神楽月

2007年11月11日
日々をのうのうと過ごしているうちに今年も後2ヶ月を切ってしまいました。
前回から3ヶ月、このペースだと年内の更新は無い事になってしまう、こりゃ困ったな。
今回までの間にあったイベントを思い起こして書いておくとする。

まずはもう一回あったたこ焼きと阪神の国出張。
前回ほど仕事は詰まってなくて、昼からフリーになったのが1日。
後輩を連れ立って出かける。
折りしも外は大雨。
最寄の駅まで歩くつもりが一駅余分に歩いてしまい膝から下はびしょびしょだ。
電車を乗り継ぎ、前回寄った居酒屋を経営している酒屋へ酒を買いに行く。
居酒屋で飲まして貰った酒を欲しいと告げると、季節限定だの店舗限定だので欲しいものが全然買えない。
仕方なく試飲が出来るという酒を4杯ほど飲ましてもらった挙句、長珍のひやおろし原酒を一本購入し家に送りつけてもらう。
2本買うつもりだったけど、何か店員の態度が気になるので一本でやめた。
商売っ気が無いのか、一見だからなめられてんのか。
まあどうでもいい。

阪神の国でも有数の繁華街を華麗にスルーして、西の聖地へ向かう。
秋葉も最近全然近寄ってないから、こういう所をうろつくのは久々だな。
前回来たのは星野阪神が日本シリーズやってるときだったから、4年前か。
一目見た感想としてはそっち系増えたなー。
メイド耳かきだのゴスロリ喫茶だのあちこちに看板が目白押し。
そのような店には目もくれず後輩はアンダーグラウンドな一品を求めて裏通りを探索。
その途中で結構有名な酒屋を一軒見つけ早速中をチェック。
品揃えはなかなか良いな。
探してた和歌山の柑橘系リキュールを試飲させてもらい、通販も出来るというので名刺を頂いて店を出た。
中古ソフト屋でオールドゲーム機のプレミア価格をチェックすると、結構俺の持ってるやつも良い値段になってるな。
しかし超プレミア物をうまく外しているのが俺らしい。
全部売っても小金にしかならないなあ。
オクで相場見て売ったほうがいいや。
3時間近くも後輩とうろついたものの、求めるものは見つからず。
流石に疲れたし5時も近くなったので、ちょっと一杯いきますか。

前回も寄ったディープゾーンの串揚屋。
時間が早かったので待つことも無くすんなり入れました。
中生と串を思い思いに食い20分ほどであっさり切り上げる。
ふう、相変わらず美味いな。
なぜ時間もたっぷりあるのにあっさりなのかというと、メインが控えてるからである。
とその前に、スマートボールで200円ほど時間つぶし。
中々難しいもんだなあ。

地下鉄で2駅ほど移動し、目的の店を探す。
高架近くの道沿いの一軒を発見。
地図無いとわかんなかったな。

予約が入ってるので1時間半ほどならということでカウンターに入れてもらう。
ビールはさっき飲んだのでいきなり日本酒だ。
磯自慢を一合貰って後輩と分ける。
さて肴は後輩にも水を向けつつ、自分の食いたいものはしっかりチェック。
まずは金華山鰯の生ずし、こいつは外せないな。
後輩セレクトは鶏もつ煮、渋いな。
鰯は脂がのって身も厚い。
瀬戸内の小いわしも好きだけど、こりゃ次元が違う。
鶏もつ煮はレバの部分、関西の居酒屋はこういったものが実に美味い。
神戸の居酒屋で食った玉紐煮も美味かった。
こういうものを食うときっちりとした仕事をしてるのがよく分かるよなあ。
あっという間に磯自慢をあけ、奥播磨を追加。
肴も鶏もつに味をしめた後輩が魚ホルモン煮を追加。
俺は蟹みそクリームコロッケなど洒落たものを選んでみる。
蟹みそクリームコロッケも珠玉の美味さ。
噛り付くと熱々のクリームが口の中にどろっと溢れ、蟹みその味が広がったところで冷えた純米奥播磨でさっと。
はー、堪えられんねえ。
あっという間に2人で片付けちまった。
魚ホルモン煮でしみじみとつなぎ、3杯目の美丈夫へ。
肴の追加は厚揚げ焼きと比内地鶏つくね焼き。
厚揚げも普通以上にに美味かったんだけど、この比内地鶏つくね焼きは最高だった。
最近の流行でつくねに卵の黄身を添えて出すところが多いけど、肉に味がしっかりないと黄身の味しかしないつくねがあるんだよな。
ここのつくねは鶏肉の味が凄くしっかりしていて黄身の味に負けてない。
つくねと黄身の味が相まって、口福とはこの事かと思わせる。
いやいや最高。
時間も大分進んだので醸し人九平次を一合貰ってちびちびとやり勘定してもらった。
酒が少々多かったので結構な値段だったがそれでも一人4000円位。
満足度は十二分だ。
次の日も夜、街に出たんだが後輩らと6人でチェーン店のホルモン焼き屋で痛飲して終了した。

