐し普通の靴の人が入りづらくなってきたので、長靴と草刈機の人に刈り取りは任せる。
俺は端の方で潅木をのこぎりでぶった切りまくる。
しかし本当に切って良いんかな、この木。
まあ、ここで切っておけば来年やりやすくなるだろうと川面にはみ出る潅木はどんどんぶった切った。
昼少し過ぎに予定していた面積は終了し、草刈は終わった。

昼からは草刈に参加した人達でバーベキュー。
蔵の方から板だのビールケースだのを運んできて会場を作り、炭をおこして開始。
酒蔵のイベントなんでお酒は当然日本酒。
絞りたて純米吟醸無濾過生原酒、酒米の違う2種の飲み比べなんて滅多にできねえ。
千本錦の方は純米らしく米の旨みが濃く、八反の方はすっきりとしてる。
周りの人は千本錦の方が辛口と言うが、俺的には八反の方がすっきりとしてると思う。
他にも、大吟醸、吟醸生貯蔵酒、本醸造の燗酒、果てはラベルも貼っていない純米の絞りたてなどまで出てきて飲みあげた。
1500円の会費でここまで飲み食いできたら言うことありません。
まあ、バーベキューの最中に雪がちらついてかなり寒かったけどな。

そのあとは蔵を見学。
洗米場、甑、放冷機、麹室、酒母室、仕込みタンク、圧搾機、吟醸タンクと順番に見学。
説明が非常に丁寧で判りやすい。
日本酒の造りに関しては諳んじてるつもりだったが、細かいところを忘れているようだ。
ちょっと勉強しなおさなくちゃいけない。

仕込みタンクではもろみを、圧搾機のところではまさに絞り立てを試飲する。
もろみはかなり甘い、絞りたては非常にガスが残っていて舌に刺激が心地良い。
吟醸タンクの前に斗瓶が5本並んでいたが流石に試飲させてくれなかった、残念。

最後に10何本かを試飲させて戴いたが、流石に全部は飲めそうに無かったので、吟醸、純米を主に飲む。
それでも結構まわってしまいました。
仕込みタンクの一つに古酒とチョークで書かれていたのでそのことを質問するとタンクから直接汲んで飲ませてもらいました。
新酒ばかり飲んでた舌に非常に優しく、これを常温で熟成させてみたいものだ。

蔵元の家に皆でお邪魔してコーヒーなど戴き、歓談の後駅まで送って頂いた。
帰り際に絞りたて純米吟醸生原酒八反を一本購入。
帰りの電車ではずっと立ってた。
座ったら寝そうだし。
最寄の駅まで帰ってきて挨拶して散会。
流石になんか疲れたな、晩飯は買って帰るか。
デパートの食品売り場で桜おこわ、かに玉、麻婆豆腐を購入。
全部は食えないだろうが、麻婆豆腐は明日にでも食えば良いか。
バスで家に戻り、先ず風呂を沸かす。
うわー、なんかぐったり。
このままパソの前に座ったりしたら絶対寝るな。

熱めの風呂で目を覚まし、冷蔵庫に有った試供品の発泡酒の100ミリ缶を空ける。
麻婆豆腐は冷蔵庫にしまい、かに玉をレンジで熱々に温める。
桜おこわも温め、昨日買ったトマトをスライスし脇に塩を盛る。
グラスに石鎚を注ぎ、パソに向かいつつ晩飯。

二日分書いたところで、流石に眠くなってきました。
あー、友人からTEL入ってたんだけど今日はチト無理か。
明日の夜にでも電話するか。

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