隠遁

2003年10月14日
世間様が働いている時に自分だけ休みってのは非常にいい物だが、いかんせん給料日まで金が無い。
今日は引き篭もり気分を満喫するとしようか。

目覚めはいつもの様に早い。
何時に寝ても仕事の時間に目が醒めるのは悲しい習性というべきか。
枕元には昨日寝る前に開けたビールが半分ほど残ってる。
ああ、勿体ねえ。

賞味期限の近づいている稲庭うどんを朝飯にする。
これでストックを使いきったので、また仕入れておかないとな。
稲庭もいいが氷見が非常に美味い。
ただし値段は倍近く違うんだけど。
広島の割烹食材の店に氷見うどん売ってるけど、広島出たら余計な金使うしなあ。

午前中はパソに向かってお気に入りの整理などしてみる。
リンク切れが82件。
後は新フォルダ作って整理。
酒関係だけでとんでもない数になってるなあ。

昼飯は昨日の残りのワンタンと、冷凍してあったご飯を一膳。
ワンタンを茹でようと冷蔵庫から取り出したら、水気でワンタン同士がくっついている。
なるほど、こういったものが作り置き出来ない理由がよく判ります。
箸で無理矢理引っぺがし、サディスティックに鍋に放りこんで目的を果たします。
まあ次回からはもう少しうまく出来る事でしょう。
大体、独り者が一から作る料理でも無いような気もしますが。

午後からはまた暇。
久々にPSの御神楽少女探偵団をプレイしてみる。
んー、何が良いかって時代?
大正の御世を題材にした物は結構ツボなのですよ。
まあ、なんとか大戦とかに限った事じゃないけど、小説では赤城毅の帝都探偵物語とか、漫画なら影崎由那の櫻の一番とか、舞台背景が大正ってだけでなんかわくわくしてきます。
舞台は昭和ですが山田芳裕の大正野郎なんて漫画も非常に好きですな。
ひょってして人間が古いのか?俺?

夕方まで御神楽をプレイした後、ちょっと寝る。
気が付けば6時半を少し過ぎてる。
あー、晩飯でも作るかあ。

レトルトの蓼鶏湯でも食べようかなと思ったが、豆腐が3丁も冷蔵庫にあるので湯豆腐にする。
後は、がんすを炙ってビールのつまみと、昨日の残りの野菜で簡単なサラダ。
がんすは魚肉練り製品を薄くしてフライにしたようなもの。
この地方にしかまず無いと思うが、焼き網で炙って葱を載せ醤油をかけただけで立派なビールのあてだ。
さて湯豆腐。
このためにうちには小さな土鍋が有るようなもんである。
出汁は昆布のみ。
他に具は無し。
沸騰させないように加減した鍋の中に切り分けた豆腐を一つづつ。
芯が温まった頃に引き上げて、青葱白葱をどっさりのせて和歌山の三ツ星醤油で食う。
堪えられねえ。
あっという間にビールから日本酒へ。
折角だ、巻機の特別純米を開けよう。

子供の頃は葱嫌いで一切口にしなかった。
酒を飲むようになってから葱に目覚めてしまい、今ではお好み焼き屋で葱焼きでビールを飲む駄目人間になってしまっている。
関東育ちの俺的には青葱では物足りないと感じる事が偶に有る。
湯豆腐なんかはその典型で2種類の葱をてんこ盛りにして食う。
子供の頃から葱食ってりゃもう少し賢くなれたかなあ。

豆腐も後2つを残すだけになった頃に、茶碗に飯を盛る。
湯豆腐の締めは豆腐茶漬。
飯の上に豆腐を載せ、軽く崩す。
先ほどまで使ってた取り皿の葱と醤油を軽く掛け回して、最後に鍋の出汁を掛けて食う。
何でこんなに美味いんだって言う位美味い。

日記をアップしてる途中で友人からTEL。
先日の日記から心配しての電話。
表だけでは無く裏の顔を知ってるからこそ、忌憚無く話せる。
そういう連中がいる限り俺は大丈夫だろう。

たとえ表の顔がどんなに孤立してもだ。

料理

2003年10月13日
某稀代の食通ではないが、食い物に五月蝿いと周りから言われる。
確かに不味い物よりは美味い物が好きだが、それを人に意見するような真似はしない。
自分さえ美味いと思ってりゃいいじゃねえか。

昨日、夕方までうとうとしてたのが効いたのか、中々寝つけなかった。
一応目が醒めたのが7時だが、身体を起こしたのはもう少し惰眠を貪った後だった。

流石に昨日は夕飯の後、酒を飲む気にならなかったので胃の調子がいい。
因って朝飯を食うことにする。
先日の茸を麺つゆで炊いて、茸あんかけうどんにする。
麺は稲庭の乾麺。
中々贅沢な朝食だ。

さて金も無いし今日は何しようかな。
とりあえず普段使ってる自転車のエアを補充しに行っとくかと考えたが今日は祝日。
自転車屋が開いていなかったら無駄足だなあ。
少し頭を巡らすと、目に入ったのは水用のポリタンク。
後何日か自炊が続く事だし、涌き水でも汲みに行くか。
ついでに自転車屋を見てくれば無駄も無い。

車にカートとポリタンクを放りこみ、山道を登っていく。
同じ方向に走るバイクが一台。
カーゴにはポリタンクが積んであり、どうやら同じ所に水を汲みに行くようだ。
とっとと抜いてやれ、と思ったが狭い山道の上、何故か今日に限って対向車が多い。

水汲み場に着くと、さっきのおじさんがいた。
俺が車からポリタンクを引っ張り出すと、おじさんは「数多いから、先に汲みなよ」と順番を譲ってくれた。
嗚呼、心の狭い考えを持ってた自分が恥ずかしい。
ごめんなさい、きっとさっきの俺は狭心症の発作を起こしてたんです。

水を汲みおじさんに挨拶して山を降りる。
途中自転車屋の前を通り開店を確認。
駐車場に車を戻し、そのまま自転車屋へ。
やっとまともな圧に戻った。
フレームが少々窮屈なサイズだから、圧落ちるともう重くってしょうがない。
まあ、1万2千円の中古だからしょうがないが、普段用に使い勝手の良いロードマシンとか欲しいなあ。

帰り際の話。
おい手前、歩道を横切る際は一時停止って知ってるか?
おい、他の交通を妨げる位置に車止めちゃいけないって知ってるか?
知らねえなら車乗るな。
手前等のせいで、広くなってた心がまた狭くなっちまったじゃねえか。

本屋でまんがライフオリジナルとまんがタイムジャンボを買って家に戻る。
2冊を読み終えた頃、昼を過ぎたので簡単に飯。
インスタントラーメンに残ってた茸あんをぶちこんで食う。
出汁を少々中華風にアレンジ。
美味かったけど、丼になみなみと入ったラーメンは危険という事を知る。

昼からは部屋の掃除でもするか。
まずはトイレ。
手洗い場磨きから、全体の雑巾掛け、マット、タオルの洗濯まで全部。
その後は風呂。
最近シャワーばっかりで浴槽を使ってなかったが、今日は浴槽から壁から、果てはシャンプーラック、洗面器、椅子に至るまで全部磨く。
何て暇な奴なんだろう。
最後に居室の散らばった漫画とCDを片付けて今日の掃除はそこまで。

夕飯の材料で足りない物を買出しに出る。
まあ、一番必要なのはビールなんだが。
スーパーを二軒回り、レタス半玉、胡瓜一本、トマト一パック、それとインスタントラーメンの補充。
コンビニでビールを買って買出し終了。

