帰宅

2003年7月26日
ようやく家に帰ってまいりました。
先ず最初にしたのは、宅配便の不在票を見て電話する事と、エアコンの修理に電気屋を呼びつける事。

修理は何時になるか分かりませんと言うので、先ず友人の家に荷物を取りに行く事にする。
羽はたきで車の埃を払うが一向に綺麗にならない。
明日洗車に行くしかないな。

宅急便を事務所まで取りに行き、その足で友人宅へ。
原稿に追われてへろへろかと思いきや意外に元気そう。
送りつけた酒と、頼んでおいた本を受け取り、夕方飲みに行く約束を交わしすぐにいとまする。

家に戻ってほど無くして、電気屋から電話があり修理にやってきた。
どうも中々難しい故障らしい。
基板の交換が必要かも知れず、少々金がかかりそうだ。
しかし寒い位に効いてくれないと俺が死ぬので部品取り寄せの依頼をして今日はそこまで。
昨日よりは微妙に効くのが、せめてもの救いである。

友人に頼んでおいた夏コミのカタログを見てたらいつのまにか5時を過ぎていた。
というわけで居酒屋に出勤。
飲みながら友人を待つ。
昼から何も口にしてないのでビールが美味い。
程なくして友人が到着しそこからは飲み倒し食い倒し。
焼酎だけで7杯も飲んだかな。
おかげで何食べたかイマイチ思い出せない。

先日の健康診断の血液検査の結果を知りました。
さて、気になる肝臓の数値、γーGTPを発表いたしましょう。
0〜99が正常範囲、100以上は要観察、肝硬変で1500位だそうですが、さて私の数値は・・・

31?
に、人間じゃねえ・・
あれだけ酒飲んで31?
常人でも低い方?
本当に自信が無くなってきた。
まあ、動脈硬化のほうは要観察だけど。

当分酒はやめなくてすみそうだ。
止めろといわれても止めないだろうけどね。


古都

2003年7月24日
長かった出張もここを越えれば後は帰るだけ。
最終地点、舞妓の国より。

仕事終わって夕刻、先輩から教えてもらった居酒屋を訪ねる。
店は簡単に見つかったのだが、暖簾も出てないし本当にやってるのかといぶかしむ。
電話で確認してみるとやってるとの事。
引き戸を開けると確かに営業してました。

先客にビールはセルフサービスだと教えられ、自分で生を注ぐ。
慣れてるから良いけどね。
先輩からメニューなんかは一切無しと聞いてたので黙ってビールを飲んでると、ハイこれといって先ず刺身が出た。
軽く締めた鯖、烏賊、鯛の3種盛り。
しかし厚さが豪快、でも美味い。
かなり食べ応えがある刺身を平らげると、次は一夜干しの焼き物。
魚の種類は分からなかったが、身は弾力があり塩加減も良くこれまた美味い。
更には大きなかぶと煮。
意地になってあちこちほじくり回して、流石に満腹。
酒を日本酒に変えて、阪神戦の中継を見ながら、まったりすごす。
さすが関西阪神ファンばっかりで俺も安心。
最後に烏賊のあぶったやつを出してもらい締めにした。
ビール×3、酒×2と料理で4000円也。
滅茶安い!
満足度は非常に高い。
ご機嫌で宿に帰る。

次の日は朝からデイオフ。
電車で京都まで出る事に。
山陰本線は20年振り位に乗るが相変わらず、景色が綺麗だ。
でも昔の路線ではなくトンネルが多くなったらしいが、今でもかいま見える保津川の渓谷は素晴らしい。
雨で少々遅れて京都につく。
昼飯に蕎麦など食う。
さすが北陸への玄関口だけあって、おろし蕎麦などが普通にメニューに載ってる。
おろし蕎麦を大盛りにしたセットで腹を満たす。
蕎麦は中々美味かったが、セットのかやくご飯は今一つだった。
本屋を巡り、パン屋で美味そうな物を物色。
ネットカフェで2、3箇所チェックをいれると、京都での用事は済んでしまった。
という事で宿のある街に戻る事に。
直通の特急使ったら、えらい値段違う。

夕食は疲れてたのでお好み焼き屋で軽く済ませ、宿に戻る。
さて、ついに広島に戻れる。

北斗

2003年7月20日
さて、北の国からの国も今日で最後。
また暫く来る事も無いだろうから心置きなく堪能する事としよう。

先ずは酒蔵というか資料館のような所を見学に。
といっても例の如く、見学の方はそこそこにして目指すは直売コーナー。
4種類ほど試飲して気に入ったのを2本買う。
純米の原酒生と大吟醸の十年古酒。
これでこの出張中に買った酒は19本、総額は5万円を突破しました。
ちなみに本人に反省の色は全くありません。

朝っぱらから一杯引っ掛けてご機嫌な足取りで次の目的に向かいます。
街中で色々と土産を買いあさります。
先ずは万華鏡ギャラリーでテレイドスコープなる物を購入。
景色を万華鏡状に見れる物だが、そんな物を買って一体誰にやろうってんだ、こいつ?
それから、某有名ガラス店を二軒回って、先日目を付けておいた冷茶碗と酒盃を買う。
冷茶碗は藍青の2色で樹氷のデザイン、酒盃は曇ガラスに緑で桜と紅葉の2つ。
また酒器増えたよ。
置く所もないっていうのに。

酒と器、大体満足の行くものが買えたので、喫茶店で休憩。
水出しコーヒーとクリームチーズケーキという、全く自分の風貌に似合わない代物を、いかに自分らしく食う事に気を使い、あまり休めなかった。
似合わん事はするもんじゃない。

ともかくエナジーは補給できたところで、札幌に移動する事にする。
もうこの街に残した用事はない。
札幌方面行きの高速バスは札樽道路を快調に走る。
天気も良く眺めも非常に綺麗だ。
小樽方面行きがかなり渋滞していたが、聞いたところによると夏場はそんなものらしい。

昼過ぎに札幌に到着。
早速昼飯を何にしようかと考える。
寿司は先日の雲丹丼と、夜の居酒屋の魚で食傷気味なのでパス。
ラーメンは観光客に紛れて暑い中並ぶのが嫌なのでパス。
という事で、以前もやったデパ地下〜大通公園のコースをまたやることにした。
デパ地下で先ずはおにぎりを買う。
すじこ、イカ天、鮭焼きおにぎりの3つ。
何かおかずが欲しいのでうろついてると、横浜中華街のトンポーロウとか売ってます。
別にどこで作ったって、ちゃんと作ってあれば美味いんだがな。
まあ美味そうだったんで一番小さな塊を買いました。
それでも1300円、結構高いわ。
後は天麩羅屋で2、3個買いこんで、大通公園へ。
近すぎてコンビニが見つからず、飲み物を手に入れてなかった。
出店が出ててビール売ってたので、350ミリ缶を泣く泣く500円で購入。
倍以上はぼったくり過ぎだと思う。
そういや、ここの繁華街は有名なぼったくりの名所だしな。

大通公園のベンチでビール飲みながら、むしゃむしゃと昼飯。
相変わらず、ものすごくすじこが入っています。
あまりに美味かったので今回来れなかった同僚に嫌がらせのメールを送ってみました。
トンポーロウも柔らかく、ビール飲みながら非常にまったりとすごしました。
流石に少し買いすぎておにぎり1個と茄子の天麩羅が余ってしまいました。
持ち歩いてもこの気温では悪くなる事必至ですので、お百姓さんに謝りながら処分しました。
ごめんなさい。

ネットカフェに入って3日分の日記を一気に書く。
日記になってない!
まあ良いか、俺のは黙示緑だし。
3時間程もいたが日記にかまけて、一冊も漫画読んでない。
最近そんな事ばっかり。

5時も回ったところで居酒屋へゴー。
と、その前に最終的な土産を買っとかないと。
マルセイのバターサンドとロイズの生チョコ。
デパ地下でバターサンドは売ってたが、生チョコがあちこち探しても見当たらない。
みやげ物屋を巡って狸小路を歩いていると、何と同人ショップの宣伝を堂々と案内放送でしてるのに度肝を抜かれる。
やめろってそういう世界をおおっぴらに宣伝するのは。

