悪酔

2003年4月16日
昼食にうどんを食べに行く。
12時を過ぎると満員で入れなくなるほど人気の店。
肉うどんとおむすびにする。
いやー、今日も盛りが凄いな。
肉とねぎと油揚げだけで普通のうどん1玉分ぐらいありそう。
非常に満腹。

頼まれていた酒を購入して届けるついでに飲みに出る。
侍士の門を少し味見させて貰った後、梅の宿ファンタジー(活性にごり)を飲む。
白魚が入ってたのでいただいた。
無茶々々美味いって訳でもないが旬のものは食す、これは俺の主義だ。
その後はぼらの胃を塩焼きにしてもらった。
しゃきっとした歯ごたえが良い。
蔵の士魂いもいもを少し飲んだ後、東北泉を一杯。
なんか日本酒と焼酎交互に飲んでますが。
良くないパターンですな。
折角手に入った十四代が冷蔵庫に収まりきらないと大将が言うので、冷蔵庫掃除に乗り出す。
宝寿と宝永鶴、両方合わせて2合ほどもあったでしょうか。
ホワイトアスパラをオーブンで軽く焼き、タルタルソースをかけたものを食べた。
うーむ、美味い。
アスパラガス大好きなんだよね。

大分、気分良くなったので、そろそろとか思ってた頃、知り合いが入ってきた。
非常に良くないパターンですな。
案の定、11時回ってるし。

どうやって帰ってきたのか記憶ないんですが。
しっかり家で寝てました。
けどこの両腕の擦り傷とチノパンについた黒い汚れは何だろう?
あまり気にしないほうが良さそうだ。

懐古

2003年4月15日
先日の「ザ ハウス オブ ザ デッド3」の余韻がまだ体を離れてなかったようだ。
久々にドリキャスを引っ張り出して2の方をプレイ。
連射パッドを使って楽勝だが、民間人、ほとんど撃っちゃった、てへ。

そして「超鋼戦記キカイオー」へ移行。
これもやりこんだな、攻略本なしで全フィーチャー出すまでやったし。
ファーストガンダムどころかマジンガーZから見てる人には泪ものの演出。
これがドリキャスを買ったもう一つの理由だし。

そしてなぜか「シェンムー第一章」
いや、シェンムー自体はどうでも良いんだけど、おまけゲームのハングオンやスペースハリアーがやってみたくて。
実はこれやるの初めてなんだけど。
ゲームの中で横須賀の町をうろつく。
おおっ、ドブ板がそれっぽい。
今はきれいになったドブ板も昔は確かにこんなんだったと思わせるグラフィック。
いやあ、ゲーム本編ももう少しテンポ良ければなあ。

夕食も今日はラーメンで済ませる。
後は飲みながらモード。
ウインナー茹でて齧りながらビール。
そろそろ粒マスタード新しいの買わねば。
後は花見の残りの出羽桜と生ハム。
吟醸と生ハム、それと酸味のある果物は中々の取り合わせ。
友人達も結構はまった。

タイトルの懐古。
結構好きです。
駄菓子でも車でも酒でも銭湯でも、時間の積み重ねられたところに、心が落ち着きます。
何でですかね?
一応は都会っ子ですが、叔父が隣で骨董の修理とかしてたから?
近所に駄菓子屋があったから?
都会の割には自然が豊富で春には土筆や蓬を摘みに行ってたから?
親戚が銭湯やってて良く泊まりに行ったから?
どうもそこらへんが原因のようです。
三つ子の魂百まで、って感じでしょうか。

自炊

2003年4月14日
午後、藍より青しのDVD全巻購入プレゼントに応募するため郵便局へ。
締め切りぎりぎりにならないと動かないのは、悪い癖だ。
その脚でディーラーによってフォグの見積もりをしてもらう。
工賃込みで1万6千円だそうな。
泣きが入りそうです。