今日の夕飯はタコライスとワンタン、それとささみと胡瓜と若布の酢の物といきますか。
まずワンタン作り。
まあこういうちまちました作業は嫌いじゃないが、他人の為には中々できねえな。
とか考えてたらワンタンの皮の方が余っちまった。
やっぱり最初の方にあんを入れすぎたんだ。
まあいいや、皮だけってのも乙なもんだ。

ささみの筋を取り除くのは結構厄介。
っていうか包丁研げ。
胡瓜の薄切りも包丁で。
中々小器用にに薄く切りますが少々時間が掛かります。
スライサー使えば早いじゃん、と思われるでしょうが、数年前に指ごとスライスした経験があり、それ以来スライサーは俺の台所から姿を消したのである。
まあ包丁でできる事は包丁でってことで、うちにはピーラーなんて物も有りません。
寸胴とかミキサーとかジューサーとか余計な物は沢山有るけどな。

タコライスの方は温めて、ご飯の上に載せるだけなので簡単。
しかしご飯の量がまた多かったかな。

何とかそれらしい物が食卓に並び夕食。
少々、量が多かったが酢の物以外は完食。
酢の物はネットやりながら酒飲む時のつまみにしましょうか。

明日は何を作りましょうかね。

祭事

2003年10月12日
朝から雨の予報を裏切って、夏がぶり返したかの青空。
っていうか、暑っついんだよ!

夜勤が明けて一度家に戻り、ジャケットを脱ぎ捨てる。
朝方、友人に電話して酒祭りとやらに出かける予定だ。

広島駅のスタバで合流し、モカフラペチーノなど買って電車に乗る。
電車を下りると既にそこは人の波。
暑いのもあいまって、うぜえの一言が口の端に出る。

ステージイベントなんかに一切の興味がない我々は、速攻で全国銘酒試飲会会場へ。
大枚1500円を支払って会場内へ。
公園一つを丸々会場に仕立て上げてるのだが、既に人だらけ。
キャンプ用のミニテーブルまで持ち込んでる連中がいるのには飽きれて物も言えません。
言うけどな。

入り口で貰ったパンフレットに目を通し、910種類の中から飲んでみたい物を選ぶ。
まあ大手の酒なぞどこでも飲めるし、ちょっとマイナーな蔵や、珍しい造りの酒を中心にセレクト。
白露垂珠、会津娘、大和川カスモチ原酒、来福、ハレギク、直実、木戸泉醍醐、麗人、菊司菩提もと純米、百楽門、諏訪泉、鷹勇、旭鳳、大番、傳三郎、安芸虎、南と当たる幸いなぎ倒し、大分気分良くなったところで入場券についてたポイント券で炊き込み御飯など食べ、さっさと会場を離れる。
まあもう少し、グレードの高いところを色々のんでみたかったってのはあるが、まあこんな物でしょう。

酒蔵の集まった通りをぶらついて、国際色豊かな屋台が集まるところで買い食いしたりした後、飽きたので帰ることに。
途中の駅で友人と別れ地元に戻る。
バスの中から街を見てたら地元も祭だった事を思い出す。
行かないけどな。
流石に屋台の食い物や遊びに心踊るような歳ではなくなった。
というより人ごみがうぜえ。
でも駄菓子屋とかノスタルジックな物は好きだけどな。

家で夕方まで寝て、酔いを醒ました後。
買い物に出かける。
何日分かを見越して買いこんだがあまり腹も減ってないので今日は、鳥わさとご飯と納豆とビールで夕飯。

明日っからちょっとした休みなんだけど給料前に何しろと。

無為

2003年10月10日
短期の出張が終わり、今日は休み。
昨日酒飲んでそのまま寝ちまったので、目覚めは早いがやる事もない。

雑事に頭を悩ますのが鬱当しいので何も考えずに、CD聞いて漫画読んで過ごす。

3台ある自転車の内の一台。
久々に乗ってみようかと思ったら、エアが抜けてた。
自転車屋に持っていってエアを補充。
ついでに空気入れの値段も見ておく。
今必要って物でもないが、3台も自転車があるならもっていて然るべきかなと。
まあ、そんなに高い物でもないが給料でたら買っとくか。

エアを補充した自転車でコンビニに買い物。
本来、ファンライド用の一台なので公道を走るのはよろしくないが、まあ100メートル位良いだろう。
ふらふらしながらコンビニに到着。
鍵もかけずに店の前に置いておく。
何せ乗って逃げようったって、初めての人間はまず乗れないから平気だ。
俺も乗れるようになるまで相当練習したもんなあ。

昼飯を食って、また家で無為な時間を過ごす。
今日読んだのは、並木橋通りアオバ自転車店と美川べるのの青春ばくはつ劇場。
美川べるのの漫画はセンスがいいなあ。
ストレンジプラスも面白いしテンポも良いし。

うとうとしてたら6時過ぎに携帯の音で目が醒める。
番号登録してない相手からの着信音だったので切れるまでほっとく。
着信履歴をみると北関東から。
来た。

予想通り、四季桜を注文した酒屋から入荷の知らせだった。
おり返し電話して週明けに純米吟醸花宝を2本送ってくれるよう手配してもらった。
楽しみだ。

昨日居酒屋で会った人が手製の耳掻きを造るのが趣味で、一本くれると言うので貰ったのだが、これがすこぶる具合が良い。
既製品より先の部分が薄く良く掻き取れる。
まだ角が少々立ってるが、使いこんだらもっと良くなっていくだろう。
良い物を貰った。

夕飯くらいは自炊するかと買出しに出かける。
今日は豆腐ステーキ茸あんかけ、後は味噌汁と納豆くらいで十分。
茸は種類を多くいれた方が美味いが、6種類も買うと一回じゃ始末できない。
半分くらいはタッパーに詰めて次にまわしたが、日保ちするだろうか。
冷蔵庫の中で干からびてた古い味噌を始末して今日は新しい味噌を仕入れた。
何か新しい味噌というだけで美味いような気がしてくる。
若布の味噌汁と納豆、それと豆腐ステーキそして麦シャリで今日の晩御飯。
ちょっと気が早いような気もするが冬物語が発売されてたので一缶。

もうすぐ冬かあ。

困惑

2003年10月9日
自分を見失っているらしーく。
日記を書こうと思っても、書けない日が続きまーす。

既に前回の日記から、早一週間。
その間実は結構色々ありました。
兄貴の様な存在のマスターに酒を教えてもらった店に飲みに行って、閉店後2時間も居座って愚痴を聞いてもらったり、外に出る気が全くなくて自分の部屋でワインとか飲み始めた挙句、一瓶ラッパ飲みしてたり。
朝から何も食えなくて烏龍茶だけで生きてたら、胃液と烏龍茶の混ざったのははちみつレモンの味がすることを発見したりしています。

完全に自分を見失ってるようです。
多分今、酔ってる時にいらん事言われたらメキシカンタイフーンで地面に叩きつける位は平気でやりそうな気がします。

要は自分の行く末を、ちょっと考えちゃって不安になってるだけなんでしょう、が。
実際、何も考えなくてすむならその方が楽だよなあ。
安楽死なんて考えた奴を賞賛してみたくもなるよなあ。


なんてことを考えて、今日の仕事を終えてみる。
気が付けば居酒屋のカウンターに座ってる。

どんな酒を飲んでも普通に酔えない自分に、益々深みに嵌ってる事を実感する。

困りましたねえ。
何せ、自分が趣味に生きてた理由が言えないんですから。
良い機会なのかもしれないでしょうが。
答なんてあるんですか?
自分の納得できない意見なぞ、全身全霊をもって論破しそうにやさぐれてる自分が何か嫌。