結局見つからなかったので、居酒屋に入る。
先日、日本酒バーで教えてもらった和食の店だ。
店内は落ち着いた拵えで、居心地が良い。
椅子の座り心地も良い。
焼酎、黒吉のロックと湯葉刺し、スモークサーモンと燻製卵のサラダを注文する。
他の客の相手をしてた店長さんが声を掛けてくれる。
「どこかでお会いしましたっけ?」
5年も会ってないし無理もない、俺だって店長さん見るまで分からんかったし。
久々に来札した事を告げる。
奥の方では酒を持ち寄って会合が開かれてるそうだ。
相変わらずこの人も酒ヲタだ。
2杯目は夢づる。
しかしこの国は肴の盛りが凄い。
湯葉は普通だったが、サラダの方を平らげたらまた腹一杯になってきた。
4杯目の佐藤を飲んだところで、締めに冷し稲庭うどんをいただいた。
酒も肴も美味いし、居心地も良い。
手放しで誉められる店ってのは本当、少ないよなあ。

まだ早い時間に暇をして、札幌駅に向かう。
明日の仕事の為に、今日は早めに帰っておくか。
札幌駅の土産物屋でようやく、ロイズの生チョコをゲット。
これど思い残す事はなくなった。

コンビニでサッポロクラッシックを買ってホームで電車を待つ。
と、その向かいにいる列車はあ!
北斗星!
俺は鉄ちゃんではないが、北斗星かトワイライトエクスプレスには一度乗ってみたいと常々思っているのだ。
もし何かの間違いで結婚でもしたら新婚旅行は絶対に北海道に押し切ろうと思ってるが、今のところ全くその予定はない。
いいなあ、と見守る俺の前で北斗星は出発していった。
缶ビール片手に手を振ると、中から中年の夫婦が手を振り返してくれた。
なんかいいなあ。

さて、明日は北の国からの国を離れます。
後は最終地点、祇園祭の国を過ぎればようやく広島。
待ち遠しいねえ。


運河

2003年7月18日
待ちに待った北の国からの国(笑)、運河とガラスの街でのデイオフだー。
昼少し前に浮かれ気分で街に出る。
万華鏡ギャラリーとか某有名ガラス店などを見て廻ってる内に、あまりの観光客の多さに目が覚める。
俺、踊らされてる?
という訳で反骨精神を顕わにして、自分の意思で踊ることにする。

先ずは雲丹丼だな。
ある本で見てから十年来、あこがれていた店に行く。
これがまた雑居ビルの中の汚い店で、本当にここかと疑いたくなるような店だ。
客は他に三人連れの家族。
一つの丼に時間が掛かるので生ビールなど飲みながらたっぷり30分近く待ったが、そりゃあ感動モンだった。
エゾバフンウニのみ使用、しかも明礬水など使わない完全生ウニを少し小さめとはいえ、ご飯が見えないほどに敷き詰めた丼だ。
もうなんというか、このまま死にたい位?
一杯5000円が全然惜しくない。
酔いも手伝って、いー気分で店を出た。

さて銀行で実弾を装填すると同時に、今月の家賃を振り込んでおく。
なんせ給料日だからな。
後顧の憂いを絶ったところで、たまには親孝行の真似事でもするかとかになど送りつけることにする。
とりあえず自分の意思で踊ってるので、ガイドブックに載ってる店を避け、市場の中で声を掛けてきた兄ちゃんのセールストークを全部聞き流す。
聞きたいのはいくらまで値引きするかだけである。
大き目のたらば蟹一匹と800グラム超のかなり大きな毛蟹2匹で16600円と来たので、端数切れといったら、「えーっ」とか言いながらすぐ切った。
どうせ吹っかけてんのは分かってんだ。
こっちは最初っから2万でおさまりゃと、思ってんだから。

さて、親孝行もすんだし次はやっぱり酒ですか。
ということでニッカウヰスキー余市工場を見学に行く事にする。
駅で次の電車を見ると1時間後。
またこれかい。
幸いバスでも30分程度ということでバスで移動。
途中ものすごく眠かったが何とか乗り過ごさずにすんだ。

工場見学はおざなりに済ませ、というよりほとんど活動してないし。
ざっと見まわり、目指すは当然試飲コーナー。
無料のシングルカスク10年を試飲。
んー、鼻に抜ける香りが良い。
アルコールの角も取れて舌触りも良いし。
調子に乗って有料試飲のシングルカスク12年も1杯飲んで、大分ぽやーっとしてから限定品直売コーナーへ。
すべて香りだけは嗅げるので全部嗅ぐ。
んー25年は凄く美味そうだ。
でも1本20000円は厳しいなあ。
20分近くも悩んだ挙句、シングルカスク12年の樽ごとに性格の違う奴を3本買う。
ちなみに1本7000円。
3本分で2万円超えてんじゃねえか、全くこのバカはあ!

余市駅に行き電車の時刻を見る。
1時間半後。
はいはい。
そのままバス停にとって返す。
小樽で飲むつもりだったが時間もまだ早いので、札幌まで出てしまうことにする。
高速バスで約1時間半。
先ず向かったのは酒屋。
まだ足りないのか、お前は。
後で送ってもらえば済むので、品揃えをチェックしメモする。
さらに5、6種類試飲して結局何も買わずに店を出る。
なんていやな客だ。
いや、既に客でもないかも。
ちゃんと今度広島から注文入れよう。

街中まで移動し、リーブルなにわで本を買う。
7月発売のコミックスをほとんど買ってないからなあ。
結構重たいし。

これまたかなり昔に本で見た居酒屋に向かう。
しかし、街中からえらい遠いな。
いいかげん歩き疲れた頃に発見。
やっぱりこの国は広い。

先ずはビール。
鵡川のししゃも、烏賊刺し、穴子の天麩羅を注文。
良い感じだ。
突き出しも、烏賊とほやの塩辛、海老素揚げ、白つぶ貝と凝ってて美味い。
2杯目から日本酒に移行、地酒国稀にしよう。
しかし食い物の量が多い。
色々美味そうなものがメニューにあるのに先の3品で最早腹一杯。
3杯目に醸し人九平次を飲んだ所で勘定してもらう。

腹を減らすため街の方にえっちらおっちら歩く。
花火大会をしてるらしく音がする。
夏だねえ。
数年前に寄った日本酒バーに入る。
んー、変わってないなー。
メニューの方は少し変わったか。
白岳仙を注文し腰を落ち着ける。
最初は静かに飲んでいたが、途中から女性の店長さんと酒談義で盛り上がる。
以前は男の人が店長だったが、焼酎と和食の店を始めて、そっちに移ったそうだ。
2杯目の土佐しらぎくを干して帰る事にする。

タクシーの運ちゃんにあるラーメン屋に行ってくれって言ったら「今の時間なら40分位並ぶよ」といわれた。
さらに地元の人は行かないし、5年前とは味も変わってるよと言われ、行く気をなくす。
そのまま駅に連れていってもらい、運河の街に帰ることに。

しかし、電車の乗り方のマナー良いな、ここ。
一列にきれいに並んで、まあ広島じゃ絶対ありえないね。
デッキと車室を仕切るドア付近に立ってたら、後ろのオヤジ。
なにが気に入らないのか力任せにドア閉めやがった。
まあおかげで車室は空き気味、デッキはぎゅうぎゅう詰め。
当然、俺は車室にいたけど。

さあて、明日1日仕事して日曜はまた、デイオフだー。

霊場

2003年7月16日
そして舞台はりんごの国、霊山の町へとやってまいりました。
しかしこんな所でデイオフってもなあ。

時間はたっぷりとあるので恐山に登ってみることにする。
同僚と連れ添ってタクシーで3000円ちょっと。
菩提寺の中、恐山霊場を見て回る。
実は15年ほど前に来たことあるんだけど、まあ静かな所ですわな。
石積みを蹴散らすと鬼になってしまうので足元に気を配りつつ霊場を一周。
霊場自体は同じような眺めが続くので後半飽きてくるが、そこにくる宇曽利山湖の景色は素晴らしい。
幽玄とはまさにこの事。
イタコが何人も居たので同僚が見てもらおうかとかいっていたが、まあなんとなく止めといた。
というか、爺ちゃん、ごめん。
その場で名前が思い出せませんでした。
後でしっかと思い出したが。
まったく滅多に実家にも帰えらねえからそんな事になんだよ。