給料日前になって、流石に生活費が乏しくなってきたので、自炊モードに入る事にする。
米を炊いておいて、晩酌には湯豆腐。
きちんとタレをつくり、白髪ねぎを刻んでカセットコンロを前に一人で豆腐を食う。
なんか絵になるような、ならないような。
缶ビール一本で飯へ。
あとは納豆と麦飯を掻き込んでおしまい。
しかしこの納豆、ブランド物らしく結構高いんですが。
しかもなんか舞とか葵とか名前ついてるし。
2種類食べてみたが葵のほうが好み。
こう書くとなんか響きがいやらしいな(笑

後片付けをしつつ思う。
独身男性の自炊ってのはもうちょっとシンプルなのが普通ではないだろうか。
ラーメンなんかだったら鍋一つ、丼一つ、箸一組で洗い物終わりだよな。
今日の洗い物は鍋2つ、食器6個、箸と菜箸、スプーンだの何だの。
単に自分がこだわり過ぎなだけですが。
引っ越す前はグラタン皿とかも持ってたしな。



休日

2003年4月13日
今日は統一地方選挙の投票日だそうな。
朝一から選挙権を行使しに行く。
一番名前の簡単そうなのを選んで投票。
正味3分、あっさりと終了。

最近の雨で車がすっかり汚れてるので、コイン洗車場で水洗いしてたら、フォグのレンズが割れてるのに気付いてしまった。
ガーン、金無いのに。

昨夜遅くまで飲み倒して、風呂に入ってないので朝から銭湯。
長湯するつもりだったが、関東から帰省してる友人が早い時間に広島につくという事で、さっと上がることに。
しかし暖かくなってきた。
上着を脱いで袖を捲くる、歩き回るにはそれ位が丁度良い。

広島で合流して昼飯、日曜だとかなり店が限られてしまうのだが中華にした。
俺はカレーチャーハン、友人らはそれぞれ揚げやきそばと麻婆麺。
相変わらず量が半端じゃなく多い。
高い店だったら3分の1くらいで同じ値段取るぞ。
何とか残さずに食べれたがかなり重いんですが。

それからはかなりお決まりのコース。
ハンズやらソフマップやらとらのあなで買い物。
友達が来ても行動パターンがまるで変わらないのは、ご愛嬌ってものだ。

晩飯は焼肉、初めて行った店だがとても美味かった。
肉は柔らかく旨みの塊みたいで、ホルモンなどは臭みなんかカケラも無し。
今迄食べてきた焼肉という料理の概念を覆された感じだ。

少しゲーセンに寄って時間つぶしのつもりが、俺の目にとまったのは何と、「ザ ハウス オブ ザ デッド 3」!
実は俺はこのシリーズが大好きでドリキャスを買ったのも3分の1位はこれが理由だ。
当然プレイ。
ストーリー部分もしっかり堪能。
一人プレイで千円ちょっとでエンディングまで行けるのは丁度良い位の難易度かな。
ただコントローラはポンプアクションの散弾銃タイプでリロードが少し厳しい。
結論、家庭用に移植希望!
うーん、あとサイレントスコープもコントローラー込みでもう一度移植してくんないかな。

熱くなった体を冷やすのにバーに移動。
各々、好きな物を注文。
俺はサクラフィズからシンガポールスリング。
3杯目は最近トリスが話題になってるとのことで、トリハイを注文。
トリス全盛の頃の育ちではないが、とても懐かしい味がする。
まるで中学、高校の頃、友人達と親に隠れて飲んだあの頃の酒の味に。
最後にエドラダワーのシングルカスク。
美味いシングルモルトは背筋に電気が走る。
久々だこの感覚。

タクシーで友人宅に戻り連れ立って銭湯へ。
1日に2回も銭湯入ってますよ、こいつ等。
時間が無かったのでまたも、駆け足で体を流す。
休みの日くらいゆっくり風呂入れよ、と自分で言いたくもなる。

友人宅へ戻って飲みながら話をする。
って、まだ飲むんですか。
友人の部屋は最近模様替えに成功しとても洒落た仕上がりだ、とてもヲタの部屋に見えない。
板材を利用したカウンターに2Pソファ、グリーンもあるしインセンスなんかも焚いてたりする。
ま、隣の部屋は一目瞭然そのものずばり状態なんだけどね。
飲みながら取り留めの無い事を話す。
ヲタ同士の話に取り留めなどあろうはずも無い、だけどそれが楽しい。
2時も回ったので雑魚寝。
部屋の主は朝から仕事だというのに。

