凱旋

2004年8月15日
最終日。
同じ様に会場入り。

今日は買いの日。
サークル参加の友人は新刊を落としたため売り子は不要。
チェックサークルは48。
東部戦線456サークルが、敵の主力。

開戦前に知己の作家さんを訪れる。
お土産を渡して話をして新刊をいただいた。

時間があったのでチェックしてあったサークルを一回り。
新刊の有無等を確認し不要なところを切って捨てる。

まもなく開戦。
初戦の相手は八十八夜、ご存知新谷かおる先生のサークル。
近くで偵察していると、新谷先生を訪ねてきた人がいる。
これウチの本といって新谷先生に渡した本を、目を凝らして見ると背表紙に名前があった。
うおぉっ?みなもと太郎先生かよ?
すげえ、なんて凄えショットなんだ。
あぁ、もう少し図太くて厚かましかったら写真撮らせてもらうとこだったんだが。
まあ、見れただけでも良しとしよう。

いよいよ開戦。
拍手をしつつ、対八十八夜戦の一番槍を切らせてもらう。
速攻で買い、新谷先生に頭を下げつつ、激戦区へ身を躍らせる。

4コマ系の商業作家さんのサークルにいったところ、2、3人が何歩か離れてそのサークルを見ている。
どれどれと、前に出てみるとその作家さんが扇子にサインを入れていたのを見てたようだ。
サインの入れ終わった扇子を展示。
時価と書かれていたので、新作のCG集と合わせて1500円ではと言うと、即決で売ってくれた。
うおぅ!超ラッキー!
限定1のサイン入り扇子なんて、そうそう手に入るもんじゃねえし。
やっぱり戦場では憶さず前に出る者が勝利を得るのだ。

東部戦線456地区での戦いは、ほぼ勝利のうちに。
123地区へ移る。
こ・・これは・・・?
大激戦。
くっ、移動も儘ならない。
仕方あるまい、島中大手は手柄を譲ろう。
自らのチェックサークルを抑えるのに全力を傾注。
11時05分、攻撃目標の90パーセント以上の戦果を持って66次攻撃隊の帰還命令を発令。
これをもって基地に帰投するものなり。

西アトリウムにてはたと気づく。
やべえ、雨振ってんじゃん。
まだアトリウムから西3、4へ行くエスカレーターは開放されてないので、外の階段を通るしかない。
どうしよ、傘持ってきてねえ。
って周りを見回すと、画材屋のところで傘売ってんの発見。
何とか戦利品を死守しつつ、基地へ帰投した。

昨日新作の一つは売り切ってしまったので、まったりとした時間が流れている。
部外者が金を触ると、何かあった時戦友に迷惑がかかるので売り子には入らないつもりだったが、挨拶やら営業やらと戦友も忙しい。
その間ブースを空ける訳にも行かず売り子に入る。

後は終了まで売り子したり、裏で休んだりの繰り返し。
午後4時、玉音放送とともに拍手が鳴り響き終戦を迎えた。

さあてここからが忙しい。
ポップ、ポスター、タペストリの類を引っ剥がし、ディスプレイを分解してパッケージング。
ものすごく働いているような描写だが、何せやったこと無いこったし半分以上は邪魔をしてる状態。
何とか全て片付け終わったら今度は、運搬用の車が中々入って来れない。
漸く運搬用の車が入ってきたときには既に日が落ちていた。

戦友の会社に荷物を運び込み、一足先にWMに戻ってきたときはもう8時を過ぎていた。
ビールを一本開けて待ってると戦友が続々帰還。
今日の宴の方針を決定。
鍋の用意をするには時間がかかる、まあかからないのもあるけど。
飲みに行くにもちょっとなって感じなので、今日も惣菜系で部屋飲みと言うことに。
いかんなあ、惣菜での部屋飲みではこのグループで俺が貰っている称号が泣こうって物だ。
やっぱり先に戻って仕込みをしておかないとな。

とりあえずスポンサー様と買い出しに。
おお、豪気々々。
握り寿司だの鰹だのウインナーだのとごっそり買い込む。
あまり記憶に残ってないのは自分で料理してないからだな。
鰹の方は箸を刺してガスで炙り、焼き切りにする。
ウインナーは茹でる。
他は殆ど電子レンジで温めたんでよくわがんね。

いつもの様に飲んだ飲んだ、そして語った語った。
特に何某(仮名)の話は盛り上がったねえ。
戦友に某掲示板で有名な電波系日記を教えると非常に受けていた。
俺もとことん飲み、そしていつしか沈んでいった。

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