売店で般若心経扇子など怪しいものを買って見たり、子供の頃に読んだことのある、お釈迦様の絵本など立ち読みして時間をつぶしたが、恐山はほかに見る所もないので街に戻ることにした。
しかし街にも行く当てがある訳でもない。

かねてから行ってみたかった東北最大の漁港、八戸にでも行ってみるかと、駅で時刻表を見ると、次の電車は2時間後。
日本ですか、ここは?
こうなると後は意地になって行ったろーじゃねえか状態。
近くでレンタカーを借りて、いざ八戸へ。
途中、かの有名な六ヶ所村を通ったりして、快適なドライブで2時間ほどかけて八戸着。
ガイドブックでみた市場を見て回る。
市場の周辺にも大小の魚屋が立ち並び、流石は八戸って感じ。
酒のつまみになりそうな乾物や、瓶に入った塩雲丹やイクラ醤油漬けを買ったりしてそっちのほうは満足がいったので、どうやら一番市街地っぽい八戸駅の方に行ってみる。

駅ビルの本屋はかなり大きいと聞いていたが、これまた悲しくなるくらいの小さな店。
目当ての本も見当たらず何しに来たんだか。
みやげ物コーナーでまた、ローカルな調味料などを買って駐車場の無料券をもらう。
しかし、よく考えたら普通に払った方が安いし。
だめじゃん。

レンタカー屋が早い時間に閉まってしまうのでさっさと帰ることに。
帰りは田舎道を飛ばす車の後をしっかりストーキングして順調そのもの。
行きと違ったルートでむつ湾側を通ったら天気まで良くなった。

途中のドライブインで休憩入れたときに見付けてしまいました。
なまこアイスクリームと帆立アイスクリーム。
あまりにも怪しいので友人等のメーリングリストに流したら「食った?」と返ってきたので丁重にお断り申し上げました。
その代わりといっては何だが、菜の花ソフトクリームという大して美味くもないソフトクリームを食べ、ドライブ再開。
程なくして車を返し後は飯食ってねぐらに戻るとするか。

適当な居酒屋で貝焼きや地物の刺身など郷土料理とやらをつつくが、あまり美味くなかった。
仕方ないか、店の選択の幅が少なすぎる。
まあ次の街に大きな期待をかけているので、今日はこの位にしといてやるか見たいな感じで終了。
後はコンビ二寄って帰ろっと。

と寄ったコンビニで、某青い缶の発泡酒を発見。
新しいものはとりあえず試すので一本買って飲んでみる。
こいつ最凶。
こんな不味いの初めて飲んだぞ。
っていうか発売した度胸を誉めてやりたい。
会社傾くぞ、そのうち。

北国

2003年7月12日
前回のタイトルが南国で今回は北国かい?
まったく持って落ち着きのない奴だな。

てな訳で今回は北の国からの国(訳わからん)、湿原と炉ばたの街から。
夏の出張の度に寄る機会があるので、この街をうろつくのは4回目くらいになるかな。
フリーになった時間が遅くて銀行が閉まってしまったので、仕方なくカードでキャッシング。
財布に実弾を装填する。

前回の出張では上司から逃げられず、表通りの大きな居酒屋で花咲蟹だなんだと食い散らかした記憶があるが今日は一人だ。
つむじ曲がりの性か、裏通り裏通りと歩を進めて見つけた一軒の店。
引き戸を開けると4人掛けの長いすが二本あるだけの、カウンターだけの店。
メニューはおでんと、直角に曲がったカウンターの角にある炉で焼かれるであろう焼き物、それと冷奴などの簡単な物のみ。
良いっ!
一人で飲むのにはもってこいの店だ。
期待が膨らむ。

瓶ビールとおでんを3品、根曲がり竹、棒天、巾着を注文し、物静かに食う。
先客は常連らしく、店のお母さんと話が弾んでる。
新参者の俺が気になったのか、程なくして勘定を済ませて帰っていった。
唯一の客となった俺は黙って飲んでいる訳にもいかず、店のお母さんと話をすることとなった。

そこからは凄かった。
店のお母さんは実は広島の出身でローカルな話題で盛り上がる。
さらにこの店で出してるお酒は俺の住んでる所から一分くらいの所に本社があったりという話をする。
そうこうしてる内にお客さんが2人、3人とやってきて狭い店内はたちまち喧騒で溢れた。

東京の銀行から出張で来た人達、地元の人達。
2坪ほどの小さな店でくだらない話から、真面目な話まで大いに盛り上がった。
旭川の人口の半分は実は熊だとか、この店はこれ以上客が来たら長椅子に横ではなく縦に座って背中と腹をくっ付けて座るんだとか。
小さな店の中は笑い声に溢れ、今日初めて会った人達と何度となく杯を合わせた。
普段飲まない某メーカーの酒もこうして飲むと美味いものだ。

宿に戻る気力だけを残して酒を飲み、後々、思い起こしてこれを書いている。
そして思う。
楽しかった、必ず次もここに寄ろうと。
いつになるか分からないが、ここに来たときに帰る所ができた。
そんな感じがする。


南国

2003年7月4日
出張中のデイオフ。
仕事が早目に引けたので西郷さんの国を飛び回る。

先ずは酒屋めぐり。
1軒目は前にも寄った所。
めぼしいものがなかったのでスルー。

そのままタクシーで2軒目に行ってもらう。
っていうかものすごい遠かったです。
ボーナス後で金持ってたので青ざめたりはしなかったけど、1時間近くタクシー乗ったのは久々だ。

2軒目の酒屋は凄かった。
広島で手に入らない銘柄がごっそり。
親の仇とばかりに買い込んで、例の居酒屋に送り付けました。
その数なんと12本。

3軒目の前でタクシーを降ろして貰い、中を物色。
ここは試飲コーナーがあって、ご自由にお飲みくださいと書いてあったので10種類近く試飲しました。
気に入った2本をまた送ってもらい、ようやく酒屋めぐりの終了。

本屋で時間をつぶした後、日本酒好きの後輩と待ち合わせて飲みに行く。
しかしここは焼酎の国。
日本酒の揃った店なぞ本で探しても出てこない。
繁華街で某新潟の酒の名前がそのまま店の名前になった店を発見し、とりあえず口開け。
俺は生ビールから、後輩はいきなり日本酒。
しかもいきなり純米大吟醸呼友かい。
飛ばしすぎじゃないか?
串焼き、きびなご天麩羅、黒豚餃子、レバ刺、あぶり鯖造り、地鶏刺などリアルなものを注文しだれっと飲む。
生2杯の後俺も日本酒に変更。
山法師の吟醸。
後輩はくどき上手の生酒に。
だいぶ腹も落ち着いたので、一時間ほどで切り上げ河岸を替えることに。

実はメインはこの2軒目のバーにあった。
この国に来た時は必ず寄る事にしているバーである。
日本酒と焼酎がメインで、その内容もかなりマニアックなレベルのものばかり。
営業開始がいつも遅いのが難だが、それを見越して行ったので既に開いていた。

他に客がいなかったので、マスターとマニアックな酒談義を展開し飲んだ飲んだ。
レア物の話、既に手に入らない酒の話、切子硝子の話、水泳の話といろんな話をしつつ非常に楽しい時間を過ごした。
あまりにも楽しすぎて酒の銘柄を忘れたほどだ。

と、ここまでは昨日の話。

今日は朝から会議があってそれが終われば、仕事も終了。

昼少し前には街に出れた。
前々から欲しかった物を手に入れるべく、タクシーで少し離れた所に移動。
そしてついに買っちまいました。
薩摩切子の酒杯。
値段はなんと1個22000円!
それを2つ!
一緒に飲む女性もいないっていうのに!
いやそれはまあどうでもいいが。

清水の舞台どころか横浜ランドマークタワーから飛び降りるような贅沢です。
普段酒に使う金を考えると実は安いものなのですが。

街中までタクシーで戻ってさて昼飯でもと思ったら、なんと財布が無い。
慌ててタクシー会社に連絡を取る。
たまたま乗ったタクシーの番号を覚えてたのと、無線のついた会社のタクシーだったので、すぐに持ってきてくれました。
運転手さんありがとう。
個人タクシーだったら大騒ぎになるとこだった。