疲弊

2003年10月3日
毎日の様に酒飲んでりゃあ、体力も落ちるわな。
風邪気味なのか熱っぽい気もするし、鼻がぐずぐずいっている。

午前中の会議×2で仕事は終わり、職場から解放。
昼飯を食いに久々にうどん屋に行くことに。
風邪気味だってんで卵とじうどんのダブルとおむすびというオーバーカロリーセットに挑戦。
朝飯食ってなかったので結構あっさり食べれてしまいましたとさ。

家に戻って昨日の日記をアップする。
書き直しを繰り返し何とか自分の考えを形にする。
その後は本を読んで夕刻まで寝て過ごす。

予てから友人との約束で今日も飲み。
7時に友人を迎えに車を出す。
あまり状態が良くないな。
嫌な汗が出るがエアコンをつけるとまた悪化しそうだ。
窓を半開にして風を入れる。
トンネルが途中にあるが、まあ良いか。
カーステで魔人の春日志士を大音量で掛け勢いをつける。
後ろにべったりと張りつく車がいる。
そんなに近づくと危ないよお。
世の中にはブレーキランプ点かないように、わざとエンジンブレーキでスピード落とす人もいるからねえ。
こんな風に。

どうやら解って戴けたご様子。
2度と近づいて来ませんでした。
結構結構。
人が風邪気味でいらついてるときにうざってえ真似すんじゃねえ。
性格悪いなあ、俺。

友人を拉致し、一旦駐車場からうちに戻り、自転車2台で居酒屋へ。
たまには他の店とも思ったが、昨日俺宛てに酒が届いてるから顔を出さなきゃなあ。
今日は結構客が多い。
まあ金曜だしな。
ビールを飲んでゆっくりと待つ。
赤羽刺し、牛松茸すき焼き風、茸の炒め、味噌味納豆焼と肴を頼み、酒は日本酒へ。
大将が竹鶴の大吟醸を飲ませてくれました。
大吟醸を3年寝かした物、広島酒らしく控えめな香りと、しっかりとした味が非常に良い感じです。

肴も順に届き、酒は昨日送られてきた晴耕雨読の原酒に移行。
友人には少々きつそうです。
その後、もう一本の破壊王初留取りも飲みました。
非常に美味しい酒でした。
最後に本日限定メニューの雑炊をいただいて締めにいたしました。

帰り際本屋に寄って2人してDIMEとアワーズを買ってます。
DIMEはシティバイクの特集が組まれていて、自転車好きの我々には外せない一冊でした。

コンビニで軽く食い物を買ってうちに戻り、さて飲み直しです。
先日、友人にウイスキー講座を行なおうとして逃げられたので今日は意地でも飲んでもらいます。
使ったウイスキーはニッカ余市蒸留所のシングルカスク12年、ウッディ&バニリック、フルーティ&リッチ、そしてシェリー&スイートの3種類。
まずは一番苦手そうなウッディ&バニリックをストレートで飲ませます。
思いっきりもだえ苦しんでます。
そりゃあそうでしょう、思いっきりピート臭がして酸味も結構きついウイスキーとしては最も飲みにくいタイプですから。
水で割ってもあまり美味いとは思わなかったようです。
俺的にはこの手のがウイスキーらしくて好きですが。

次はフルーティ&リッチ、匂いも果実臭が先に立ち、くせも少ないので先程のよりは良いようです。
ただし、リッチな分、舌にはガツンとくるので口に含んでまた悶えてます。
これも水割りにして味を覚えさせます。

最後にシェリー&スイート、先の2つに比べシェリーの甘い香り、口当たりもまろやかなので友人的にはこれが気に入った様です。
今後はこのタイプで鍛えていく事にしましょう。

最後に参考としてサントリーの山崎蒸留所の樽出原酒15年を飲ませましたが、なんか物足りなく感じてるようです。
よしよし、確実に酒飲みへの階段を上がっているようです。

ふと思ったが酒飲みの階段てのは全部で13段なんだろうか。
俺は既にどこまで登ったんだろうか?

接点

2003年10月2日
今日も休み。
とはいえ変な夢を見て7時過ぎに目が醒めてしまう。
何しろってんだこんな時間から、金もねえってのに。

洗濯をしたり、部屋の片付けをちょこちょことして、昨日の日記などアップしていたら昼近く。
居酒屋の大将からTELがあり、酒を買いに行くお供をする。
天気は上々だし、ドライブには最高だ。
約一時間ほどでまず目的の酒屋に着く。

俺は特に買うものも無い。
大将の方は店に出す泡盛と、頼まれ物を一本づつ購入。
しかし大将、今週既に8万近く酒買ってるらしい。
困ったもんだな。

時間があったので、近くにある造り酒屋の直売所を見に行く。
狭っ苦しい路地に車を止めて店の中へ。
俺は運転が有るし、大将は飲んだら仕事にならないので匂いだけを嗅いで判断していく。
色々と話をしている内に、専務だとか杜氏まで出てきて話始めてるし。
しかも俺まで名刺貰っちゃってるし。
全国区の酒蔵の杜氏の名刺貰ったのなんて初めてだよ。
酒の方は大将が今年の新酒から純米吟醸生酒、雄町純米、それと大吟醸を一本づつ購入。
だから買い過ぎだって。

酒を店の方に送り届けて家に戻る。
今日は先輩からお呼びが掛かってるので飲みには行けないのであった。
家で先輩からの連絡を待っていると、大将から電話。
何でも鹿児島から酒が届いてるぞとのこと。

送り主の名前を聞いて合点がいった。
鹿児島のBARの店主である。
前回訪れた時、土産に一本献上したので、そのお返しに送ってくださった様だ。
有り難く頂戴いたす事にしましょう。

本来ならばここから先輩宅に招かれてからの顛末を詳細に書き記すところですが、ちょっと今日は書けそうにありません。
粉塗した文章が面白くないのは重々承知なのですが、正直な今の心情を語るには自分自身にも覚悟が必要なようで。
こりゃまいった。

では続きを。

何の事はなく様は、奥方のご友人をご紹介戴けるという事なのだが、導入部がよろしくない。
この俺の知らない様な酒を先輩に送ってくるような女性である。
会った事はないが、相当の酒好きだろう。
これは負けてはいられない。

↑こう考えてる時点で何か間違っているのだが、とりあえず冷蔵庫から秘蔵の品を取り出し準備の方は万端。
薩摩切子と北海道で買ったお気に入りの酒盃のセットも準備しどこからでもかかって来い状態。
だーかーらー、そうじゃねえっての。

程無く先輩が迎えに来てくれていざ出陣。
先輩は今年の頭に引っ越したので初めて行く家だが、実はうちからそう遠くない。
しかし普段行かない方向なので、新しいコンビニやスーパーなど結構家から近いところにある事を発見。
今後、利用するかもしれないな。

先輩の家に着き中に通される。
前より大分広いところに引っ越した様だ。
子供が3人もいるとどんなに広くても広すぎという事はないんだろうけど。

先輩に持参した酒を渡す。
辰泉純米吟醸京の華と金泉純米吟醸万葉9BY。
金泉は醸造元が他の蔵に吸収される以前に造られた分。
蔵をたたむ噂を聞いたとき街中の酒屋を回って買い占めた内の一本だ。
新しい蔵で再販された銘柄もあるがもう手に入らない物もうちの冷蔵庫に眠ってる。