何とまあ、充実した休日だったことよ。

掃除

2003年4月12日
あまりにも部屋の中が乱れてきたので、掃除をしようと思い立つ。
先ず台所から何とかしよう。

先ず大量にある酒瓶を全部拭く。
冷蔵庫の外にあるものだけで40本程もあるので、それだけで小一時間かかる。
非常に前途多難である。
電子レンジの棚、食器棚なども一度ものを出して、拭き掃除する。
やるときは徹底的にやるのが俺のモットーだが、食器棚の中の50以上の酒器を並べながら、後悔の念を押さえるのが精一杯である。

午前中一杯かかって台所終了。
昼飯を食いに行くついでに洗剤も買い足しておくか。

なぜか帰ってきたのは2時過ぎ。
しかも、PS2の鉄拳4とか、まんがライフオリジナルとか持ってるし。

とりあえず掃除の邪魔になる物は封印して、トイレと廊下を終わらせる。
勢いをつけるのにコンポの音量はかなり大きめ。
周りの部屋の人、ごめんなさい。

問題は居室、本、CD、ゲーム、グッズなどで埋め尽くされた部屋は最大の難関。
でも、我が家は良い方である。
何しろ床が見える。
友人関係で床が見える部屋に住んでるのはパーセンテージにして、1桁だもんな。
基本通り物をどかして上のほうから埃を落とし、雑巾で拭き並べ直す。
それを延々繰り替えす。
最後の方は自棄になって、六甲おろしリピート状態である。
すいません、居室が終わった頃には日が落ちてました。
まだ風呂と物置状態の5畳間が残ってるが、友人と飲みに行く約束があるのでタイムアップ。
明日もあるし何とかなるだろ。

いつもの店に行ったら満席だった。
仕方なく他の店へ。
つまみは美味いんだが環境悪。
座敷のグループはぎゃあぎゃあ五月蝿いは、隣の若造はタバコでのろし上げてるは。
長居するつもりも無いからいいけどよ。

しばらくしてから、いつもの店に戻る。
今度は入れた。
伯楽星から寝越庵、出羽桜の枯山水。
2人で3合でやめる。
帰りにコンビニで買ったアイスが中々美味かった。

明日は選挙らしい、面倒だ。
少なくとも俺の安眠を妨げたり、花見を邪魔したり、俺の車の通行を選挙カーで邪魔した輩には、
票を投じないつもりだが、問題は投票すべき人がまだ残ってるかどうかのようである。



2003年4月11日
今日は職場の送別会、早い話が宴会である。
つまり俺の大嫌いな行事である。

美味い酒を飲むことは大好きだ。
美味い物を食う事も大好きだ。
気心の知れた連中と酒を飲んで腹を割って話すことも大好きだ。
その3つの因子の内、2つでも満たすことができれば宴会ももう少し楽しいと思えるのだろうが、現状では不可能である。

先ず、予算。
俺みたいな独り者ならいざ知らず、月々何万円かの小遣いで遣り繰りしている既婚者に、高額の宴会代は払えない。
必然、美味い故に高い酒と、食い物は姿を消す。

次、友人だったら後々笑ってすまされるような話も、職場の上下関係が存在している場所では出来ない。
ましてや、俺のように妙な記憶力を持った人が居る宴会では迂闊な事は話せない。

だから、俺は職場の宴会では決して己を失う事は無いだろうし、2次会のカラオケスナックに行く事も無いだろう。

今日も宴会の間中、ビールだけをちびちびと飲んでいた。そして2次会に向かう連中に「じゃ」と言って俺はいつもの居酒屋に行った。

泡盛をロックで、つまみは海ぶどう。
ビールの酔いの顔の火照りが、ゆっくりと冷めてくる。
差し入れで貰ったこごみの天麩羅で日本酒に変える。
今日は山口の貴。
最後は長崎の焼酎、青一髪をロック。
フカヒレと桜蕪の握り寿司を1貫づつ貰って、店を後にした。