昼飯は軽くラーメン。
その後少し時間をつぶそうと、またやってしまいました。
パチンコ。
必殺仕事人を打ったけど、リーチすらほとんど掛からずあっという間に1万飲まれたのでさっさと止める。

後はもう漫画喫茶くらいしかないということで、今これ書いてます。
もう少し時間をつぶしてから、酒飲んで帰りますかね。

賞与

2003年6月30日
本日30日は、公務員の夏ボーの支給日。
仕事なんてしてらんねえ。
というか明日より毎年恒例の夏季長期出張なんで休みでしたん。

朝飯に昨日の夜コンビニで買った弁当温めようと思ったら電子レンジが動かない。
どうも操作パネルのスタートのボタンが逝かれた様だ。
保証書の束をひっくり返して調べたら12月まで電気屋の保証期間なので出張が終わってから直す事にする。
カップラーメンで適当に朝飯。

とりあえず洗濯。
乾燥機に放りこんだところで、散髪にでも行くかと家を出る。
銀行で金を下ろそうと思ったら、ATM(対戦車ミサイルではない)の前に長蛇の列。
モスクワの肉屋ばりに並んでます。
ポケットに5000円ほどあったので金を下ろすのは後回しにしました。

さていつも行ってる床屋の前に行くと休みでした。
当然です、今日は月曜日でした。
仕方ないので駅ビルの床屋に行く事にしました。
生意気にもこの街の駅には駅ビルがあります。
さてここで問題です。
広島県には駅ビル(商業用店舗)の併設された駅がいくつあるでしょう?
正解者には特に何も出ませんが、自分で考えて広島が地方と言う事を思い知りました。

駅の本屋で単行本を何冊か買い、床屋へ。
平日の昼前にしては混んでる。
28日に創刊された、竹書房のまんがライフMOMOを時間つぶしに読む。
きららに対抗したというか、2番煎じというか。
俺的にはお気に入り作家が多いから良いけど。

すっぱりと短めにぶった切ってもらって、大分さっぱりとしました。
夏コミ前にもう一度切れば良いかな。
この床屋は耳掃除や肩もみまでしてくれるのだが、兄さん、なんか私まずい事言いました?って位力入ってます。
少しあちら側がかいまみえました。

昼飯はなんだか知らないうちに出来てたラーメン屋に行って見ることにした。
白と黒ってのが基本形か。
黒が醤油背脂系で白が豚骨のこってり系らしい。
白に煮卵トッピング、ルーロー飯セットに更に餃子をつける。
かなり食べ過ぎです。
ラーメンはまあ好きな方な味。
似た味でもっと美味いのが近くにあるけどな。
帰り際にアイスキャンデーのサービスをしてるらしい。
面白いな。

某有名デパートに下着を買いに行ったらいつのまにか紳士肌着売り場が無くなってる。
貴様それでも百貨店か?
仕方なく広島に出る事にする。
床屋のラジオで渋滞があるとの事で、有料道路使いまくり。
高いんだがまあ良いや、今日ぐらい。

スポーツ用品の専門店でTシャツを2枚。
それから街中に移動。
某有名デパート広島店で下着を買う。
着たきり雀の俺だけど下着だけはブランド物なんだよな。
見せる相手もいねえってのに。
虚しくなるのでその手の話題はやめよう。

後はお決まりコースで漫画買ったりしてたのだが、どうしても気になる物が。
2時間あまりどうしよどうしよと悩んだが結局買っちまいました。
ゲームボーイアドバンスSP。
メトロイドフュージョンがやりたくて。
ついでにメタルマックス2改も買ってしまいました。
これでまた堰が切れたようにソフト買い込むかもな。

一旦家に戻って、もう一度銀行に。
夏の休暇用の資金、つまり夏コミ用資金を普段財布代わりにしてる口座から避けておく。
これで出張中に飲み過ぎで使い果たす事も無かろう。
しかし30万はやりすぎか。
まあ良いや、そのうち新しい自転車も買うかもしれんし。

せっかくGBASP買ったんで中古ソフトを見に行く。
キャッスルバニアの暁月の円舞曲が中古であったので買う。
更に魔人学園外法帖初回限定が安かったので買ってしまう。
お前外法帖持ってんだろ?

いつもの居酒屋で軽く飯。
のつもりが顔見知りが次々やってきて帰ってきたら9時半。
明日の用意してねえよー。
何とか終わらせて日記書いて、うわ、もうすぐ日が変わる。
はよ寝なくちゃ。

それではブックマークされてる皆様、しばらく旅に出ます。
帰ってくるのは月末!
遠い。

旅先でネットカフェでもあれば更新するかも知れません。

結果

2003年6月25日
とりあえず結果は灰色というところでしょうか。
年々順調に上昇してきた血圧がついに高血圧といわれる領域に入ってきました。
採血した後に計りなおして何とか正常範囲にする。
それで良いのか、健康診断。
昔は自動血圧計では計れないほど低かったのになあ。
血液検査の結果は後日になるだろうから、肝数値が楽しみだ。

今日は健康診断だけで終わりなので、朝飯をコンビニで買って家に戻る。
郵便受けの中に宅配の不在票が1枚。
1枚?
昨日、2軒の酒屋から荷物が届く予定だったのに1枚だと?
10時過ぎに不在票の入っていなかったほうの酒屋に確認のTEL。
宅配の伝票から調べてもらったらやはり不在で持ち戻しになってる。
不在連絡票ぐらい入れとけ。
今日再配になってるからそのうち来るだろう。
その判断が命取りだった・・・。

入っていた不在票の方には連絡を入れて、到着を待つ間ゲームで時間つぶし。
先日ソフマップでドリキャスソフトの投売りがあったので、クレイジータクシー2とバイオハザードコードベロニカを380円で買ってきた。
とりあえずバイオ。
駄目だ、この動き。
昔友人に貸してもらったときこの動きのぬるさに堪えきれなくて、すぐ止めたんだっけ。
一回死んだところですぐクレタクに移行。
クレタクは楽しい。
レースゲームが苦手な俺でも楽しめる。
何度ぶつけても死なないってのはいいねえ。

友人にゆうパックで物送ったり、宅配を待ってたりしたら3時過ぎになってる。
腹減ったな。
相変わらずもう一つの宅配は音沙汰無し。
段々腹立ってきたな。
今日は近くの酒屋で焼酎の試飲会やってるから行こうと思ってたのに。

とりあえず空腹を癒そうと冷蔵庫を物色。
明るい内からハムとビール。
ふー、すきっ腹だとまわるねえ。

本来ならこんな事をしてる場合ではない。
友人から依頼された夏コミ用の原稿をどうにかしなきゃならんのだが、まったくテンションがあがらない。
元ネタの漫画を読み返す。
やっぱり面白い。
描いてみたいネタもあるにはある。
だけど原稿用紙に向き合えない。
すまぬ、友よ。
今回はマジで駄目かも知れぬ。

ビールの酔いも手伝って、うつらうつらとしてたらもう7時半過ぎてるし。
頭にきてもう一度酒屋にTEL。
もう一度調べて催促してもらう。

そうこうしてる内に居酒屋の大将からTEL。
話があるから今日は絶対来いとの事。
いや、大将に頼まれた酒を待ってるんですが、私。
しかし何の用だ?
女の子でも紹介してくれるってのか?