で、奥方の友人がご登場召されて、紹介される。
名前など基本情報のデータを頭に収めるが明日まで残ってるかどうか甚だ心配である。
こちらの方は超の付く位の酒基地外と紹介しておいてもらう。
まあ確かにその通りなんだが、それだけですまないのが俺なんですが先輩の手前、今日は大人しくしておきます。

そんなこんなで飲み始め、酒は金泉の方から。
持ってきた切子と擦りガラスの酒盃、中々受けがよろしい様で。
酒、凄え。
自画自賛っぽいが、5年古酒なのになんですかこの吟醸香は?
全然衰えてません。
それに加えて味の方も古酒らしい甘味が少し出て更に円熟してます。
こりゃ金出しても買えんわ。
後残りを大切に飲まなきゃなあ。

肴は先輩が採ってきた栄螺と常節の刺身。
また身が柔らかいんだ、採れたては。
そのほか焼茄子や茗荷の素揚げなど、この季節の酒にはぴったりな品々。
流石、先輩の家庭としか言いようがない。

しかし先輩は話し上手だ。
奥方には話せないが、外で飲みに行っても女性に受けが良いのがよくわかる。
何で仕事の話を一般の人に受けるように話せるんだ?
俺にはとても真似できない。
俺は酒だの漫画だのゲームだのの膨大だが愚にもつかない知識を薄っぺらな皮で覆ってるだけだから、興味のない話しは出来ないし、解ろうとも思わない。
それじゃ伴侶なんぞ見つかるわけもなかろうと自分でも解ってる。
でも後戻りは出来そうにない。

家庭の食卓に憧れはあるが、居酒屋のカウンターの居心地が良いんだ。

東京の酒屋の情報を教えてもらった時に俺の携帯のストラップをみて、奥方とご友人は興味を示したがそれが何かはわからなかったようだ。
決定、この人一般の方。
アンダーグラウンドの住人なら一発でわかるネタに反応しない。
おそらく2人で会ったとしても話が続かないに違いない。
酒の話だけでも出きるだろうが、俺の正体を知る事はないでしょう。

12時近くになって先輩の家を辞し歩いて帰る。
しかし乱れない様に飲むのはほんと疲れる。
明日、っていうかもう今日になるのか。
5時20分起きか。

えっ、ストラップ?
某ゲームのチャイナドレス三つ編み眼鏡っこさ・・・。

表題

2003年10月1日
タイトルを考えるのが段々煩わしくなってきた。
しかし最初に決めておかないと、筆が進まないんだよなあ。

一応、休みを貰ってたんだけど午後からの会議は出なくちゃ行けないってんで、午後から出勤。
特に長引く事も無く終了。

7時から先日異動してきた新人の歓迎会の予定だが、中途半端に時間があるので居酒屋で時間つぶし。
ビール一杯ときのこの炒めでゆっくりと時間を過ごす。
最近発売されたノンアルコールの日本酒というものを試しに飲んでみる。
こんなもんという先入観を少しは持っていたがどうしてどうして結構飲める。
少々甘口で量は飲めそうに無いが雰囲気は十分だ。
そしてもう一杯低アルコールの酒を試す。
こっちは大分匂いが強い。
花のような香りとかうたってるが、まあ白ワインに似た感じ。

7時近くなったので会場のカラオケボックスに移動。
俺的には趣味を同じくしない方々とのカラオケは苦痛でしかないので、飲み放題の方に走る。
生ビールから入って後は水の様に薄くて炭酸も効いてないジントニック風の飲物を飲んで過ごす。
まあ最近気に入った歌を一曲だけ歌っておけば面目も立つというもの。
オジー自慢のオリオンビールを歌っておく。
最初から延長も無いという事が決まってたし、金も無いので一次会で散会。

居酒屋に立ち戻り、泡盛時雨を一杯飲んでたが水物の取り過ぎで腹が痛くなってきたので暇する。
そうそう、裾止めのゴム、居酒屋前に落ちてたそうで、新しいの買わずにすみました。

安寧

2003年9月30日
ようやく一息つける。
久々に広島でゆっくりと出来そうだ。

まずは朝から洗車。
一ヶ月近く放っておいた車の埃は生半なことでは落ちない。
そのままコイン洗車場に持っていって、ちょっと時間の長いコースで汚れを洗い流す。
結構時間が余ってしまったので、ホイールやマッドフラップまで丁寧に流すことが出来た。

一度家に戻り、メールチェックなどの後、広島に出る。
今日の目的は本が数冊と、藍より青しの新刊DVD。
11時からと思ってとらのあなにいくとまだ開店してない。
11時半からだったらしくフタバ図書やひろぎんで時間を調整してから再びとらへ。
さっくりと買い物を済ませた後、昼飯に天津丼を食べにいく。

まだ12時になってないのにもう店内はほぼ満席。
何とかカウンターの角に座る事が出来た。
両隣のサラリーマンも天津丼を頼んでたらしく、俺より先に食べ始める。
2、3分遅れて俺のも届き食べ始めるが、俺が食べ終わった時、2人とも半分も食べ終えていなかった。
俺は確かに早食いの方だが、あまりにも遅すぎないか、あんたら。
そんなこっちゃ、昼休みが短くて大変だろうなどと思いつつ店を離れた。

帰り際、酒屋に寄って何本か酒を買った後、家に戻って一ヶ月振りに部屋を片付ける。
が、途中で飽きて買ってきた漫画を読んでるうちに5時過ぎたので飲みにいきますか。

途中、日本酒好きの後輩とすれ違い、誘ったら付いて来たので一緒に飲む。
後輩は千代むすび、俺はビールからのスタート。
肴はよこわ鮪刺し、豚バラ焼辛子味噌添えを注文。
今日もゆっくりと時間が進みます。
蛤の酒蒸し、銀杏塩焼きを追加して、俺も日本酒へ。
今日も巻機で行きますか。
俺が注文いれて明日新しく入荷するしな。
後輩も双頭の鷲を追加。
俺は更に焼酎「とっておき」という今日入荷した奴を一杯。
最後に麦とろご飯を戴いて店を後にする。

帰り際自転車乗る際に足に巻くバンドがどっかに、跳んでったことに気付き、後輩とわかれて戻ってみたが見つからなかった。
あー、また250円の損害だよ。

というか、酒を飲みに行く方が大損害なのでは。

跳躍

2003年9月27日
昨日まで広島にいたと思ってたんだが、なぜか今日は梅干と醤油の国にいる。
機器の修理は何とか終了し一昨日は居酒屋で飲んだはずだが、何を飲んだのか既に記憶域からデリートされている。
困った物だ。

まあ、仕事の方は滞りなく終了し、後輩と酒でも飲みに行こうかと街に出たがこれまた見事に何も無い所。
土地鑑も無いしとにかく明るい方へと向かっていたら、一軒の本屋がある。
何も買うものなど無いだろうと、たかをくくってたら鶴田謙二先生のForget Me Notが売ってた。
画集こそ買ってないがファンとしては見逃すわけにはいかずに購入。
ついでに話を聞いて、近くに数軒の飲み屋があることを聞き出した。

焼き鳥屋や郷土料理、後は焼肉屋などと競合した中から選んだのは、一軒の魚料理をメインとする店。
しかし駐車場が広いな。
大体飲み屋に駐車場自体ナンセンスな話だが。

後輩とカウンターに陣取り、まずはビール。
何品かつまみを頼んでいる内に、突出しが出る。
松葉銀杏、絹担ぎ、出汁巻き、白身魚の焼き物、そして和え物の5点盛り。
少々高い物につきそうな予感がしてくる。