今日の宴会代と居酒屋で払った金。
居酒屋の方が500円安い。
ただ、その差は私にとって比べるまでも無いほど大きい。



夜長

2003年4月10日
朝、出勤前にコンビニで新聞とまんがタイムきららを購入する。
今夜は職場に泊り込みになるので、夜の暇つぶし用である。

今日の仕事は、明日お偉方が来るってんで、朝からあちこち掃除。
といっても今更少々やっても変わりゃしねえって。
だいたいなんで俺一人しかいねえんだ、今日は。
まあ、気楽で良いけど。
と言う訳で掃除は適当に切り上げる事にする(おいおい)

さて、夜は暇だ。
子供じゃねえんだから、10時から寝られねえって。
ワンダースワンの符呪封録で封印窟(闘技場みたいなもの)に潜りまくる。
前回、セーブデータがとんで失った最強デッキに大分近づいてきた。

9時から珍しくテレビを見る。
俺がレギュラーに見る数少ない番組、「どっちの料理ショー」である。
今日は寿司VS天麩羅。
両方好きだが、関○宏が嫌いなので三宅を応援する。
結果は寿司の勝ち。
しかし許せないのは、寿司を箸で食ってるのと、酢飯にまで醤油つけて食ってる事。
やだやだ、上品振りやがって。

とは言うものの寿司や天麩羅を語るのは苦手。
て言うか食い歩いてないし。
理由は当然高いから。
金の心配をせず食い歩きできるほど、俺が金持ちになれる日は今のところくる予定が無い。



田楽

2003年4月9日
今日はおでん、仕事が終わる前からそういう気分だった。
家に荷物を放り込んでおでんやへ。
この街でおでんやと言えばこの店、というくらい有名な一軒。
この店は俺が酒を覚えた店で、マスターはもう兄貴みたいなものである。
今は交通事故に因る怪我のリハビリ中で、奥さんが店を仕切っている。

関西風の薄味の出汁なので野菜が美味い。
今日は春先らしく筍と蕗から。
手作りのゆず味噌を乗せて食べる、春はやはりこれを食べないと。

ビールから日本酒に変えて、次は春菊と豆腐。
日本酒の仕入れが変わって、俺の好きな鷹勇純米吟醸なかだれが入らなくなったそうだ、残念至極。
まあ、鷹勇は比較的手に入り安いから良いだろう。
そしてがんもどき、手作りのがんもどきはふんわりとしていてとても美味い。
ふう、4杯くらいも飲んだかな。
ここに来るといつも飲み過ぎてしまう。

そして締めには、あぶそば。
油揚げの中にそばの入ったやつ。
これを食べないとこの店に来た意味が無い。
ふう、満足々々。

なのになんでこの男はもう一軒寄ってるかな!

ちょっとはずれの方にオープンしたばっかりの小洒落た店。
座敷は全部埋まってるようだがカウンターがらがら。
ドリンクメニューを見る、酒の種類が寂しい限り。
焼酎も3種類か。
そーゆー店に限って「ウチは厳選したものだけを置いていますから」とか言い訳しやがんだよな。
突出しは穴子豆腐、しっかし薄っぺらい穴子だこと。
穴子一枚剥がして口に入れて、味も大したことが無いことを確認。
ロックで2杯ほど飲んですぐ終わる。

金にならねえ客と思われたろうな。
ご心配なく、もう2度と来ませんよ。
ネタケースの中の溶けたような雲丹見ちゃったら、
とても他の物も食べたいとは思いませんので。

仕事

2003年4月8日
今日は仕事だった。(終)