とりあえず9時までにこなかったら諦めて出ると返事をして、更に待つ。
来ました、8時45分。
もう文句も言う気も起きません。
腹減り過ぎで胃が痛くなってきました。

酒二本を持って居酒屋へ。
一升瓶2本を持って自転車に乗るのはかなり危険です。
真似しないようにしましょう。
それ以前に酒を飲んで自転車に乗ってはいけません。

ようやく店に着く。
中は大将一人だった、残念(何が?)
とりあえず頼まれてた酒を渡し、ビールを注文。
酒を飲むと胃の痛みが消えていく。
便利な身体だ。
豆腐ステーキと生野菜を注文、ようやくまともな物が食える。

酒談義をしながらビールが終わりかけた頃、大将が「いや、これを飲ませたかったんよ」と一本の酒を取り出した。
何とまあ、華鳩 千本錦純米大吟醸斗瓶取り。
限定91本、1升1万5千円だぞ、その酒。
普通なら7勺のグラスで一杯3000円取れる。
金取らんから好きなだけ飲んで行けとのお言葉に、ありがたく頂戴する事にする。
これでまたこの店の為に身を粉にして酒を仕入れねばなるまい。

少し酸味のある果実のような香りが口に広がったあと、幽かな甘さを余韻に残し消えていく。
これは美味い。
久々に美味いと言いきれる日本酒だ。
これに合う肴は鰈の造り。
淡白な味が酒を殺さず一体化して至福の境地にいざなう。

俺的に少しは遠慮して4杯も飲んだ。
最後まで甘さが鼻につくことのない良い酒だ。
鰈もなくなったので、酒を変える事にしよう。
もう今日は日本酒はいい、と言う事で焼酎。
今日入荷したさつま寿。
締めの一杯にじんわりと飲む。

大将を手伝い酒を整理した後、勘定してもらう。
本当に2500円で良いんですか?
これだからこの店に来るのはやめられないよ。

ぶらぶらと家に帰りながら思う。
俺はいつまで酒を飲めるんだろう?

猶予

2003年6月24日
あれだけ飲んで朝7時に目が醒めてしまう。
しかも今日はあまり吐き気もこない。
人間的に間違ってる、下手すると今度の健康診断で人間ではない事が証明されかねないような気がしてきた。

午前中は昨日の日記の補足のアップ。

昼近くになって昼飯を食いに出る。
最近、広島のラーメン店の中でも評価の高い店に行ってみる事にする。
市内を走るのは久々だが、相変わらず路駐野郎が多い。
邪魔だってんだボケェ!

神経をささくれさせてラーメン屋に着く。
平日だけあって空いている。
醤油ラーメンとチャーシュウ飯を注文する。
隣のオヤジの頼んでいた油そばが妙に美味そうだ。
今度来たときに頼んでみるとしよう。
出てきたラーメンは俺的には普通。
チャーシュウ飯は美味かった。
今度は塩か月代わりに挑戦してみよう。

街中に出てとらのあなで本を3冊ゲット。
おせん、大陸食堂、大使閣下の料理人の3冊。
ありゃ、全部料理漫画だし。

ゲームボーイアドバンスのメトロイドとキャッスルバニアがやりたくて買おうかなと思ってたのだが、クラッシャージョーのDVDボックスと王立宇宙軍のDVDを見つけてしまい購入。
GBは今度の機会に。

夕方から飲みに出る。
いつもの居酒屋。
まずビールから。
フォアグラの西京漬け焼きを頼む。
これは非常に美味い。
溶けるような舌触りと濃厚な脂のこくが酒のあてに最高だ。
今日は焼酎デー。
いも神、豪気古久、酔麦香、ちんぐ、南の島の貴婦人、万暦と味見を兼ねて飲む。
料理の方は山芋素麺にこごり載せ、猪の煮込み、豚バラ塩焼き辛子味噌添え、茄子揚げ浸しと続く。
横浜巨人戦を見ながらゆっくり飲む。
お客が増え忙しくなったのでしばらくは黙ってる。
巨人が負けて、店の喧騒が引けたところで、締めに皿うどんを注文。
普段は量が多いので注文しないが、今日なら、今なら行ける。
非常に余裕。

やっぱり異常だ、俺の身体。

暴挙

2003年6月23日
一週間の旅から帰還。
家に入って先ずしたのはエアコンをつける事。

しかし今回の出張は飲んだ。
仕事が順調に進んだおかげで、3日飲みに出る機会があった。
最初の日は同僚達と何度かいった事のある居酒屋。
釣り鯵、釣り鯖、鯨刺に馬刺。
給料日の直後なのでみんな値段お構いなしに注文。
ドップラー効果を起こしそうな勢いで飲み食いしてたな。

次の日は出張先の知人が教えてくれた店で、こじんまりとした居酒屋。
昼頃から暇に任せて街をうろついていたので、喉が乾いてしょうがない。
エビス生もあったがここは普通の大ジョッキ。
レバ刺や色々と肴も美味い。
良い店を教えてもらった。
昼間の乾きはそう簡単には消えなかった。
俺は大生を6杯飲んで、更にもう一軒はしごして泡盛を一杯飲んで帰ったのだった。

最終日は焼き鳥屋。
ここは別部署の人達との付き合い。
といっても同期だけど。
馬刺、鴨タタキ、鴨つくね、豚バラ、豚足、じゃがバター、ぐり、レバーステーキ、にんにくホイル焼、えのきと卵の鉄板焼など当たる幸い注文。
特に美味かったのが「ぐり」
ホルモンみたいな感じだがあっさりしてていくらでも食べれる感じ。
でも40本は注文し過ぎだと思う。
全部残さず食べたけど。
最初はビールからで後は焼酎。
どうせ飲むだろうと4合瓶をもらったらみんなあまり飲まず、結局半分ぐらい俺が飲むことになってしまった。
全部飲んだけど。

おかげで寝起きだけに治まってた胃のむかつきが、慢性的になってきました。
今週、健康診断があるんだがな。
絶対不健康診断になるに決まってる。
あと三日でどうこうなるもんじゃねえだろうし、ここはあえて引っかかって見るか。
そのためにも今日も飲みに行かないとな。
幸い明日休みになったことだし。

7時過ぎにシャワー浴びて外に出る。
外は未だ雨。
駐車場の車から傘を出して街に出る。

いつもの居酒屋。
今日は日本酒の気分なので最初から日本酒にしよう。
梅の宿ファンタジー、今日入ってきたばかりだそうでまだちょっと冷えてない。
吉野川の鮎を焼いてもらう。
いつも通りに頭からいくが、身離れが今一つ。

酒を伯楽星に変え、牛ロース焼肉風味トマト添えを注文。
一皿1600円もしますが。
柔らかい肉と野菜を同時に口の中に放りこむ。
至福至福。
ちょっとイタリアンパセリが多いと苦くなるけど、日本酒との相性は悪くない。

きゅうりのたたき、3杯目に想天坊を追加。
想天坊は吟醸香が良く出てる、そんなに甘くなく後味も引っ張らない。

店のほうが忙しくなってきたので席を端に移る。
酒だけ追加して5合も飲んだ後、何気なしにいじってた携帯でおでん屋のマスターが復帰した事を知る。
これは行かなくちゃという事で、大将に事情を話して店を出る。
忙しかったので勘定は次になったが、相当飲んでっから大丈夫だろうか?

おでん屋の暖簾をくぐる。
懐かしい顔がそこにある。
「おかえりなさいませ」、客が掛ける声ではないが半年振りにマスターに会えた。

他にお客さんは3人。
嬉しくて気分は高揚してるが静かに飲もう。
マスターが焼酎を一杯注いでくれる。
森伊蔵だよ、おい。
抽選で当たったらしくお客さんにサービスで振舞ってるそうだ。
どっかの店じゃ1合で2000円取るのに。
はんぺんと巾着を注文。
既に営業時間は残り1時間を切ってるので、この時間は出汁をたっぷりと吸ったやつが美味しい。

日本酒デーのため、二杯目は当然日本酒。
立山にしましょう。
あれ?一杯目が焼酎だったのでなんだか妙に甘く感じてしまう。
立山はすっきりした感じが好きなんだが。
ちょっと失敗。

ロールキャベツを注文。
あれ、中身が少し変わった?
マスターに聞いてみると中身の肉を少し変えたそうだ。
歯ごたえが少し強くなってる。
前の柔らかいのも良いがこっちもいける。

グラスにビールをもらい、営業時間を少し過ぎるまで話しこんで帰った。

さて家に帰ろうとした矢先、昔行ってたスナックのママにとっ捕まる。
ちょっと付き合いんさいやーと、なぜかまた居酒屋に戻ってしまう。

大将の方はもう暖簾しまってたのに、店に入りこむ。
うわー、あまり機嫌良くなさそう。
相当忙しかったんだろうな。
1時間ばかりママとその連れの女の子(というのも・・ゴホッ)が飲み食いしてるのにご相伴。
といってももう酒はいらねえよ。
てな訳で俺は水だけ、いやここの水美味いから良いけど。