頼んだ肴はよこわ鮪の刺身、赤いか刺身、カマとろの刺身、山芋饅頭、カシラの煮付けとオーソドックスに攻めてみました。
よこわ、赤いかはまあ普通です。
少々大ぶりに引いた刺身だが新鮮で申し分ありません。
カマとろは素晴らしい脂の乗り具合。
冷凍してあったのか最初少々硬かったのですが、脂が溶け始めてからの柔らかさと舌触りは、美味いだけでなく快感と言って良い。
当然、二杯目からは日本酒。
武勇の生があったのでそれにする。
後輩の頼んだ煮付けが来た。
どうもカシラというのはこちらの呼び名で、俺にはメバルに似てると思った。
濃い目の味で煮付けられた魚はあちこちほじくり回されて我々に駆逐された。
後輩も日本酒に替え、黒牛や紀州などを痛飲。
山芋饅頭も美味かった。

食べ物はもう良かったので、帰ってから食べようと、寿司を持ち返ろうとしたが、季節がらまだしていないとのこと。
唯一持って帰れた穴子の一本寿司をぶら下げて店を出る。
俺的には高いとは感じなかった。
肴も美味かったし、サービスにも文句は無く出張先でまた一軒良い店を見つけた。

コンビニで阪神タイガースチップスとかくだらない物を買いこんで帰る。
またそんなに買っていつ食べるのよ。
最近、体重がまずいことになってんだろうがよ。

拘束

2003年9月24日
帰ってきたと思ったら機器の故障かーい。
家帰れねえ。

回路図と首っぴきで故障箇所を探求していく。
センサー、演算部、表示部など一つ々々交換していくが、故障箇所がわからない。
後輩は昨日から探求してるので徹夜状態。
目が死んでます。

各部のコネクターを外しては調べ、付けては調べ結局夜の7時まで調べられるところは全部調べましたが、我々では特定に至りません。
完全にお手上げです。
結局、明日支所の方から応援を呼んで探求することとなり、今日のところは解放されました。

街に出れたのは既に9時過ぎ。
飯も食ってないので居酒屋に直行です。
既に次の出張まで36時間を切っているところが涙を誘います。

送りつけた酒の代金を受け取りました。
今日ここで相当な贅沢をしても使いきれないような金額です。
酒、買い過ぎです。
俺も大将も。

ビールから入って、つまみはいちじくの生ハム巻き炙り黒胡麻ソース。
とても居酒屋のメニューとは思えない洒落た1品です。
いちじくの甘味と生ハムの塩気、そして黒胡麻のソースがよくあってます。
2杯目に頼んだ伯楽星の吟醸によく合います。

折角なので鮪のとろなどを注文し贅沢に行きます。
酒は鶴の友へ。
今日のとろも非常に脂が乗っていて山葵がほとんど効きません。
しかし鶴の友はそれにも負けない、すっきりとしたよい酒です。

酒は4杯目綿屋、5杯目は泡盛の泡波、6杯目は焼酎田倉と続きますがなぜか全然酔いがまわってきません。
危険です。
明日は5時20分に起きて出勤だと言うのに。
腹にたまるものをという事で、フランスパンカラスミホワイトソース焼などとこれまた居酒屋らしくない物を注文。
でも美味いな。

時計の針も11時を過ぎたので帰る事にしました。
酔っては無いが無性にあくびが出る。
ここ数日3時間くらいしか寝てないからなあ。

明日はさっさと故障を直して帰りたいものだ。

迷走

2003年9月21日
なんか台風のせいで足止め食らってます。

最近、暇つぶしにGBAのメタルマックス2改をやってるがどうも中々難しい。
スーファミ版をやってはいるが何分大分昔の事でさっぱり覚えてない。
結構進んだところで4人目に仲間になった奴が実はものすごく序盤で仲間になる予定だったことが発覚。
これまでものすごい苦労して中ボス達を倒してきたこの俺の立場は?

PSにあるパズルゲームがある。
もう大分前に発売になったゲームで、ある漫画のキャラゲーとも言えるのだが、これが超が付く位ハードな難易度なのだ。
表面が全100面、裏が100面あるのだが、裏面の78面くらいで完全に行き詰まってる。
この面で詰まる前にも68面で6年ほど詰まってたのだが、そう考えると何とコストパフォーマンスに優れたゲームだろうか。

他にやり込んでるゲームと言えば、WSの東京魔人学園符咒封録位か。
暇つぶしにちょうど良いのだな。

基本的にゲームなどは説明書をあまり読まない事が多いので実は便利な機能などを知らなかったりする事が多い。
まあ大体のゲームは何とかなってしまうので、今後も説明書を熟読する事はあまり無いだろう。
所詮俺の人生など行き当たりばったりが似合ってる。
まあ某RPGのオープニング部分で30分悩んだ挙句、結局オープニング画面から出れなかった友人もいることだしな。

憧憬

2003年9月19日
九月も大分過ぎたというのにまだ暑い。
昼過ぎた辺りからまずは渋谷に出る。

まんだらけでコンバットコミックのバックナンバーを探すが見つからず。
その代わり倉上淳士の絶版になった単行本を発見したのでゲットする。

ハンズによって来年分のシステム手帳の月間ダイアリーと東京近郊の鉄道路線図を買う。
しかし俺のシステム手帳は、ほとんどが漫画の発売日と酒の情報しか書いてないのだな。

漫画喫茶で2日分ほど日記をアップして、6時頃新宿に出る。
友人の仕事が終わりそうに無いので先に市ヶ谷に移動し時間をつぶす事にする。

ファーストフードで飲物とチキンナゲットを買って、2階のテーブルを陣取ってGBASPで最近始めたメタルマックス2改のレベル上げ。
8時を過ぎた頃、友人の一人が到着する。
もう一人はまだ仕事が引けず先に始める事にする。

店はすぐ近くだが、中に入るとどうやら満員の様子。
1時間位待つかもしれないと言われたが、面子も揃ってないので店内で待つことにした。
我々が待ってる間にも何組もの客が入ってきたが皆諦めて帰っていった。
大した繁盛振りだ。

15分ほど話をしているとテーブル席が空いたので、座る事が出来た。
さて、始めますか。
今日この店を選択したのは沖縄料理と泡盛が充実しているからである。
先に来た友人も最近沖縄に行ってすっかりはまっているのである。
ゴーヤちゃんぷる、ソーキ炙り焼き、海ぶどう、豆腐よう、足てびちなどを注文しオリオンビールで乾杯し宴の開始である。
料理は待たされることも無く、程無くして届きたちまち目の前には沖縄料理が山と並ぶ。
オリオンビールをお代わりしながら、飲み且つ食らい沖縄談義に花を咲かす。

俺の携帯が突然鳴り出した。
ちょっとマナーに反するが奥まった席でしかも回りは相当騒がしいのでその場で出ることに。
誰かと思ったら沖縄の居酒屋で意気投合し、再会を約して電話番号を交換した人である。
何たる奇遇。
阪神が優勝した時にも留守電を入れていてくれたので、今度電話しようと思ってはいたのだが先に掛けられてしまった。
向こうも相当盛り上がってる様で、東京も負けじと沖縄料理で盛り上がってると伝えると、是非また一緒に飲みたいと言ってくれた。
有り難い事だ。
やっぱり良いな、沖縄は。
宝くじ当たったら家買って永住しようかな。