って訳にもいくまい。
ありがたいことにこの日記をブックマークしてくださる方が何人もいらっしゃるが、皆さんにはこんな疑問を持たれた方も居るかもしれない。

「こいつ、何者?」

確かに日記の内容は、遊びや酒に関する事ばかり。
平日の昼間っから遊びまわってるみたいなこと書いてるし。

えっと、すいません。
私、公務員です。技術系になると思われます。
ちょっと長い出張の後で休暇だったんで。

はっきり言って仕事、好きな方ではありません。
むしろ嫌いな物リストにすれば上位に入る事は間違い無し。
しかし今の世の中仕事を選んでる余裕などありませんし、民間で雇ってくれる技術持ってる訳でもありません。
だから考えてしまいます。
自分の持ってる技術が必要無くなったら、自分は何をすればいいのか?と。
そこで残ってるのは、今まで何年勤めてきたかによるそれなりの肩書きだけ。
肩書きで仕事ができるなら夜の街ではみんな、シャチョーさんだよ。

考えるたびに沈むので、逃げてます。
酒と趣味と、そしてしてる間だけ他の事を考えなくてよい自分の仕事に。

ああ、定年退職するまでに金ためて、田舎に小さな土地を買って自給自足で暮らしたい。
などと夢を見ながら。

酒精

2003年4月7日
酒も抜けたので午後から出かける。
先ずハンズによってカートを購入。
今まで使用していた安物と違って、超がつくくらい頑丈そうである。
熊は無理かもしれないが人は倒せます、絶対。
しかし当然のように重い。
厚さ6センチとコンパクトに畳めるのは良いが、何だその4.5キロって重さは?
駐車場まで運ぶだけで汗出てきた。

後は本屋と酒屋。
酒屋は頼まれていた酒の仕入れ。

仕入れた酒を届けるついで(あくまでもついで)に、飲みに出る。
しかしまあ、凄え品揃えになってきた物だな。
日本酒も焼酎も名だたるプレミア物から超マイナーな奴まで、ついに100を超えそうな勢い。
ここまであるってのは、全国的に見ても珍しいんじゃないか?
しかし冷蔵庫の中、既にパズル状態なんですけど。
カウンターの端や棚の上には所狭しと焼酎の瓶。
今度地震起きたら大損害だな。

今日の酒はビールの後、宮城の伯楽星、静岡の喜久酔を試す。
伯楽星はよい香りだ、甘い桃みたいに心地よい。
喜久酔はどっしりと落ち着いている、飲み飽きしないタイプと見た。
後は冷蔵庫の整理の手伝いで醸し人九平次御手前大吟、南部美人のAll Kojiを飲んだ。
いやあ、今日も飲んだ飲んだ。
しかしこれほどの店、ネットで検索すりゃ一発で引っかかりもしそうなもんだが、出ないんだよな。
でも、情報だけを頼りに変な客が来るのは嫌だし、大将もそう言ってるから良しとしておくか。
俺が入れなくなるのも困るし。

2003年4月6日
天気は上々、気温も上がり絶好の花見日よりでした。
今回は鍋メインに後はお惣菜ですませる。
途中、和菓子屋で桜餅が売っていた。
珍しく関東風の桜餅だったのでデザートに買っておいた。
酒は出羽桜の出羽燦々、森伊蔵熟成酒、天使の誘惑と銘酒揃いである、相変わらず贅沢だ。

しかしカセットコンロやキャンプ用のバーナー、テーブル、レジャーシート、鍋2つ、コップにお調子、杯4つ、酒3本、缶ビール2本、そして食料と
持つととても二人で花見には見えない量である。
ヒーコラ言いながら500mほど離れた公園に移動する。
意外に空いていたので場所探しには苦労しなかった。
セッティングして鍋開始、だが風があって中々鍋が煮立たない。ダンボールを拾ってきて風除けを作り、何とかなりそうだ。

周囲を見渡すと花見の楽しみ方は年々多様化していると感じる。
キャンプセット持ちこんでバーベキューしたり、若い人たちは飲みながら音楽聴いたりゲームしたり、っておい、花見じゃなくてもいいんじゃないのか、それは。
あとはお決まりの仕出しの弁当と、コンビニで買ってきたような乾き物のつまみで盛り上がってるグループ。
年に一度の花見ぐれえ、もうちっと金かけてもいいんじゃあねえかと、思うんですがねえ、あたしは。
ま、俺はかけ過ぎなので人の事はあまり言うまい。
4時半を過ぎると大分寒くなってくる、キャンプ用のバーナーを使って燗酒を作る。
周囲の人の声が聞こえてくるようだ。
(おい、あんなことまでやってるよ、よっぽど暇なんだろうな)
いいえ、負けず嫌いなだけです。