ママ等と別れようやく帰途に就く。
ってほら、ラーメン屋とか寄ってるし。
冷麺って頼んだのにラーメンとか出てきてるし。
まあ良いか。
ここのラーメンは久しぶりだな、最近冷麺ばっか食ってるから。
??ここのラーメンも味変わった?
なんか上に浮いてる油がバターみたいな風味がするような。

ひょっとしてもう俺の舌がどうにかなってんだろうか。
そんな事を考えつつ、アワーズ買って帰る。
何の為に?
資料です。



復調

2003年6月16日
日にちを一日勘違いしていて今日から出張と思ってたら明日からだった。

中々寝付けなかったが、目覚めてみれば少しは気力が充実している。
何とか復調したかな。

朝家を出た瞬間に雨が落ち始める。
自転車での通勤は諦め、コンビニに寄った後歩く。
早めに出ていたので十分間に合うのだが、朝っぱらから蒸し暑くて閉口。

仕事はそれなりに流して、午後から出張準備のために半休。
といっても殆ど終わってるんだが。

帰り際、酒屋に寄って焼酎を2杯ばかり試飲させてもらう。
明るい内から飲む酒は堪えられないねー。

適当に惣菜など買って家に帰る。
5時ごろからビール開けてネットと漫画とゲーム。
流石に5時から酒飲んでりゃ早く寝れるだろう。

明日からまた、一週間の旅。

不調

2003年6月15日
昨日の日記を再編集しようと思ったが、どうにも気が乗らない。

昨日一緒に飲んだ友人が帰った後、昼頃までだらだらと過ごす。
何もやる気が起きない。
ゲームも気が乗らないし、漫画も何冊か読んで飽きてしまった。
結局昼までに一番時間を費やしたのは、廊下の壁紙を研磨スポンジで掃除する事だった。

昼飯でも食べに行こうかと思ったのだが、いくら考えても食べたいなと思うものが浮かんでこない。
結局、家の冷蔵庫にあった冷凍食品の鍋焼きうどんですませてしまう。

午後もしばらく家でぼーっとしていた。
システム手帳の予定を見ると本が一冊発売日を迎えていたので、街に出ることにする。

一軒目の本屋、無し。
手塚治虫マガジンなど立ち読みした後、もう一軒回ってみるが、ここも未だ入荷していなかった。
面白そうな漫画を一冊衝動買いした後、街中に出来たアイリッシュパブみたいなとこを覗いてみる。
シアトル系のコーヒー屋にサンドイッチやソフトクリームをメニューに加えて、更にビールや簡単なフィッシュアンドチップスなんかもあるようだ。
真昼間からビールとフィッシュアンドチップスを注文し、新聞など読みつつまったりと時間をすごす。
なんかいいかも。

晩飯の材料でも買って帰ろうと思って、スーパーに寄ってみるが何か買って料理しようという気がまったく起こらない。
じゃあコンビニで弁当でも買おうかなと思ったが、何を見ても心にぐっと来る物が無い。
なんかまるで飲食に対する情熱を失ってしまったようだ。
何でだろう、俺が食の楽しみを忘れるなんて。

家に戻って買ってきた漫画を読んでるうちにまた眠たくなってきた。
うとうとしてたら8時過ぎてた。
インスタントラーメンと買ってきたつまみで簡単に食事。
シャワー浴びてゴミ出して、明日の用意をして後はもう寝るだけ。
明日は元気になるだろうか。
なんか酒を飲む気も起きない。
重症だな、こりゃ。

帰還

2003年6月12日
ついに帰還。
しとしとと降る雨の中、傘も差さずに歩く。
出張中に買った本が重てえ。

家にも帰らずに先ずは居酒屋。
ていうか、立て替えてた酒代を回収しないと手持ちがやべえ。

もう6時をまわっていたが、店の中は大将一人。
おいおい大丈夫か?この店。
関東から送りつけた酒代をもらい手持ちの金が、15倍位に増えました。
おいおい、大丈夫か?俺。

生ビールを頼み、大将と焼酎談義。
団扇海老を焼いてもらい、ついでに山芋素麺も注文。
今日の団扇海老はでかくて食べでがある。
尻尾から頭からばらばらにして貪り食う。
豪快でいいやね。
手が生臭くなるのは仕方の無い事だが。

手洗いで正に手を洗ってきてから、焼酎に移行。
先日送りつけたやつを味見させてもらう。
まずは「なかむら」、柔らかい芋の香りと甘さがあって、飲み易いタイプの芋焼酎。
次は「国分 純芋 醸酎」これは黄麹を使った芋麹の
芋焼酎、酸味が少ないが香りはいい。

山芋素麺がいつまでたっても出てこないので、再注文。
ついでに賀茂茄子の田楽も。
夏野菜はやはり良い。

焼酎3杯目、「さつま寿中垂れ」、がつんと来る芋臭さ、美味いけど芋焼酎上級者向けってやつですか。
4杯目は「国分 樫樽仕込み」、酸味が少々強く感じる、果物のような匂いが出てるので、大将がセメダインみたいな匂いというやつだ。
俺は好きなんだけどなあ、この手の。
どっちかというと芋焼酎で造ったウイスキーって感じですか。

締めにコウネの握りと山芋山葵漬けの手巻きを頼んだ。
焼酎の方は最後の「帰山 純吟粕取」
粕取焼酎とはいえ元は吟醸酒の粕である。
非常にすっきりした味わいで香りも良い。
思わず2杯も飲んじまった。

大将がおまけしてくれた鰈の昆布締めの握りも片付けて、家に帰る。

これで明日出勤じゃなければ最高の気分なんだけどなあ。

帰省

2003年6月9日
ふー忙しかったぜ。
ここ一週間ばかり、仕事したり、酒買ったり、塩買ったり、唐辛子買ったり・・。
ろくな事してねえな。

でも仕事が大変だったのは事実でした。
久々に給料分以上の仕事をした気分です。

でもって関東での久々の午後からオフ。
明日も一応オフだし久々に実家でも帰るかと思ったら機器の不具合。
またかい。

明日、朝ゆっくり出てきて良いと言う事なんで帰るけど、結局明日も出勤かよ。
まあたまのデイオフは無駄に出来ない。

先ずは酒屋巡り。
一軒目、休み。
おい、前回も休みやったろうが、定休日くらい覚えておけ。
仕方ないので中華街にある酒屋に出張る。

んー、色々あるな。
行き付けの大将が欲しがってた酒があるのでTELすると、あれを買え、これを買え、あれは無いか、これは無いかと言うので途方にくれる。
そんなに金もってねえっての。

しかし中華街まで来て酒しか買わずに帰る男も珍しいだろうな。
今日は肉まんも買わなかったし。

横浜に戻って、当分顔を出してない実家への土産を物色。
初めは果物でも買うかと思ったが、ケーキにでもしておくか。
帰ってくるたびどっかしら改装されてる西口でケーキ屋発見。
うわ、高い事で有名なアンテノールですかい。
まーいいや、無難にショートケーキ、モンブラン、チーズケーキを2個づつ購入。
この小さいケーキで450円とかはやっぱ高え。

バスに乗って十数分、途中で買った4コマ漫画誌読んだり、斜め前の眼鏡っ子女子高生に見とれてたりすると、既に実家の近くだ。
1個前のバス停で降り、コンビニでビールを買う。
一軒目のコンビニに兄貴の好きなモルツが無かったのでわざわざもう一軒に寄る。
何て兄貴思いな弟だろう俺。
いや、自分の飲みたかった黒ラベルも500ミリ缶が無かったかららしい。

帰省すると母親は食卓にごっそりと料理を並べてくれる。
焼き魚から春巻からがんがん食べる。
実家の近くで栽培されてるトマトを久々に食う。
んむ、懐かしい味だ。

食事の後は部屋に引きこんで、兄貴は俺の買ってきた漫画を、俺は実家に置いてある漫画を読む。
本当に進歩の無い兄弟だ。
明日も出勤じゃなければ一日本読んですごせたのになあ。

危機

2003年5月31日
出張の半ば、ようやく街に出る時間が取れた。
台風4号の影響なのか強い風が吹いてるが、なんぼのもんやー。

先ずは色々本を買い込む。
黄昏流星群、女豹、ある日のツヴァイの3冊は簡単に見つかったが、藍より青し11巻CD付初回限定版が見つからない。
仕方なく電車に乗って横浜まで出張る。

