一見

2004年12月27日
ご無沙汰いたしました。
恒例の聖戦より帰還いたしました。
それではその間のことなどを。

22日、朝から出征のための荷物を詰める。
着替えと土産の酒が結構スペースを食うが流石は85リッター。
一個に入ってしまうところが素薔薇しい。
ノートパソコンも放り込んだためかなり危険な重量である。
これを片手でひったくって走って逃げれる奴はそういないだろう。

マンションの階段をよろめきながら降り、タクシーで駅へ。
乗車券を買ってホームへ向かう。
ホームへ降りる階段で既に気力は尽き、エレベーターを使わせてもらう。

広島駅では新幹線コンコースのど真ん中に鞄をほったらかして弁当とビールを買いに行く。
もう持って逃げれるもんなら逃げてみろって感じだ。
穴子寿司とビール一本と雑誌を一冊買ってホームへ。
いつもの様に車両の最後尾の席に陣取る。
発車後、ビールを開けて朝昼兼用の飯。
後は新横浜までのんびりだ。
雑誌を読み、GBAで麻雀などして時間をつぶしてるうちに眠くなり、うとうとしてるうちに浜松を過ぎていた。

新横からタクシーで実家へ。
親いねえし。
幸い鍵を持ってたので家に荷物を放り込み、買い物に出かける。
バスで横浜に出てみなとみらい線で中華街へ。
中華街の酒屋で先輩に頼まれた酒と自分の酒を一本づつ、先輩の家に送る。
しかし何で俺は横浜まで来て、広島の地酒を広島に送ってるんだ?
その他自分で飲む為用に、宝剣の大吟しずく、阿部勘の吟醸、とちあかねの本醸を買う。
2本にしようと思ったのに勧めんの上手いんだ。

家に帰って飯を食う。
俺が帰るとおかず多いんだよなあ。
とちあかねはすっきりとして良い。
うーん、腹一杯。

翌日からは大掃除の手伝い。
ガラス洗ったり、手前の部屋を掃除したり。
後は昨年末、冬混みの初日に死んだ婆ちゃんの墓参りに行ったり。

本棚の一部を物置の本棚と内容を入れ替える。
久々に読みたくなった漫画を部屋に持ってくる。
六三四の剣、有閑倶楽部、イキにやろうぜイキによ!、ブラッディエンジェルズ、俺たちの頂、岳人列伝、とってもひじかた君、夢色クッキングなどを引っ張り出してくる。
六三四の剣と俺たちの頂は何回読んでも泣けるなあ。

飲みに出たのは一回。
夕方、横浜に出てまずは駅近くの変わった店で食う。
初めてだったがこれがまた美味かった。
豚の頭、舌、耳、胃、足、尻尾などの他は煮込みやサラダ、御新香位しかない。
舌と尻尾を頼んでみたのだが、舌はしっとりと柔らかく、尻尾はゼラチンふるふるでこんなに美味いものだったのかと驚く。
店は狭く、客層も中年というより壮年が多い。
だが雰囲気は良く、一見の若者が入って来たときも皆気さくに話をしていた。
って俺も一見なんですが。

気分良く店を辞し、当然もう一軒。
ふらりとJRに乗り移動する。
ったく、家から離れる方向にハシゴしてどうする。

横浜から一駅。
この日記に相互リンクしていただいている方の行き付けのバーへ足を向ける。
ここも初めてだが携帯で検索しゲーセンの向かいにある店を程なく見つけることが出来た。

落ち着いた雰囲気の店だ。
客は他に2人ほど。
先ずは俺の定番、ジントニックから。
うん、美味い。
口に残ってたゼラチンの余韻が綺麗に洗われる。
美味かったのでもう一杯、今度はベースをタンカレー?TENにかえて作ってもらう。

3杯目もジンで行くかとピムリコを頼んだが品切れだった、残念。
バックバーを眺めていると、ブランデーのエリアにある細身のシンプルな瓶。
あれは、ポール・ジロー!
普段ブランデーなぞあまり飲まないが、一度飲んでみたいと思っていた酒である。
早速、注文。
温められたグラスから立ち昇る芳香が凄く心地良い。
グラスを鼻に近づけ思い切り吸い込むとそれだけで気分良く酔えそうだ。
少しずつ、少しずつ口に含み広がる香りを楽しませてもらいました。
じっくり時間を掛けたので、少し食べ物が欲しくなりピザを注文。
ピザを食べ終える前にグラスが空いたのでもう一杯何か・・
折角だからサンタテレサを。
これまた熟成された酒特有の甘い香りが心地良い。
いやあ、いい酒飲んだなあ。
ピザも美味かったし。
最終のバスに乗り遅れるまで飲んじまったよ。
最初から乗れるとも思ってませんでしたが。

いやあ2軒とも良い店だった。

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