暫くしてもう一人の友人がようやく到着し、第2部の開始である。
友人は泡盛に替え、俺は八幡ろかせずから更に日本酒に替えた。
話題の方は夏の戦の反省から冬の展望、仕事から遊び、くだらない話題まで果てなく続き、気が付けばラストオーダーの時間になっていた。
友人が頼んだソーキそばを少し貰ったが中々美味かった。

反対方向の友人とは市ヶ谷で別れ、同方向の友人と東京駅まで出る。
京浜東北線のホームに上がったらまだ東海道線の最終が出ていなかったので友人に別れを告げ、東海道線に乗った。
しかし夕方にあった人身事故の影響で山手線を待つこととなり、結局20分以上遅れての発車となった。
こんな事ならそのまま京浜東北線乗ってた方がはやかったじゃねえか。
もう5分、もう5分とか延ばしやがって。
布団から出れねえ朝じゃねえぞ。

横浜駅のタクシー乗り場は長蛇の列。
ところが、200メートルも歩くとあら不思議。
こんなところにも客待ちのタクシーが沢山。
しかも列なんか出来るほど並んでないし。
てな訳であっさりタクシーに乗って帰宅。
近くのコンビニで降ろしてもらい飲物でも買おうと物色してたら懐かしい乳酸菌飲料があった。
昔、伯父が銭湯をやってた頃に脱衣所でよく飲んだなあ。
あまりに懐かしいので兄貴の分も買っちまった。

さて出張も大詰め、ようやく帰れるぜ。
何事も起こらなければの話だが。

俸給

2003年9月18日
一週間程南の方で仕事してました。
関東に帰ってきて携帯で日記見たら2000ヒット超えてました。
最近回りが早え。

関東での仕事はさっくりと終わり、また明日もオフとなりました。
前回は家でゆっくりしてただけですが今回は違います。
そう、公務員はすでに給料日を迎えているのです。

職場から開放された後、まず最初にしたのは酒屋に電話すること。
この季節発売される酒を注文するためにだ。
その酒の名は四季桜純米吟醸花宝、そして大吟醸万葉聖。
あの美味しんぼにも登場したことがある酒だが、そのレア度といったら今話題の十四代だのや百年の孤独、泡波などより上ではないかと思われる。
某関東の有名地酒専門店でもプレミア価格の上、抱き合わせといった代物である。
前に一度送ってもらったので電話してみたらあっさりと予約受け付けてくれました。
しかも花宝は2本。
いやあ、常日頃から酒屋のチェックはしとくものだね。

ちょっと贅沢に移動しこれまた有名なとある酒屋へ移動。
広島の居酒屋から電話で注文を聞き、一升瓶を6本も送りつける。
1万6千円もかかりましたが後で返ってくるのでいいや。
自分の酒を買おうと思ったけど持ち歩くのが大変なので広島帰ってから電話注文することにし、社長に挨拶して暇した。

横浜でハンズ回ったり本屋寄ったりしたら5時近くなったのでまた前回の酒屋で一杯引っ掛けることにした。
阪神が優勝したということで、今日は安芸虎の全麹仕込み、2003年阪神?ラベルを飲む。
香りが結構甘い、栗みたいな匂いがして心地良い。
今日はつまみに冷奴を貰う。
ものすごく美味い豆腐なのだが、しかし一丁は多すぎ。
もう一杯木戸泉の1980年仕込みを飲み終えたころには腹一杯になってしまった。

これから家帰って飯食うのに。
何やってんだか。
明日は友人たちと飯食いに行く約束だ。
その日記は広島に戻ってからかなあ。

陶酔

2003年9月9日
結構長く間が開いてしまったが、日付的には3日振りの更新です。
久々の関東って夏祭りのときに来てましたが、今回は仕事でございます。

まあ仕事の方はあっさり片がついたので明日もオフという運びになり、給料日前で金もないので実家などに帰ることに致しました。
横浜で本屋を回って単行本などを何冊か買う。
しかし横浜の本屋は中途半端だな。
一軒で全部揃うような品揃えをしてくれんものかな。

さて5時近くになりましたが帰るにはまだ少々早いか。
横浜からバスで15分も乗れば実家についてしまう。
ということで酒屋に寄るか。
軽く飲むためにな。

横浜から程近いある酒屋。
店の一角に酒の飲めるスペースがあるのだが、そこいらの立ち飲みとは訳が違う。
いや、酒が違うといったほうが良いか。

ここの店主とはだいぶ前からのなじみである。
顔を合わすなり最近の酒談義が始まり、それから一杯の酒を勧めてくれた。
寝越庵、木戸泉の1987年、全麹仕込み。
凄い、まるで熟成に耐えたソーテルヌみたいだ。
過去に一度シャトーディケムを飲んだことがあるけど遜色ない。

勢いがついて2杯目。
今度は南部美人の2003年。
これも全麹仕込みで91号と書いてあるのはタンクの番号だそうだ。
軽い、さっきの木戸泉に比べるとこっちは非常にすっきりとした酒だ。
ドイツのリースリングのワインより軽いかも。
これは限界を見失わせる危ない酒かもしれない。

「これを試してみて」とグラスの中に少しだけ注がれた酒を出してくれる。
銘柄を聞くと、鏡山、昭和58年仕込み純米吟醸無濾過生の常温貯蔵酒。
長期熟成酒の会合でもらった非売品だそうである。
水を一杯もらって口の中をすすぎ、真剣に利く。
・・・・・言葉が出ない。
判るのは舌ではなく上顎の部分がこの酒を美味いといっているといううこと。
まったくこの店はいつ来ても驚きの連続だ。

余韻と酔いで少々ほやっとしてきたところで、次の酒。
おいおいまだ飲むのか。
他のお客さんも2、3人入ってきたので、ゆっくりしていよう。
木戸泉アフス2003、かなり昔からある高温多酸醸造の酒である。
うちの冷蔵庫にも一本あるがだいぶ趣が違ってるそうである。
先ほどの南部美人に似ているがこちらの方が少々重め。
普段からワインを飲みなれてる人はこっちのほうが口に合うかもしれない。

店主は先ほどからカウンターの中で蕎麦を打っている。
なかなか手馴れたものである。
日本酒好きに蕎麦嫌いはあまりいないと思うが、俺も当然麺食らいである。
目の前で蕎麦を打たれて黙っているほど我慢強くもない。
締めにと蕎麦を注文、蕎麦が茹で上がるまでの一杯に木戸泉の寝越庵1985年を飲む。
うーん、これが昔飲んだアフスに最も近いかな。
しかしうちのは何年物だろうか。
美味く熟成してるのか心配になってくるよなあ。

俺的に蕎麦にはあまり薬味を用いない。
使っても山葵を少し、蕎麦の上に乗せて食うくらい。
理由は最後の蕎麦湯が不味くなる。
蕎麦湯は残った蕎麦つゆを割って飲むのが一番美味い。
そこに山葵の香りや葱は興ざめってもんでしょう。