有隣堂、まんがの森、栄松堂と回るが見つからない。
聞いてみるとすぐに売りきれたとの事。

やばい、そんなに品薄か。
広島の友人にTELしてみると、とらでも限定版は見てないという。
とりあえず雨の中バイクで見に行ってみるとの事、友よ、恩に着る。

友人関係のメーリングリストにも確保依頼を流す。
秋葉にいた友人からとらとKに無しと連絡が入る。
益々もってヤバイ。

念のため北九州の友人にTELして確保を頼む。
すべて失敗に終わればネットオークションしかあるまい。

たかだか本一冊の事かもしれないが、自分の趣味に妥協は無い。
妥協するのは趣味を止めるとき。
それが俺の矜持だ。

電車で出張先に戻ったときに広島からの連絡。
広島で5軒の本屋を巡って取り押さえたそうだ。
友よ、この埋め合わせは夏ボーの後必ずな。
ちなみに友人の巡った5軒の本屋が全部思い浮かんでしまうあたり、普段の行動がしのばれる。

他の友人に連絡をいれて後顧の愁いが無くなった所で、酒でも飲みに行こう。

出先での行き付けの内の一軒、まあ普通の居酒屋ですけど。

生ビールをたのみ、白板に書かれた今日のお勧めを物色する。
おっ、レバ刺しがあるじゃない。
それとかつおにんにく漬けだな。
後はハムかつ、ここのハムかつってビールと最高に合うんだよな。

二杯目からは日本酒に移行。
久々に銀盤でも飲んでみるか。
テレビではサッカー日韓戦をやっている。
点の入らないもどかしさについ酒が進む。

これも白板にあった生シラスとメンチカツを追加し、腰を落ち着ける。
日本酒も2杯目の新政へ。
今日は渋い選択だ。

結局1-0で日本の負け、テレビは阪神巨人戦へと移る。
9回裏、4−2で巨人リード、ノーアウト満塁で金本。
レフト線へ2点タイムリー!
良くやった金本。
勢いで焼酎に移行、萬膳をロックで注文。
更にポテトピザなど締めに頼んでしまう。

試合の方はアリアス、関本、そしてまた金本と打ちまくり。
素晴らし過ぎるぜ阪神打線!この店が巨人ファンの店でないことを祈ろう。

無事に勘定をすませ外に出る。
さて後はコンビニよって帰ろうか。
また余計な物を買いこみそうだけど。

足跡

2003年5月25日
目覚めー、って寒っ!
昨日の夜暑かったんでエアコンつけて寝ちまったようだ。
俺はしっかり布団にくるまり、友人は俺の寝袋で寝ている。
つくづく節約とかいう言葉の似合わない連中だ。

日記のカウンターがついに500を突破した。
私がブックマークしてる人は万単位のモンスター日記の執筆者の方が多いのでそれに比べれば吹けば跳ぶような存在だが、500もの足跡を残してくれた事を感謝し、励みにしてこれからも続けたいと思う。

友人もさっさと帰って家の片付けをするという事で、早めに昼兼用の朝飯。
昨日買った氷見うどんを茹でる。
友人に辛味大根をすりおろしてもらい、俺は寸胴に例の井戸水を沸かす。
うどん二把まとめて茹でれる鍋は他に無いからな。

友人と二人でうどんをすすりこむ。
美味い、辛味大根をつゆに放りこんで貪り食う。
流石に一人1把も食えば満腹だ。

友人は電車で帰ったので、部屋の掃除を始める。
今日は居室メイン。
掃除機かけた後、ローラー転がしてカーペットのゴミ取り。
やっぱり以外に毛とか残ってんのね。
台所と廊下も掃除機かけて、最後にトイレ掃除して今日は終了。

今にも降りそうな空模様だったが、欲しい本があったので出かける。
モーニングに掲載されていた、くさか里樹先生の「書きくけこ」の2巻。
本屋であっさりゲット。
中古ゲーム屋でサイレントスコープ2が安かったのでこれもゲット。
明日から出張なのにやる暇ねえぞ。
こうして、買っただけのゲームとかって増えるんだよな。
実はガンパレとかも攻略本まで持ってたりはするのに未だやってない。

少々腹が減ったので最近出来た味噌ラーメンの店に入ってみる。
デフォルトで680円、チャーシュウトッピングでプラス200円。
ちょっと高いな。
とんこつ味噌を頼んでみたが、滅茶々々美味いって物でもなく、まあ及第点って感じ。
金が有り余ってて、どうしても今味噌ラーメンが食べたいって状態になれば再訪の可能性ありってとこか。

福本伸行先生の「アカギ」が久々に読みたくなったので漫画喫茶に入る。
っていうか「アカギ」無えし。
仕方無いので「銀と金」と「天」を読んだ。
途中からネットの出きる席に移って、ある度胸試しのページを見る。
これはページに表示されるウインドウの「OK」を押していくと、「ハードディスクを初期化します、よろしいですか?」とか「ウィルスソフト〜をダウンロードします」とか聞いてくるのだ。
とても自分のパソじゃやる気しないが、ネットカフェならゴー!
鬼畜だ。
実際には悪い事は起こらないんだけどね。

明日から出張のため冷蔵庫のなまものはほぼ片付けてある。
夕飯を買出しにスーパーへ。
寿司だの惣菜を買って帰る。

風呂も入り、飯も食い、ゴミも捨て、明日の準備も整った。
後は酒飲んで日記書いて寝るだけ。

と言うわけでしばらく留守にします。
2週間位?

小康

2003年5月24日
大分、喉の調子が良くなってきた。
ような気がするだけかも。

目覚めたのは7時頃。
日記の更新をチェックして二度寝。

しばらくして友人からメール。
午後2時から散髪との事で、昼飯は一緒に食えそうだ。
10時半頃からシャワー浴びて、髭整えたり、妙に伸びた眉を整えたりしてたら11時過ぎてた。

車で友人の家に向かい、そのまま拉致。
広島に出る。

昼飯を何にしようかでまた悩む。
大盛り中華系の気分ではないし。
どうせ夜飲みにいくし、軽くうどんでもと思ったが、先日言った唐揚げの店に行って見ようと足を向けると何と休み。
友人にここの唐揚げを食わせまいとする陰謀でもあるのか。
まあ、前回は急性胃炎で本人が食べれなかっただけですが。

仕方なく別を探す。
デパート内のレストランシティでいいやって事で、エスカレーターで3階まで上がる。
しかしなんかむかつくビルだな。
エスカレーターの位置が各階ばらばらにあって、やたら歩き回らされる。
俺はこういう空間を無駄にしたようなビルは嫌いだね。
むかついたのでエレベーターにしようと思ったら、やたら動きが遅くしかも1階で満員かよ。
もうなんか帰りたくなってきました。

嫌々エスカレーターで上まであがり少し悩んでうどん屋へ。
2人して、天丼らしき物のセットを注文。
待つ間のくだらない話。
レジのところに「うどん屋さんのかりんとう」って売ってますが、じゃあ「カレー屋さんのチーズケーキ」とかもありですか?
いやそれはなんか美味そうだしもっと意外な取り合わせで行かなきゃ。
「クリーニング屋さんの中華鍋」とか。
ってそれはもう食べ物と関係ないだろう。

馬鹿な事を話してる内にうどんが届く。
結論、不味いな。
俺は最初から期待してないから唯の食物として腹に納められるが、友人はかなり不満そうだ。
だから最初からあまり期待しなさんなって。
まあ、俺のうどんを運んできた不慣れそうなバイトの女の子が可愛かったので店の中で暴れるのは止めとこう。

本屋に寄って2冊ほど購入。
友人が散髪に行くので一旦戻る事に。
上が駐車場になってる古本屋の一階を軽く回る。
休日なので人が結構多い中、デブオタが一人地べたに座りこんで立ち読み、いや座りこんでるから座り読みしてやがる。
ちょうど良い高さなので顔面に蹴りでもぶちこんでやろうかと考えたが、目撃者が多そうなのでやめておく。
その代りに「人間、ああはなりたくねえな」と聞こえるように言ってやったが、人間様の言葉が解らないご様子でした。

