奇縁酒
2005年2月24日久々の関東出張。
仕事はいつもどおりあっさりと終わらせる。
受領だけだし問題は無い。
とはいえ予想よりは少々遅くなり、酒屋による予定だったのをパス。
本屋で新刊を2、3冊購入しそのまま東京の方にに向かう。
今日はおせん、るくるく、よみきりものと見事にひらがなだけの3冊だ。
連れと合流し、電車を乗り換え更に移動。
今日はネットで知り合った方の店へとお邪魔する予定。
昨年、友人にMIXIに誘われ入ったのだが、そこで知り合った方の店が、以前雑誌に紹介されたのをチェックしていて一度行ってみたいと考えていた店と知ったのはごく最近のこと。
今回の出張にかこつけて予約を入れさせて貰ったのである。
仕事が何時に終わるか読めなかったので、予約した時間まで少々時間があった。
成城石井をぶらついたりしてみる。
岡山の酒屋にも売っていたオリーブオイルで揚げた厚切りのポテトチップスが売っていた。
美味いんだけどかさばるので購入は断念。
後で飲むつもりでトカイ・アス・ファイブ・プットニュスを買う。
予約した時間の15分前に電話し店への道程を聞く。
なるほどこりゃ分からんわ。
ぽつぽつと落ちてきた雨の中にその店は見えてきた。
挨拶を交わしカウンターに落ち着く。
外は寒かったが、口開けはビール。
程よく冷えたハートランドが、昼飯の後水一滴口にしてない身体に沁みる。
食べる物はお任せで。
突き出しの身欠き鰊をつまみながらゆっくりと飲む。
店主は見事な大きさの帆立を開け始める。
連れは貝類は苦手といっていたのだが、帆立、牡蠣、鮑は食うという。
そういうのは苦手とは言わない。
捌いたばかりの帆立の刺身が出る頃には、ハートランドはほぼ空けていた。
では行ってみましょう。
ネット上で知り合うきっかけにもなった、めくるめく美酒の饗宴へ。
日本酒をお願いすると、これでもかとばかりにカウンターに並ぶ酒、酒、酒。
これはたまらん。
その中から最近注目していた村祐を、連れは篠峰のもろみ。
大振りのグラスにたっぷりと注いでくれる。
篠峰は一度飲んだことがあるが、もろみは当然飲んだことが無い。
村祐は昨今、ライスワインという名称に近い酒としてネット上で話題になっていたので注目していた。
なるほど、酸が強めで香も、麹の香というよりは果実の方に近いような。
うむう、旨い。
篠峰のもろみを少し貰う。
もろみにしては落ち着き過ぎぐらいじゃないかって位になめらか。
うううむ、なんて危険な店に足を踏み込んじまったんだ。
さっと漬け込んだだけの蛍烏賊、鰹の中落ちの叩き、穴子の刺身と次から次へと旨い物が続く。
村祐はあっという間に進み、四季桜の生生、宗玄、豊盃と続く。
ということは、大分記憶が怪しくなるのは必定。
ここから表現があっさりしてくるのはご勘弁。
珠玉は鯨のうねす、西京漬けにして焼いた物。
脂の部分の舌触りが心地良い。
連れは鰹を握って貰い俺の分まで食べ、俺は連れが要らないといったてんこ盛りのうに軍艦を2つ食べ幸せの境地。
更に棒鯖まで。
酒を飲みつつ楽しい話は尽きず、甘強のみりんなども嘗めたりしつつ大いに盛り上がり、店を辞したのは終電も間近な頃であった。
最終電車を乗り継いで連れの所に転がり込んで、凍死の危険が無くなった所で幸せのうちに意識を失う。
トカイ飲んでねえし。
まあいいか。
仕事はいつもどおりあっさりと終わらせる。
受領だけだし問題は無い。
とはいえ予想よりは少々遅くなり、酒屋による予定だったのをパス。
本屋で新刊を2、3冊購入しそのまま東京の方にに向かう。
今日はおせん、るくるく、よみきりものと見事にひらがなだけの3冊だ。
連れと合流し、電車を乗り換え更に移動。
今日はネットで知り合った方の店へとお邪魔する予定。
昨年、友人にMIXIに誘われ入ったのだが、そこで知り合った方の店が、以前雑誌に紹介されたのをチェックしていて一度行ってみたいと考えていた店と知ったのはごく最近のこと。
今回の出張にかこつけて予約を入れさせて貰ったのである。
仕事が何時に終わるか読めなかったので、予約した時間まで少々時間があった。
成城石井をぶらついたりしてみる。
岡山の酒屋にも売っていたオリーブオイルで揚げた厚切りのポテトチップスが売っていた。
美味いんだけどかさばるので購入は断念。
後で飲むつもりでトカイ・アス・ファイブ・プットニュスを買う。
予約した時間の15分前に電話し店への道程を聞く。
なるほどこりゃ分からんわ。
ぽつぽつと落ちてきた雨の中にその店は見えてきた。
挨拶を交わしカウンターに落ち着く。
外は寒かったが、口開けはビール。
程よく冷えたハートランドが、昼飯の後水一滴口にしてない身体に沁みる。
食べる物はお任せで。
突き出しの身欠き鰊をつまみながらゆっくりと飲む。
店主は見事な大きさの帆立を開け始める。
連れは貝類は苦手といっていたのだが、帆立、牡蠣、鮑は食うという。
そういうのは苦手とは言わない。
捌いたばかりの帆立の刺身が出る頃には、ハートランドはほぼ空けていた。
では行ってみましょう。
ネット上で知り合うきっかけにもなった、めくるめく美酒の饗宴へ。
日本酒をお願いすると、これでもかとばかりにカウンターに並ぶ酒、酒、酒。
これはたまらん。
その中から最近注目していた村祐を、連れは篠峰のもろみ。
大振りのグラスにたっぷりと注いでくれる。
篠峰は一度飲んだことがあるが、もろみは当然飲んだことが無い。
村祐は昨今、ライスワインという名称に近い酒としてネット上で話題になっていたので注目していた。
なるほど、酸が強めで香も、麹の香というよりは果実の方に近いような。
うむう、旨い。
篠峰のもろみを少し貰う。
もろみにしては落ち着き過ぎぐらいじゃないかって位になめらか。
うううむ、なんて危険な店に足を踏み込んじまったんだ。
さっと漬け込んだだけの蛍烏賊、鰹の中落ちの叩き、穴子の刺身と次から次へと旨い物が続く。
村祐はあっという間に進み、四季桜の生生、宗玄、豊盃と続く。
ということは、大分記憶が怪しくなるのは必定。
ここから表現があっさりしてくるのはご勘弁。
珠玉は鯨のうねす、西京漬けにして焼いた物。
脂の部分の舌触りが心地良い。
連れは鰹を握って貰い俺の分まで食べ、俺は連れが要らないといったてんこ盛りのうに軍艦を2つ食べ幸せの境地。
更に棒鯖まで。
酒を飲みつつ楽しい話は尽きず、甘強のみりんなども嘗めたりしつつ大いに盛り上がり、店を辞したのは終電も間近な頃であった。
最終電車を乗り継いで連れの所に転がり込んで、凍死の危険が無くなった所で幸せのうちに意識を失う。
トカイ飲んでねえし。
まあいいか。
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