以前、友人たちとウィークリーマンションで宴会しまくりの3日をすごしたときの話。
チェックアウトする様子の別グループが自慢下に、
「いやー、今回はビアサーバーまであって最高だったなー」とか言ってるのを聞きました。
そのグループが手にしていたのは家庭用のサーバー。
そのせりふを聞いた我々のグループ、急いで部屋にあった業務用のレンタルサーバーとビールタンク4つ(計60リットル)を持ってフロントにとってかえし「いやー今回は良く飲んだなー」と。
いや、あの信じられない物を見たような目。
非常に面白かった事を覚えています。
閑話休題

3時間ほども過ごし大分腹も一杯にと言うより、もう食えません。
2ヶ月程かけて10キロほど減量したつけでしょうか、胃が縮んでいるようです。
さて、後は事件も無く撤収。
流石に今日は飲みにでません。

ここ3日ほど書いているが、どこらへんが「居酒屋黙示録」なのか少し疑問。
今日あたりから少し何とかしてみるつもり。

風邪

2003年4月5日
朝、友人を家まで送ってから家にこもってゲームなどしていた。
が、どうにもおかしい。
もう4月だと言うのに寒い。
しかも、腰や膝が妙に痛い。
おまけに食欲が無い。
はたと気付いた、昨日、花見帰りに雨に打たれて風邪引いたんだ。

と、気付いたのは銭湯で湯に漬かってる時、
だめじゃん。
とにかく、ゆっくり体温めて風呂を出る。
体中痛いのをマッサージ器でなだめて車運転して家に戻った。
コンビニで食料を買いこんで家に入ったときにはすっかりゾンビ状態。
何年も使わなかった体温計を取りだし熱を測る。
7度8分はここ数年出してねえな。
バファリンを飲んでお休みモード。
寝付けないので色々な事が心に浮かぶ。
風が強い・・桜、大丈夫かな。
昔、風邪気味のとき、バファリンを日本酒でラッパ飲みして、更に栄養つけるぞとかいって外に飲みに出て、次の日の朝洗濯したばかりの炬燵布団に、吐いてたこともあったな。
泣きながらまた洗濯したっけ。

うとうとする事を繰り返し朝を迎える。
何とか物を食べれそうだ。
熱も平熱だし。
冷凍食品の雑炊を食べながらパソに向かう。
やべ、また汗出てきた。もう一日おとなしくしろとの神からの命令か?

流石に昼近くにもなると眠れないので、長い出張の間、友人に頼んでいた雑誌を読む。
そしてまたソウルキャリバー2。
熱も下がったので風呂に入った。
でもこれでまた熱出たりするんだよな。
家の中の食料はろくな物が無いので、外に出る。
寒い。
行き付けの台湾料理の店で胃にやさしそうな物を、
2品ほど頼む。
大根のスープ煮、海老とひき肉のあんかけと
トマトと豆腐のスープ。
俺の事を心配して下さるのは有り難いんですが、
量多すぎました。
まだおなか一杯です。
薬が飲めません。

日記

2003年4月4日
ひょんな事からこのページを見つける。
HPを持たない自分としては、酒を飲みつつ普段心に留めている事を吐露する良い機会だろう。

昨夜は花見を行なった。
毎年恒例夜桜見物だが日曜に本番を控えての予行演習なので店売りの惣菜ですませてしまった。
昨年はキャンプセットまで持ち出して、居酒屋のマスターに用意してもらった豚肉と芹の鍋だったな。
その前年は一人前五千円の花見弁当と二人分で六千円の花見重、今考えても馬鹿だな俺。

元々は一人で花見してた。
四季桜の吟醸と華やかな色の杯だけ持って公園に行って、ベンチで日がな一日寝っ転がってた。
周りの馬鹿騒ぎも気にせずに酒をゆっくりと飲んでいた。
最近そういったゆとりを失ってるのかもしれない。
この週末晴れたらもう一度やってみようか。



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TEN

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