蕎麦を手繰って暇をすると外はもう暗くなってた。
さて途中でビール買って帰って実家の飯も食うか。

夢見

2003年9月6日
最近夢見がよろしくない。
首を絞められる夢を見たりする。
まあ大抵は妙な態勢で寝ている俺が悪いのだが。

酒飲んで寝るとあまり夢を見ることはないから、偶に妙な夢を見て記憶に残ってるだけかも知れない。

で、居酒屋で酒飲んでる夢を見ました。
おっと、夢の中まで飲んでるのかとかいう突っ込みは無しです。
まあ憶えているのは以下の感じで。

?場所は今迄行ったことの無い土地、金沢という単語が頭に残ってるが覚醒後の追加情報の可能性有り。

?店は二階に上がった所にあり、バーのようなカウンターだが出てくるのは和料理と日本酒、内装も暗め。

?連れは今まで会ったことは無いがお互いに知っている、ネット上での知り合いと思われる。

?肴を直に手渡されたりと破天荒な料理。

?弾力があるんじゃないかっていう位、薄手のグラスに注がれる極上の酒。

?店の名前は「伊丹」だかそんな感じの名前。

以上のことを踏まえて考えてみると、よく判るようでさっぱり判らない。
ただ一つ言えるのは、あのまま続いてたら物凄く楽しそうな夢だったろうに。
ああいう夢なら辛い現実に帰って来れなくてもいいかなあ、とか思ってしまう今日この頃であった。

千秋楽

2003年9月4日
珍しくタイトルが3文字です。
他に良い考えが浮かびませんでした。

昼過ぎに街に出る。
飯を食ってなかったのでまたステーキ屋で昼飯。
今日は昨日と違う店。
沖縄のことについて書かれた本で紹介されてた店だ。
ここも建物が古い。
なんていうか大昔の喫茶店みたいな造り。
テンダーロインステーキとオリオンビールを注文。
まずスープとサラダが出る。
スープは味が濃くて、昨日の店よりこっちのほうがいいな。
出てきたステーキはこれまた大きなヒレの部分。
昨日のは250グラムで今日は240グラム。
しかもヒレなのに昨日の店より安い。
塩と胡椒を軽く振って端からもりもりと食う。
美味い。
脂の乗った和牛の高い奴も好きだが、こうして食べる肉も良いもんだ。
満足して店を後にした。

本屋に寄って8月の末に出た本を何冊か買う。
ようやく本屋に入ってきたようだ。

ネットカフェでまた日記のアップ。
昨日の分を少々加筆修正して、ついでに今日の今までの分を書く。

さて、明日は沖縄を離れます。
犯罪を誘発しそうな格好のお姉ちゃんが一杯歩いている中、酒場とネットカフェと銭湯とで大半の時間を過ごしたつかの間の休息でした。
次は何処で書けますかわかりませんが、しばらくお待ちください。

では最後の夜を楽しみに行きます。

行ってきました(笑
昨日までの沖縄で十分すぎるほど楽しんだ訳だし、はっきり言って焼鳥でビールでも飲めりゃそれで良かった。

ところが普通の焼鳥屋ってのが全然見当たらない。
暑い中2、30分もうろつき回ったが発見できたのは地鶏炭火焼の店ぐらい。
実はあの鹿児島風の地鶏炭火焼はあまり得手ではない。
食えなくは無い。
ただ美味いという店に当たった事が無いのと、大抵この料理はものすごく大量に出てくるので他のものが食えなくなる。
それゆえ少々苦手なのである。
そんな訳でスルー、あえて全国チェーンの居酒屋に入ることにした。

いやはや、やってくれました、酔○伝久○店。
最初っからチェーン店のサービスなど欠片も期待していないが、ある意味期待通りでした。
最初のビールがタイムサービスで99円。
焼き物盛り合わせ、肉餃子、串カツを注文して、250円もする突き出しの冷奴をつつきまわす。
サービスで置いていった新聞を読み、中ジョッキをゆっくり飲みながら里見桂の単行本を読み終えると、早や30分が過ぎております。
ウェートレスを呼びつけ2杯目のビールを注文する傍ら、オーダーを確認するとものの見事に通っていません。
そのぶら下げてる遠隔オーダーシステムは飾りですか?
そうですか。
冷ややかな目でプレッシャーを与えます。
性格悪いな、俺。
4コマ王子、小坂俊史の本を読みながらビールを飲んでると今度はすぐに持って来ました。
これだけ待たされて怒鳴るでもなく追加注文してやるなんて心が広いなあ、俺。
飯もののイクラ巻きと三色豆腐を追加。
またまたやってくださいましたあ。
出てきた三色豆腐、どうみても二色です。
豆腐の数は3つありますが、味も2種類でした。
いやあここまでやってくださるとは予想外でした。
あまりにも楽しかったのでこうして日記にアップするのと、某掲示板にさらすくらいにしときます。
ねえ、○虎伝○米店さん。

こうして画竜点睛を欠く最後の夜を過ごせたからこそ、また沖縄に来たいと切実に思えるわけですから。
当分来れねえだろうけど、次は仕事じゃなくて自分の時間で来たいものだ。

緩流

2003年9月3日
目が覚めると8時。
またネットカフェでそのまま寝ちまったか。
昨日は飲んだしなあ。

しかし見事に遊び呆けてるな。
とても公務員とは思えねえ。
まあ台風で失った夏休みを貰ってると思えば良いか。

もう面倒くさいので、日記を修正したり漫画読んだりして昼までネットカフェで過ごす。
昼飯食いに市場に向かってたらちょうど後輩が居たので一緒に飯を食う。
今日はソーキソバにソーメンちゃんぷる。
後輩は沖縄そばとスクガラス豆腐。

飯の後後輩と別れまた街を彷徨う。
Tシャツ売ってる店がやたらあるがその中でそれはまずいだろうってのを発見してしまった。
侍魂と男塾。
いくらパチンコ屋に吸収されたとはいえ、まだ版権か商標持ってるだろ。
しかもオリジナルとか言って売ってるのが笑える。

本屋を廻って時間つぶし。
本土じゃ出てる本もあろうがこちらでは未だのようだ。
さすが時間の流れが緩やかだ。
俺もあくせくとせず、ゆったりと生きたいものだ。

3時過ぎに銭湯で汗を流す。
いやあ爽快々々。
どうせまた外でたら汗かくんだろうけど。

国際通りの地ビール飲ませる店でビール2杯飲んだ後晩飯。
流石に沖縄料理も食傷気味なので、肉でも食うか。
クッキングパパの作者、うえやまとちも行ったというステーキ屋に入る。
うわーなんか街の食堂みたい。
オリオンの瓶とニューヨークステーキのLを頼む。
まずスープとサラダが出た。
なんていうか良くある味だがほっとする。
さてステーキのお出ましです。
で、でけえ。
なんか20センチ×20センチくらいの肉が鉄板上でじゅうじゅう言ってます。
ビール飲んだ腹で食いきれるかなと心配になったが、結構あっさり食べれてしまいました。

さて飯も食ったし、酒でも飲みに行くか。
流石に泡盛も食傷気味なので、今日はBARにでも行くか。
ガイドブックを頼りに良さそうな店に行ってみる。
何か閉まってるてるし。
ガイドブックを見直すと開店時間が来てなかった。
というよりなんかすでに店が無い?
少し歩いて次の店に・・・無い!
ここもか。
さらに15分ほど歩き3軒目にしてようやく店内に入ることを許された。

カウンターの中にはバーテンダーが2人。
そのうち一人は女性だった。
うおっ、ものごっつい美人。
久々に手放しで認めるわ。

とりあえずジントニックを注文。
女性バーテンダーが作ってくれる。
ベースはビーフィーターか。
俺的には今タンカレーNo10がお気に入りだがまあ良いや。
ちょっとステアが強かったか、炭酸がいまいち効いてない。
カウンターには他に女性の2人連れと男が一人。
女2人連れはマリブとかメーカーズマークをロックで飲んでる。
相当な酒飲みだな。

2杯目に涼しげにアラスカを注文。
とにかく冷たいのが良かったのでシェークで作ってもらう。
うーむ高々2オンスのカクテル作るのにそのシェーカーは大きすぎないか?
とか思ってたら案の定氷片だらけになってる。