友人をカットサロン(生意気な)に送って、その間に頼まれてた買い物。
市場に行ってチャンジャを買う。
暇つぶしに散策してると氷見うどんが売ってたので買ってみる。
一把550円だそうです。
稲庭より高いな。
ついでに辛味大根も一本購入。
明日の昼飯は決まりだな。

友人宅に戻ってブラックジャックによろしくとか読んでると程なくして友人が戻ってきた。
頼まれ物の酒を買いに行き、それを届けて車を駐車場に突っ込んで、改めて飲みに出る。

今日は大分暑かったのでビールが美味い。
スモークベーコン、縞鯵のなめろうを食べる。
スモークベーコンは自家製だ。
薫香がとても良い、粒マスタードを添えて食べるとビールが進む進む。
きゅうりのたたきがメニューに載ったので、早速注文。
きゅうりを半割にして軽く包丁のの腹でたたいた後、シラスと白髪葱をのせてドレッシングをかける。
仕上げに煙が出るほど熱したごま油を目の前で掛けてくれる。
これがまた美味いんだな。
日本酒に変更、今日は岡山の粋府と竹林。
そろそろ鮎の季節だねと、大将に水を向けると、鮎のテリーヌを食ってみろと言われる。
鮎は塩焼き信奉者だったので今まで食った事が無かったが、それではと一口。
目うろこでした。
柔らかいテリーヌに薬味を少し添えて口に入れると、鮎の香りとかすかな苦味がふわりと広がります。
そこへ日本酒、至福です。
今日は大盛りあがり、二人合わせて6合も飲んだでしょうか。
その後、海ぶどう、山芋の山葵漬けと続き、締めに穴子の握りをいただいて帰りました。

我が家に戻ってメールや日記をチェックして、友人と麦茶飲みながらくだらない話を。
居酒屋に入った時間が早かったので小腹が空いた。
なめ茸と焙じ茶で簡単に茶漬など食う。
美味いんだなまたこれが。

今日は昼のうどんと、デブオタ以外は幸せな一日でした。

開拓

2003年5月23日
来週よりまた少々長い出張が入ってるので今日は休日をいただきました。

明け方に目が醒めて、何度か寝直してる内に7時頃になった。
流石に気温が上がってきてベッドから出る。
あせってすることも特には無いんだが。

暇つぶしに鉄拳4でもするか。
暇つぶしとか言ってるわりには、エンディングムービー、全部見るために結構必死。
何せ技の出し方もほとんど分からないので適当にボタン押して使えそうな技の繰り返しだから、負ける負ける。
ゲーム機に当たりそうになるのはよくあることだが、昔スーファミ1台をかなりやばい状態にした前科を思い出して何とか堪える。
しっかし、ほんとバランスの悪いゲームだな。

11時頃まで鉄拳4。
腹が減ってきたので例の井戸水で稲庭うどんを1把茹でて昼飯に。
初めて食べたが細いわりに腰が強く美味い。
今度大量に仕入れとくか。

クリーニング屋に冬物を出すついでに、車の税金を払いに行く。
39500円もの大枚を徴収されました。
でもこれ払っとかないと車検受けられないからな。

帰り際本屋に寄る。
後藤羽矢子先生のラブタンバリンが2冊出てたが、明日広島に出るつもりなのでパス。
他には特になかった。

家に帰ってまた鉄拳4で時間をつぶした後、新しい飲み屋を開拓すべく街へ出る。
長いトンネルを自転車で通りぬけ、普段飲みに行かないエリアに脚を進める。
トンネルを全速力で駆け抜けて後から計算してみると約時速24キロで走ってる事になる。
んー、偽MTBならこんなものか。
やっぱりロードレーサー1台欲しいなあ。

時間が早すぎたので商店街をぶらついてみる。
特に感銘を受けるような事は無かった。
普通の商店街だな。
5時15分過ぎに店に突入。
いつもの関西風の洒落たおでんではなく、実質本位、つまり安いおでんの店だ。
メニューを見てもおでん1本90円、一番高いのがビール大瓶500円だから驚きだ。
とりあえずビール。
おでんのネタは全部で16種類だが、ネットでここの記事を読んだところによるともう1種類あるらしい。
とりあえず珍しい物から攻める。
先ず「かわ」、そのものずばり豚の皮だそうな。
柔らかく煮えたのはゼラチン質がねっとりとしてて舌にとろける。
非常に美味くこればっか食べても良いような気がする、痛風になりそうだな。
酒のほうはビールから日本酒へ。
お酒と頼むと問答無用に熱燗コップ酒。
この雰囲気にはぴったりだが、流石にこの季節に熱燗は失敗だ。
おでんは他にきも、あつあげ、いわし団子、かまぼこ、たまねぎ、ねぎま、棒天、すじ肉、あいがも、
ロールキャベツとすすむ。
定番のこんにゃく、たまご、平天あたりをはずすところが俺らしい。
泡盛があったので注文する。
何と一杯150円だ。
小さなコップに9分目まで泡盛を注ぎ、残りを梅酒みたいな物で満たす。
隣の人が氷入りのグラスをもらって移し替えて飲んでいたのでそれを真似する。
美味い、泡盛らしいくせが、梅のさわやかさで押さえられて飲み易くなってる。
でも、調子に乗ってがんがんいったら死ぬな。
最後に、ビールの小瓶を開けて勘定してもらった。
2380円、安い。
かなり限界近くまで飲み食いしてこの値段とは。
近くだったら絶対通っちゃうよ。
自転車で20分以上は流石にきついかな。

帰り道、未だ明るい街をゆっくり自転車で走る。
余りに早いので脇道脇道と入っていってしまう。
気が付くとみかんと温泉の国行きのフェリーが出る港に出る。
そのまま待合室に入って料金表など見る。
自転車1台大人1人で2000円でみかんの国に行けるらしい。
明日休みなので思わずこのまま乗ってやろうかという気分になったが、何とか思いとどまった。

ちんたらちんたら自転車を漕ぎつつ家に戻る。
コンビニでタウン誌とビール、軽いつまみなどを買って帰宅。

ああ、今日も一日を堪能した。
喉が痛いのはさっぱり治らないけどな。


2003年5月22日
九州の方ではもうちらほらと蛍が出てるようだ。
今年は見に行けるかどうか微妙な所だ。

普通に朝から仕事。
ただし今日は書類にかかりっきり。
未だ自筆で書きこまねばならない書類なんて大っ嫌いだ。

1時間ほど残業して、街に出る。
買わねばならない本も無いのでそのまま飲みに行くことにする。

今日は台湾料理の店。
先ずビールを一杯。
豆腐と豚肉と広島菜の炒め物、そして手作りの海老餃子を頼む。
豆腐の方は荒れた胃に優しい。
海老餃子のタレに自家製のラー油をたっぷりと入れる。
餃子の餡が柔らかく、自家製ラー油が汗を噴出させる。
もう一杯ビール。
台湾風のハンバーグを食べて紹興酒に移行。
ここでマスターが鳥皮の付け焼きを出してくれた、下味がしっかりついていて、紹興酒のつまみに最高。
食事もので締めようと思って汁ビーフンを注文。
いや、ですからわざわざ大盛りにしてくださらなくても。
先ほどのラー油を少し加えて、熱々の汁ビーフンを食す。
滲み出る汗と共に身体の中の不純なものが流れたかのようだ。
流石にスープは少し残してしまったが気分は爽快、胃は満足である。
テレビを見ながら紹興酒を啜ってると、マスターの娘が俺の似顔絵を描いてくれると言う。
まだ5歳か6歳だったっけ?
でも可愛い盛りだよな。
でも後何年かしたら生意気なことを口にするようになるんだろうな。

描いてくれた絵は、まあ子供の絵。
その子に言わせるとコナン君に少し似てるそうだ。
まあお世辞にしても上等な方か。

夜風を浴びながら家に帰り、麦茶を啜りながらネットへ。
エアコンをつけるほどでもないが少々暑いので、団扇など引っ張り出す。
しかし一杯あるな。
某夏祭りで事あるごとに買ってるからな。
一般人の前で使えるのが少ないのが問題だが。

さて、まだ夜も早いし。
電脳の世界へと篭りますか。

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TEN

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