さて帰ってきて早々、先輩と後輩とが「きのこ送って貰ったから鍋する」とな。
幸いというか何というか、先日ディスカウントストアで売ってた980円の三脚式バーベキュースタンドを買った俺としては、やたら広いバルコニーと、やたら数のある酒を提供すれば良しとなる。
仕事終わって家帰って早々、テキトーな説明書と首っ引きで三脚スタンドを作る。
後はバルコニーにシート引いて、アウトドア用のテーブルだの椅子だの並べたり、照明を増加したりして準備は万端。
ウチの奥方が帰ってきたところで先輩にTEL。
結構時間にはルーズな方なのでゆっくりと炭など起こしにかかる。
まあ先輩達が来たのが8時過ぎ、肝心要の「きのこ」を先輩の家に忘れるというお茶目があって、先輩の奥方が車で取りに行くなどというハプニングもあって結構夜遅くまでやってました。
きのこのほうははっきり言って美味かったのですが、見たこともないようなきのこばっかりだったのでよく覚えてません。
覚えてるのはコウタケの佃煮、後鍋に入ってたムラサキシメジぐらい?
なんせ、送ったばっかりの長珍ひやおろしの一升瓶、乙王丸と鶴齢の4合瓶が殆ど空いたからなあ。
次の日奥方に朝送ってもらいました。

さて話変わって先日、恒例の酒祭り。
例年は友人との都合もあって日曜に参加していたのだが、今年は初日の土曜にいける事となった。
つまみだの何だのの準備は前日までに万端。
バスの時間もネットで調べて当日の朝。
バス停の向かいのコンビニで新聞など買ってると、それらしいバスが通り過ぎるのを目撃。
あれま乗り損ねたかと思ってバス停行ったらまだきてなかった。紛らわしい。
丁度良い時間のバスがなくかなり早い時間についた。
1時間半くらい待つかなと酒ひろばの方に行くともう10人程度並んでいる。
気合入ってんなあ。
その列の後ろにつき新聞など読んで友人を待つ。
新聞を読んでしまい暇になる、魔人でも久々にやるかなと持って行ったGBAは電池があっという間に切れる。
携帯は死なすわけにいかないので、他に暇つぶしはないかと引っ張り出した酒祭りのパンフ。
よくよく読むと初日の酒ひろばの開場は11時と書いてある。
1時間長くなった待ち時間に辟易しディパックを身代わりに5メーター位離れた花壇の脇で座ってた。
友人も来て何とか暇もつぶせ、11時の開場を迎える。
うわ、人多い。
レジャーシートと新聞で場所を確保し目録をチェック。
まずは九州地方から、蜻蛉特別純米、鷹正宗大吟醸、九州大吟醸手づくり、乙王丸純米吟醸山田錦の4種。
乙王丸は流石に美味いが九州大吟醸が中々良い。
今回用意した肴はチーズ包み、板わさ、豆腐、燻製卵、サーモンフライなど。
板わさ、豆腐って外で食うと中々美味いな。
酒のほうは四国に渡り、亀泉特純、熟成純米開明、小冨士超辛口、桜うずまきにごり、森の翠松山三井特純と続く。
この頃になると人が目茶目茶多くなり各ブース前に溜まってる。
その場で飲んで次何番とか言ってるヴァカとかブース前で固まってるカス共をかわしつつ次々と試していく。
中国地方は山口の純米「原田」。
復活した酒蔵を応援する意味で試す。
他は有木酒造場の燃火燗残炎、鳥取梅津酒造の酒仕込み醸醸、酒仕込み醸醸は貴醸酒だ。
酒ひろばは大混乱で一度ブースに出かけたら20分は帰ってこれない。
人のシートの上を堂々と歩き回るやつに、優しく御注進しつつゆっくりと目録を吟味する。
近畿地方は純米雑賀の郷、純米原酒喜楽里、やたがらす吉野千本桜純米大吟醸、百楽門菩提もと仕込の4種。
喜楽里はあの龍神丸を作った高垣酒造の酒。
龍神丸は飲んだことがあるが、喜楽里は初めて、やはりそつがない。
中部は小夜衣、麗人辛口の極、特選銀盤純米大吟醸。
小夜衣、麗人は毎年飲む。
特に小夜衣は静岡酒の中でも士魂とともに俺の一押し。
関東地方は武勇酒蔵純米吟醸酒、東力士純米酒、岩の井山廃辛口純米酒、丸真正宗吟醸辛口。
前3種は言わずと知れた名酒、丸真正宗は東京23区内唯一の酒蔵ということで飲んでみました。
酒の評価があまり書いてないのは覚えてないからであるが、泥酔したからではない。
これで北海道東北も行けば全国制覇だったがあえてやめる。
人が多すぎなのと、つまみがなくなったのと、十分飲んだからである。
泥酔するために飲むわけではないからさっさと切り上げる。
酒ひろばを脱出し酒蔵どおりを散策。
亀齢と賀茂金秀を今年も試飲。
出店の竜田揚げが何か結構美味い。
去年飲み損ねたドイツビールの生を飲み、酒で打ったうどんを土産に友人と別れ明るいうちに家に着く。
今年も無事終了。
しかし年々モラルが低下していくなあの祭りは。

とまあ酒関係イベント3つの実況報告でございました。
次はいつになりますやら。

コメント

TEN

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索