3杯目を飲んで帰ろうと思ってるが、思い浮かばない。
バックバーにディタがあったのでディタを使ったカクテルを所望する。
どうも何かオリジナルっぽいがレシピは見てなくてよくわからんかった。
ディタともう一つリキュール、パイナップルジュースをシェークしてグラスに移しソーダで満たす。
名前を言ってたようだが声が小さくてよくわからんかった。
まあそれなりの味ですな。

結論から言うと総合的にBARとしては、今一つと言わざるを得ない。
まあ銀座の某店のジントニックとか体験したら点が辛くなるのは仕方ないからなあ。
でも、客のグラスが空いてるのを見て黙ってる様ではまだまだでしょ。

外に出るとまだ暑い。
街と人は今からがヒートアップの時間だろう。
今日はまともに帰ろう。
明日は最後の一日、どうやって過ごそうか。


兄弟

2003年9月2日
タイトルはうちなーぐちでチョーデーと読んでくだせえ。

出張先で朝からフリーってのも困ったものだな。
とりあえずまんが喫茶で時間をつぶし、10時過ぎに街に出る。
とりあえず本屋にでも行くかと、適当に歩いたら方向完全に間違って反対方向に歩いてしまってた。
ちょうど新しくできたモノレールの駅があったので乗ることに。
高架から眺める街は中々だ。

かなり大きな本屋を発見し、4コマ雑誌を一冊と泡盛の本を一冊買い、昼も近くなったので飯でも食いに行こうとする。
少し離れたところにラーメン屋があるということでまたもモノレールで移動。
帰りも使うだろうと、1日乗車券を買う。

店はあっさり発見できたが、入り口が良く分からない構造でほかの客にくっついて中に入る。
とんこつラーメンとチャーシュウ飯、それとオリオンの生を頼んでしまう。
ラーメンは及第点、チャーシュウ飯はもう一歩ってとこ。

生にんにくも入れたので外に出ると汗が吹き出てくる。
近くのショッピングセンターに避難し休憩所で汗が引くのを待つ。
ふと見ると、マッサージチェアの体験コーナーがある。
大抵こういう所はいつも人が一杯なのだが誰もいない。
っていうか販促員もいない。
チャーンス、ってことで最新式のやつを試す。

おおっ?おおおおっ?
効くー。
もうなんていうか揉むわ叩くわ火を吹くわ。
いや火は吹かんか。
肩から腰から足までほぐしまわされてあちらの世界に引きずり込まれそうでした。
しかし30万は手が出ねえなあ。
宝くじ当たったら買うか。

午後ものんびりと過ごし、夕方になって飲みに出ようとする。
ある本で紹介されてた居酒屋を目指す。
住所を頼りにたどり着いたがそこにあったのは、店の痕跡だけ。
寂しい様な悲しい様な気持ちで繁華街へ戻り、一本路地裏の居酒屋に入る。

オリオン生と豆腐ちゃんぷるを頼む。
8時近いがこの街ではまだ早い時間なのだろう、ほかに客はいない。
豆腐ちゃんぷるはものすごくうまい。
一人だと量的にあまり食べれないが。
泡盛に切り替え、豆腐ようを頼む。
ここの豆腐ようは自家製らしい。

だんだんと客が増えてくる。
隣に座ったおじい(沖縄ではこう呼ぶのが普通らしい)、相当酔ってるらしく頼んだ瓶ビールを俺に突き出す。
「すいません僕今泡盛なんで」とか言ってもまるで聞こえないように俺のグラスに注ぐ。
おかげで泡盛のオリオンビール割という、危険すぎる代物を飲む羽目に。
しかし結構うまいぞ。

隣のおじいはうちなーぐちでしきりに話しかけてくるがほとんど分からない。
分かったのはおじいが、山原の方の人だということ、それと鹿児島の何とかさんが偉いということだけ。
おじいが帰ると隣に座ったのは世代の近そうな人。
店の中はもう満席だ。
そこからは盛り上がった。
群大の学生さんや隣の人と話をして、大いに飲んだ。
店の大将が阪神ファンだったりして野球談義をしたり、オリオンビールの唄をみんなで唄ったりして大いに盛り上がった。
まさにイチャリバチョーデー、一度会えば兄弟の精神だ。
大将に週間ベースボール特別号阪神?への軌跡をプレゼントして店を辞したのはもう日が変わろうかという時間だった。

さて明日は何をしようかな。

加齢

2003年9月1日
毎年恒例の事ながら、出張中に又一つ歳をとってしまった。
既にこの歳になると苦痛なだけだが。

途中西郷さんの国に寄って、今日は泡盛の国。
朝から風が強い。
台風13号の影響はまだ残っているようだ。

西郷さんの国ではいつものごとく、酒屋を巡り居酒屋で後輩と飲み。
居酒屋では首折れさばや秋太郎の刺身、きびなごなどの刺し盛りや飛び魚のつけあげなど鹿児島らしい物を腹いっぱい食べた。
っていうかあんたら頼みすぎ。
帰り際、例のバーで良い酒を飲んで帰ろうと思ったが、開店時間が9時を過ぎるので後輩が帰りたがり、今回は涙をのんだ。
次回は一人ででも絶対行く。

さて、今日は風こそ強いが天気は上々。
不健康な人間には強すぎる南国の日差しが肌に刺さります。
昼頃に街にでて先ずは同僚と昼飯。
市場の2階の食堂街の適当な一軒でオリオンビール飲みながら、ふーちゃんぷる、そーめんちゃんぷる、海ぶどう、ラフテー、足てびちなど沖縄料理を食べまくり。
幸せ幸せ。

さて腹も一杯になった所で、土産などを物色しに街を彷徨います。
同僚はご当地物のキティちゃんのコレクターなのであちこち回って物色、俺は泡盛の揃った店をくまなく物色し市場調査に余念が無い。
あちこちで試飲したので、ぼうっとしてきました。

今回もう一つ欲しい物があってそれを買いに行く。
よく海人(うみんちゅ)のTシャツを見かけるが、俺が欲しいのは酒愛人(ぐしくや)のTシャツ。
前回来た時にサイズが無くて諦めたが今回は無事にゲット!
他の店で禁酒とか書いたTシャツもあったが、俺が着てるとこれ以上笑えるものも無いのでまあ止めておくか。

泡盛を二本ほど居酒屋のマスターに贈りつけて、疲れてきたのでマンガ喫茶で日記など書いている。
ここでゆっくりしてから、夜の部に備えるとしましょうか。
さて福本伸行の漫画でも読むか。

銀と金の読んでなかった続きを読んで、5時半を過ぎたところで夜の部に出発。
本屋によって本を見るが流石に発売日が遅い。
6時半頃に夜の部開始。

今度も居酒屋。
北海道の秋刀魚とかも置いてあったり、中々良さげ。
秋刀魚刺、マグブー刺、ひらやーち、レバ刺、カジキマグロステーキ、もずくかき揚、豚肉と島キャベツの炒め、たこわさび、豆腐よう包み揚など注文しすぎってくらい注文。
生オリオンで乾杯して食べる食べる。
途中から泡盛に切り替え、時雨、残波など都合4合を飲んで気分も腹も満足いった。

カウンター席に中尾彬らしき人物がいて、本物だろうかという話になったが、別にどっちでも影響ないので本物ということにして決着。

同僚達と別れて、ネットカフェで日記をアップ。
流石に疲れた。
今日はここで寝ちまおう。

< 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13

 
TEN

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索